その後のコウノトリ・・・

2007-05-24 00:51:14 | 自然&いきもの+ゾウのはな子


 少し前に帰宅しました。作業自体は2時間足らずだったのですが、スタートが遅かったので、思ったよりも時間がかかってしまいました。明日も、朝から足場の上での配管作業(しかも重い)になるので、『芋たこ~』の記事は明日書くことにして(その2、半分以上書いたのですが、まとめが難しい~)、その前に残念なニュースを・・・

 その後のコウノトリですが、22日、1個の卵が巣の外に放り出され、割れているのを職員が発見、回収したところ、孵化直前の卵だったことがわかりました。さらに、23日11時過ぎ、親鳥がヒナらしきものを巣の外に放り出すのを目撃、直ちに回収したところ、ヒナの死亡が確認されました(死後半日~一日以内)。20日に孵化が確認されたヒナは、今も元気です。

 3つとも孵化して欲しい・・・願いは叶いませんでした。残った1羽が無事成長して巣立ってくれることを祈りますが、親鳥も自然環境下の子育ては初めてです。ちゃんと餌を与えられるのか? カラスなどの外敵からヒナを守れるのか? 巣立ちまで二か月、予断を許さない状況です。が・・・

 ここ豊岡市は、コウノトリが暮らしやすいように、無農薬で米を作り、河川や湿地を再生させ、里山の環境を整えてきました。こうした試みを続ける限り、コウノトリと共に暮らせる日が必ず来るだろうと信じてやみません。そして私も、この郷を訪ねてみようと思っています。東京新聞の「筆洗」の最後に記された「人と自然の幸せな関係を象徴する風景」を見に・・・

 がんばって、コウノトリ~