純情きらり(129)

2006-08-30 22:57:20 | 連続テレビ小説
「Tに捧ぐ」って・・・まさか「トシ子」のテーマ曲を書いてくれたの、桜子さん?
(のわけねーでしょうが)

トシ子は静かにドラマを見ようと決心した。が、しかし・・・
5月25日の「空襲」の死者は3月10日の1/20以下だ。なのに、和之の母が都合よく死んだ。脚本家は「デスノート」を持っているのだろうが、ドラマを一緒に生きるトシ子は、堪忍袋の緒が切れた。これまで彼女が殺した人間を列記する。
マサ、源一郎、拓司、かね、達彦(は死んでませんが死んだと思わせてる)、鈴村の父、幸の両親、和之の母、キヨシや勇太郎も胸先三寸で思いのまま、徳治朗さんも年だし・・・そして最後に桜子を死なせるつもり?

繰り返すが、看護婦を続けることは家族を捨てる話ではない。
杏子の「好きな人でもいるの?」も、唐突&わざとらしく不快。
冬吾らしからぬ「発言」にも驚かされた。もしも桜子の気持ちに気がついたなら、「一緒にいてくれ」なんて、自分勝手な発言を冬吾がする筈がない。気がついていない? 冬吾はそんなに鈍い人間じゃないだろう。
「一緒にいると苦し」くて、「Tに捧ぐ」曲を作ったのね。可哀相な桜子。誰かの掌で勝手に踊らされて・・・涙が出ます。

唯一の「ホッ」は八州治とイ・ビョンホンのかけあい漫才。鈴村が訳わからずもひたすら八州治に恐縮してるのが可笑しい。

PS.尾が切れたトシ子は、「列記する!」と啖呵を切りながら、「鈴村の妻子」を抜かしちゃいました。裕美さん、教えてくれてありがとうございました。