明日の連絡が今頃ですみません。
明日、13日は東京での青空応援団の練習に参加の予定でしたが僕は欠席になります。
※注意※
予定通り練習は行われますので、見学者、新入団員の希望者は奮ってご参加ください。
そして、仙台の団員のみんなよ。
エールをありがとう。

あの動画を禅の調子の良い時に見せたら、涙目になりながら、
「父さん。俺もさ、応援団に入れてくれないかな。」
「お、いいぞいいぞ。どうした。」
「応援されるって、すごいことだった。応援するって、いいことのような気がするの。」
「そうだよ。厳しい練習もあるけど、ちゃんと意味あるだろ?」
「人に頑張れって言うにはさ、自分がもっと頑張らないとダメなんだね。頑張れって言われるのも、言うのも、いいことのような気がする。」
「かしこい。そこで相談です。こうして人の為に応援するのは普段の練習が必要です。誰かのためなんだけど、とてもとても練習が必要です。しかし父さんは明日、東京で練習が予定されていますが、いきたくない。どうしたらいい?」
「…?」
「例え明日、何億円というお金がもらえるような会議があっても、俺はここにいようと思う。君の側にいようと思う。日帰りならまだしも、泊りで行くなんて、ちょっとそんな自分は好きになれそうにない。頼もしい団員もいるしね。だから団なんだし。」
「それでいいの?」
「どちらの意味で?」
「そうしてくれるの?」
「…うん。当然だよ。今夜は父さん、寝ずの番。明日も明後日も僕がずっと側にいるよ。だから、何にも気にせずに君は寝て大丈夫だよ。もうね、何かあったら一秒以内にボタン押すからね。怖くないよ。」
「うん。」
「怖い夜はそばにいる。父さん、どこにも行かないから。」
「父さん、ありがと。怖くない。」
そう言って泣かれた。
そして、軽い発作を起こした。
(発作と言っても、痙攣は起きていません。)
昨日は、可能性としての絶望的な話しを医師に聞かされ【ただの癲癇】ではないことだけは告げられました。
しかし、日々の様子をキチンと伝えることでそれもまた違うという可能性が高まり【絶望的な可能性】は一気に低下しました。
だから、このまま。
どうかこのまま。
どうかこのまま望んだ通りの検査結果が出ますように。
そう祈りながら、薬で眠る最愛の息子を見ています。
明日の夜も、僕はこうしていたい。
何が出来るわけではないけれど、夜中、見守るだけなんだけど。
しばらくは彼の専属の応援団長になります。
禅。
早く退院しよう。
早く、元気になろう。

貧乏でも何でもいい。
君が元気に帰って来るなら。
二度と鰻を食べられなくなってもいい。
君と成人式の写真を撮れるなら。
パパはなんだってするよ。
父さんは、なんだってする。
今日、成人式の撮影の仕事をしてきてね、とてもいい仕事をしてきたと思うんだよ。
作業ではなく仕事でもなく胸の奥からのおめでとうございます、という気持ちと一緒にシャッターを押しました。
君の事を心配してくれている美容室の工藤さんも言ってたよ。
「成人式が当たり前のような行事でしたが、二十歳まで健康に育てるってとても大変なことですね。」
本当にそう思う。
心から相手のことを思うこと。
僕はもっともっと、君のおかげで他人に優しくなれたような気がします。
どうもありがとう。
禅。
明日、13日は東京での青空応援団の練習に参加の予定でしたが僕は欠席になります。
※注意※
予定通り練習は行われますので、見学者、新入団員の希望者は奮ってご参加ください。
そして、仙台の団員のみんなよ。
エールをありがとう。

あの動画を禅の調子の良い時に見せたら、涙目になりながら、
「父さん。俺もさ、応援団に入れてくれないかな。」
「お、いいぞいいぞ。どうした。」
「応援されるって、すごいことだった。応援するって、いいことのような気がするの。」
「そうだよ。厳しい練習もあるけど、ちゃんと意味あるだろ?」
「人に頑張れって言うにはさ、自分がもっと頑張らないとダメなんだね。頑張れって言われるのも、言うのも、いいことのような気がする。」
「かしこい。そこで相談です。こうして人の為に応援するのは普段の練習が必要です。誰かのためなんだけど、とてもとても練習が必要です。しかし父さんは明日、東京で練習が予定されていますが、いきたくない。どうしたらいい?」
「…?」
「例え明日、何億円というお金がもらえるような会議があっても、俺はここにいようと思う。君の側にいようと思う。日帰りならまだしも、泊りで行くなんて、ちょっとそんな自分は好きになれそうにない。頼もしい団員もいるしね。だから団なんだし。」
「それでいいの?」
「どちらの意味で?」
「そうしてくれるの?」
「…うん。当然だよ。今夜は父さん、寝ずの番。明日も明後日も僕がずっと側にいるよ。だから、何にも気にせずに君は寝て大丈夫だよ。もうね、何かあったら一秒以内にボタン押すからね。怖くないよ。」
「うん。」
「怖い夜はそばにいる。父さん、どこにも行かないから。」
「父さん、ありがと。怖くない。」
そう言って泣かれた。
そして、軽い発作を起こした。
(発作と言っても、痙攣は起きていません。)
昨日は、可能性としての絶望的な話しを医師に聞かされ【ただの癲癇】ではないことだけは告げられました。
しかし、日々の様子をキチンと伝えることでそれもまた違うという可能性が高まり【絶望的な可能性】は一気に低下しました。
だから、このまま。
どうかこのまま。
どうかこのまま望んだ通りの検査結果が出ますように。
そう祈りながら、薬で眠る最愛の息子を見ています。
明日の夜も、僕はこうしていたい。
何が出来るわけではないけれど、夜中、見守るだけなんだけど。
しばらくは彼の専属の応援団長になります。
禅。
早く退院しよう。
早く、元気になろう。

貧乏でも何でもいい。
君が元気に帰って来るなら。
二度と鰻を食べられなくなってもいい。
君と成人式の写真を撮れるなら。
パパはなんだってするよ。
父さんは、なんだってする。
今日、成人式の撮影の仕事をしてきてね、とてもいい仕事をしてきたと思うんだよ。
作業ではなく仕事でもなく胸の奥からのおめでとうございます、という気持ちと一緒にシャッターを押しました。
君の事を心配してくれている美容室の工藤さんも言ってたよ。
「成人式が当たり前のような行事でしたが、二十歳まで健康に育てるってとても大変なことですね。」
本当にそう思う。
心から相手のことを思うこと。
僕はもっともっと、君のおかげで他人に優しくなれたような気がします。
どうもありがとう。
禅。
