”夏、ブルー” の最終は、「クレロデンドルム・ウガンデンセ」と「ルリマツリ」のブルーの花です。
<「クレロデンドルム・ウガンデンセ」>
集散花序に蝶形の花を咲かせます、五枚の花弁の内、4枚は淡い空色で、一枚が濃い青紫色をしています。
仲間には、前回載せた「ボタンクサギ」や「ゲンペイクサギ」、「クラリンドウ」等が有ります。
クレロデンドルム属、非耐寒性半蔓性低木、アフリカ ウガンダ原産、学名 Clerodendrum ugandense
英名 Blue butterfly bush、他に、「ブルーウイング」(青い翼)、「ブルーエルフィン」(青い妖精)の名前が
付いていましたので、品種名かと思ったのですが、どうも、商品名のようです。
亦、フジウツギ科の「ブッドレア」(房藤空木)も「バタフライブッシュ」の名前が付いていました。
次は、「ルリマツリ」です、名前の通り瑠璃色が綺麗な花です。
<「ルリマツリ」(瑠璃茉莉)」>
名前の通り、瑠璃色の種類が多いのですが、白い花も有ります。
「ルリマツリ」の種類は、20種位有るとのことですが、一般に「ルリマツリ」と呼ばれるのは
「プルンバゴ・アウリクラータ」とか、花径2cm位、瑠璃色の5弁の花を房状に着けます。
「ルリマツリ」の<ルリ>は、瑠璃色、<マツリ>は、<祭り>ではなく、<茉莉>で
「マツリカ」(「ジャスミン」)に由来するとか
蕾、萼、果実が繊毛で覆われています、この繊毛は、”引っ付き虫” の役目をします、子孫を増やす為とか
暑さにも比較的強いので、花の色は、一服の清涼剤です。
イソマツ科、ルリマツリ(プルンバーゴ)属、半耐寒性常緑低木、南アフリカ原産、学名 Pulumbargo auriculata
=P.capensis、英名 Plumbago,Cape plumbago、別名「アオマツリ」
白色の花も清涼感タップリです。
園芸種の「プルンバーゴ ’アルバ’」 Plunbago auriculata 'Alba' です。




















