ジャケット写真だけでも「買い」ですね~♪
最近、家にいるときは、渥美マリさんの『夜のためいき+6』&『ハワイで逢いましょう』を子守唄代わりに聴いています。早いときは数曲で眠ってしまうので、両アルバムとも最後まで通して聴いていないと思うのですが、とても気に入ってます。
『夜のためいき+6』は、デビューアルバムの『夜のためいき』(1970年)に、シングル盤収録の6曲を加えて、みうらじゅんさんの解説(ラブレター)付きで復刻されました。本当のことをいえば、紙ジャケット仕様のCDがプレミアになってしまった池玲子さんの『恍惚の世界』と同じように、(紙ジャケ『恍惚の世界』は情報不足で手に入れられなかったけれど、米国盤DVDのオマケでCDの円盤のみGET)「ジャケ買い」したのですが、彼女の声を聴いてびっくり仰天! 70年代前半を代表するセクシー女優のルックスとは裏腹な、繊細で可憐な声でありませんか。しかも艶がある! 肝心なジャケットにしても、身も蓋もない?『恍惚の世界』と比べると、「アート」しています~♪
こちらは紙ジャケ仕様の『ハワイで逢いましょう』
1971年に発表された『ハワイで逢いましょう』は、彼女の声質を100%生かした夢のようなアルバムで、なるほど、彼女にはハワイアンが良く似合います! 英語の歌詞も難なくこなしていて驚かされました。さすが、和製ブリジット・バルドー! バルドーはフランス人だけど、彼女が英語で歌えば、こんな感じになる? 完全復刻されたこのアルバムには、波の音などの効果音に彼女のナレーションも入っていて、眠り薬としても最高です。良い夢が見られますように~♪
渥美マリさんは、伝説の女優の一人として登場してもらう予定だったのですが(実はリアルタイムでは『ガメラ対宇宙怪獣バイラス』以外見ておらず、しかもこの映画の中で彼女について何の記憶もありません。DVDで見られるのは増村作品の二作だけだし、「渥美マリ映画祭」でも開催してくれないかしら? さて、彼女の声を聴いて(ひと眠りして)出かけますか・・・。
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