goo blog サービス終了のお知らせ 

花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

紅葉三昧(2)

2015-12-05 | 植物 花

公園の「モミジ」の紅葉、秋の陽が、木々の陰を長く引きます。

前回に続き、木々の紅葉を挙げてみました。

最初に、ブナ科、コナラ属で、落葉広葉樹の総称の「ナラ」(楢)Quercus/Oak の中から

「コナラ」(小楢)と「クヌギ」(橡)の紅葉です。

同科、同属には、「ミズナラ」(水楢)Quercus crispula、「カシワ}(柏)(Quercus dentata)等も有りますが、今回は、省略です。

他のこ木々の紅葉と比べると少し劣りますが ・ ・ ・ “黄葉” として視ると、 なかなかのものです。

「コナラ」、「クヌギ」、「ミズナラ」、「カシワ」は、夫々、葉の形、実(ドングリ)の形の違いで区別できます。

尚、「コナラ」(小楢)は、「ミズナラ」(水楢)の別名「オオナラ」(大楢) に対して付けた名前の由


<「コナラ」(小楢)>

ブナ科、コナラ属、落葉広葉樹、日本、中国、朝鮮半島原産、学名 Quercus serrata

なかには、下図の様に赤く紅葉する葉も視られますが

赤と緑のコラボが綺麗な紅葉前の葉です。

大概の葉は、黄葉になることが多いようです。


希に、この様に紅葉するものも

下図は、「コナラ」の実です、細身で、形は、「椎」の実に似ています。

<「クヌギ」(橡)>

葉は、艶が有る長楕円形、「コナラ」等と同様、鮮やかな紅葉にはなりませんが、黄葉が愉しめます。

亦、初夏の頃には、若葉の緑が愉しめます。

同時に、雄花が穂状になって垂下がります、雌雄異花ですが、雌花は、見付け難い小さな花です。

穂状の花は、「コナラ」の雄花と似ていて、風媒花とのことです。

ブナ科、コナラ属、落葉高木、日本、東南アジア原産、学名 Quercus acutissima、英名 Sawtooth Oak

葉は、「コナラ」と比べて細長い形で、艶が有ります。


色褪せた落葉の色も風情が有ります。

下図は、「クヌギ」の実です、=10月撮影=

直径2~3cm位で球形、下半分は、椀型の殻斗に入り、殻斗には、イソギンチャクに似たトゲトゲが着きます。


、日本、東南アジア原産の ニレ科、ケヤキ属の「ケヤキ」(欅) Zelkova serrata /Japanese zelkova も

上に載せた二種より小さな葉ですが、紅葉、黄葉が美しい樹木です。

木目が美しい木材なので、家具等に加工することが多いようです。

<各画像は、クリックで拡大します>

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今般、NTT東日本 福島支社様の御好意により、福島各地のLIVE映像<ふくしまの窓から>にリンク許可を得ました。

季節の移り変わりをLIVEで視ることができます、花に飽きたら是非LIVE映像を御覧下さい、

尚、夜間は、不可視の場所が在ります。

休日等には、湖畔での結婚式の様子も視ることができます。

高原は、すっかり雪化粧をしています、寒い寒い冬の到来です。

<下図をクリックして御覧下さい>


この記事についてブログを書く
« 紅葉三昧(1) | トップ | 紅葉三昧(3) »