猛暑も収まり、秋の気配と供に、黄色や橙色の花が目立つ季節になりました。
「ジニア・リネアリス」(ホソバヒャクニチソウ、細葉百日草 )=上図=も小さな花を密集させて花壇を彩ります。
葉は、「ヒャクニチソウ」とは違って、線状で披新針形、“細葉” の名前の由来です。
キク科、ヒャクニチソウ属、学名 Zinnia angustifolia、非耐寒性一年草、北アメリカ原産、別名 「ジニア・アングスティフォリア」
「メランポジウム」=上図=も小さな(直径約2cm)黄色い頭花を密集して咲かせます。
暑さに強く、夏中愉しみました、背丈も低く地表を覆うように広がります。
キク科、メランポジウム属、非耐寒性一年草、北アメリカ南部、メキシコ原産、学名 Melampodium paludosum
英名 Gold medallion flower 英名の Melampodium は、ギリシャ語で <黒い足>の意味とか、黒い色の茎を著している由
「ディッソディア」(ダールベルグ・デージー)=上図=も秋の陽を受けて、黄色の花を輝かせます。
「野菊」の様な小さな黄色い花を多数咲かせ、 線形の細かい葉と花とが優しい姿を作り出します。
キク科、ティモフィラ属、非耐寒性一年草、北アメリカ、メキシコ原産、学名 Thymophylla tenuiloba
=Dyssodia tenuiloba、英名 Dahlberg daisy
次は、“黄色い「バレンギク」” 「エキネセア・パラドクサ」=下図=です、「ムラサキバレンギク」 と同様人気が有ります。
「バレンギク」(馬簾菊)の<馬簾>は、聞き慣れない言葉ですが、昔の火消しの火災防具の<纏(まとえ)>の下に着いた
ヒラヒラした物の名前とか、下垂した舌状の花弁の様子を著わしているいるようです。
亦、学名の<Echinacea>は、ギリシャ語で<針鼠>の意味で、苞の様子が棘々しているからとのこと
他説には、盛り上がった多数の筒状花が、<針鼠>に似ているからとなってましたが
アメリカインディアンが薬草として利用した由
キク科、エキナセア属、北アメリカ原産、耐寒性多年草、学名 Echinacea paradox、英名 Yellow coneflower
小さな “秋のヒマワリ” 「ヤナギバヒマワリ」(柳葉向日葵)=下図=も黄色い頭花を輝かせます。
周りの舌状花は、黄色で、花の芯の筒状花は、褐色です。
細長い披針形が、<ヤナギバ(柳葉)>の名前の由来とか、互生します。
キク科、ヒマワリ属、常緑多年草、北アメリカ原産、学名 Helianthus salicifolius =H.orgyalis、英名 Golden pyramid
別名 「ヘリアンサス」、「ゴールデン ピラミッド」
今回の最後に、「キクイモ」(菊芋)=下図=を載せてみます、“天然のインシュリン” と称して血糖値を下げる薬効が有る由
ネットでも花の詳細よりサプリメントの説明が、多いのですが、花も見応え十分です。
家畜の飼料として北アメリカから輸入した由、「豚芋」、「アメリカ芋」の名前も付いています。
キク科、ヒマワリ属、多年草、北アメリカ原産、学名 Helianthus tuberosus、英名 Jerusalem artichoke
<各画像は、クリックで拡大します>
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今般、NTT東日本 福島支社様の御好意により、福島各地のLIVE映像<ふくしまの窓から>にリンク許可を得ました。
季節の移り変わりをLIVEで視ることができます、花に飽きたら是非LIVE映像を御覧下さい、尚、夜間は、不可視の場所が在ります。
休日等には、湖畔での結婚式の様子も視ることができます。
高原もすっかり夏の装いです。
<下図をクリックして御覧下さい>