公園の「モミジ」の紅葉、秋の陽が、木々の陰を長く引きます。
前回に続き、木々の紅葉を挙げてみました。
最初に、ブナ科、コナラ属で、落葉広葉樹の総称の「ナラ」(楢)Quercus/Oak の中から
「コナラ」(小楢)と「クヌギ」(橡)の紅葉です。
同科、同属には、「ミズナラ」(水楢)Quercus crispula、「カシワ}(柏)(Quercus dentata)等も有りますが、今回は、省略です。
他のこ木々の紅葉と比べると少し劣りますが ・ ・ ・ “黄葉” として視ると、 なかなかのものです。
「コナラ」、「クヌギ」、「ミズナラ」、「カシワ」は、夫々、葉の形、実(ドングリ)の形の違いで区別できます。
尚、「コナラ」(小楢)は、「ミズナラ」(水楢)の別名「オオナラ」(大楢) に対して付けた名前の由
<「コナラ」(小楢)>
ブナ科、コナラ属、落葉広葉樹、日本、中国、朝鮮半島原産、学名 Quercus serrata
なかには、下図の様に赤く紅葉する葉も視られますが
赤と緑のコラボが綺麗な紅葉前の葉です。
大概の葉は、黄葉になることが多いようです。
希に、この様に紅葉するものも
下図は、「コナラ」の実です、細身で、形は、「椎」の実に似ています。
<「クヌギ」(橡)>
葉は、艶が有る長楕円形、「コナラ」等と同様、鮮やかな紅葉にはなりませんが、黄葉が愉しめます。
亦、初夏の頃には、若葉の緑が愉しめます。
同時に、雄花が穂状になって垂下がります、雌雄異花ですが、雌花は、見付け難い小さな花です。
穂状の花は、「コナラ」の雄花と似ていて、風媒花とのことです。
ブナ科、コナラ属、落葉高木、日本、東南アジア原産、学名 Quercus acutissima、英名 Sawtooth Oak
葉は、「コナラ」と比べて細長い形で、艶が有ります。
色褪せた落葉の色も風情が有ります。
下図は、「クヌギ」の実です、=10月撮影=
直径2~3cm位で球形、下半分は、椀型の殻斗に入り、殻斗には、イソギンチャクに似たトゲトゲが着きます。
、日本、東南アジア原産の ニレ科、ケヤキ属の「ケヤキ」(欅) Zelkova serrata /Japanese zelkova も
上に載せた二種より小さな葉ですが、紅葉、黄葉が美しい樹木です。
木目が美しい木材なので、家具等に加工することが多いようです。
<各画像は、クリックで拡大します>
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今般、NTT東日本 福島支社様の御好意により、福島各地のLIVE映像<ふくしまの窓から>にリンク許可を得ました。
季節の移り変わりをLIVEで視ることができます、花に飽きたら是非LIVE映像を御覧下さい、
尚、夜間は、不可視の場所が在ります。
休日等には、湖畔での結婚式の様子も視ることができます。
高原は、すっかり雪化粧をしています、寒い寒い冬の到来です。
<下図をクリックして御覧下さい>