僕の消灯時間まで

ブログの引越しをしました。
愛する方々へ、遺書のように。

発芽し、開花し。

2023-10-21 16:57:00 | 日記
応援団始まって以来のピンチの日だった。

今日は、応援団が始まって以来のピンチの日だった。
鼓手が1人もおらず、参加団員が3名。
これまでにも3名という時はありました。
しかし、太鼓はあった。

昨夜から、参加表明リストを何度も見る。
更新されない。
コメント数は3のまま。

やるっきゃねぇよ。
「俺たちだけでやるっきゃねぇよ。」
「昨日はあんなにいたのに…」
「いやいや、サボって来ねぇわけじゃねぇんだし。」
「大丈夫。なんとかするさ。」


すっかり忘れてたんだけど、数年前に来たことがあったらしい。
マリコが言う。
「まだ思い出せない?」
「思い出せない。」
「ウソでしょ?」
「来たの?俺が??ここに??」
「来たよ。」
「全く思い出せな…」
「もう大丈夫!(お前はもうしゃべるな!)」

ところが。
楽屋に通されると、一気に色々と思い出してきた。
…気がしたけど、思い出せない(笑)

一人のお母さんが挨拶に来てくださった。
コロナの始まった頃に、サプライズで応援してもらった子のお母さんだという。
「覚えてないですか?」
「はい、覚えてません。」
「ごめんなさい、この人アレなんです。」

野球選手になりたいって子でしょう?
覚えてるよ。
一際大きなハルキくん。
覚えとるわい。
頑張ってるみたい。

これまでの活躍をお母さんが教えてくれました。

あの応援のおかげでって言われたけれど、本人の努力だろう。
嬉しいけどね。
そう言われると、嬉しいけどね。

さて、ここの学校の応援団。
まぁまぁの人数がおります。
そして、四年前の先輩方が「レジェンド」と呼ばれているらしい。
「ほう?」
興味深い話しだった。
よくよく聞くと【みやぎ復興応援団】の子たちで、今はもう大学生になるのかな。
そんな子たちがエールを伝えていてくれたらしいのだ。
「それは、青空のエールを?」
「はい、たぶんそうです。」
「じゃ、一緒にやれるということじゃない?」
「はい、おそらく。」
「リハは出来ますか?」
「10分間の休憩がありますから、その際に。」
「やりたくない、と言われたら諦めます。でも、やります!だったら一緒にやる感じでもいいですか?」
「それはもう!生徒たちも喜ぶはずです。はじめて青空応援団の本物の方々にお会いするんですから。」
大ピンチだったけれど、雲行きがいい。
むしろ、雲が晴れていく。
応援団の生徒たちが来た。
「一緒にやらない?」
「やります。」
女の子の団長からの気持ちいい返事でした。
リハをしてみたら、問題なく。
太鼓も上手。

僕の講演を終えて、彼らを呼び込む。
講演の段階で、前の子たちが号泣してた。
なにか辛かったんだろうね。
でも、言ってやったからな。
人の夢を笑うやつは友達でもなんでもない。
君たちには素晴らしい応援団がいるしね。


青空応援団始まって以来のピンチは。
レジェンドたちに救われた。

青空応援団始まって以来のピンチは、最高の応援となって終わりました。
太鼓がいなかったから考え出した作戦。
人が少なかったから思いついた行動。

誰かが欠けてもダメだった。

何年も前に種を蒔いて、何年か前に芽を出し、今日、花が咲いた。

あの子たちも、この子たちも、俺たちも。
誰かが欠けてもダメだった。

俺たちはマルチバースの中にいる気がする(笑)

いい応援でした。
こちらが元気出た。

ありがとう。
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100円ショップに

2023-10-17 19:27:00 | 日記
100円ショップに驚いています。
「え?!こんなものも100円??」
と今更ながら驚いています。
行ったことなかったの?
違います。
ここしばらく行ったことがなかった。
ハケとかそんなものまで売ってる。

とにかく驚いた。

なので、家の近所にも100円ショップがあるものだから調子こいて行ってみた。
昨日はダイソーだったけど、今日はセリアということね。

どっちがどうとか、そんな僕の感想はどうでもいい。

特筆すべきは店員の口調。
エレベーターガールのような口調。
「ぃらっしゃぃいむぁせぇえ。」
「お…オス」
「いってぇぇぇん、にてぇぇぇぇん…」

お菊かよ。
皿屋敷かよ。

気になって仕方がない。

「◯◯円でございぃ…」

ますは?
ますって言わなかった!
気のせいかしら?

袋詰めをしながら、後続のお客さんへの対応に耳を傾ける。
「ぃらっしゃぃいむぁせぇえ。」
きたこれ。
6階、紳士服売場!って言ってやれ!

「◯◯円でございぃ…」
やっぱり言ってない!
言ってない!
「ありがとうございぃ…」

ます!
マスって言いな!
マスって言ってよ!!

そんな夜です。
風は強いし、寒いし、やんだぐなるね。

11月5日
【ファンキーベイビー工務店のDIY教室】
がありますよ。
メールなり、DMなりでご連絡ください。



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その子が

2023-10-15 08:02:00 | 日記
昨日は応援でした。
リレーフォーライフの応援でした。




小さい子の応援をしました。
そうたくん。

元気でいてね。
夏の匂いがする子でした。

青空応援団を見て、嬉しくなって自分の太鼓を叩いて、指まで叩いて泣いてた子もいた。
応援が終わって駆け寄ると泣き止んでくれて、
「太鼓叩く?」
と聞くとニコニコしてた。
大きい太鼓を叩けてよかったね。

みんな、メンコちゃん。

超絶にかっこいい看板を作ってるよ。
お楽しみに。



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動物王国

2023-10-03 09:04:00 | 日記
僕は猫アレルギーだ。

小学生の頃、英会話を教えてくれていたトニーの家は猫だらけで辛かった。
英会話の終わりにオヤツが出るんだけど、正直、
「いや。オヤツはいいから外に出て新鮮な空気を吸いたい。」
と思っていた。

しかし猫は嫌いではない。
嫌いな動物が少ない。(いないに近い)
虎を飼いたいとすら思う。
ユキヒョウとか飼いたいとも思う。
猫は大好きだ。
猫の方も僕のことは嫌いではないようで、どこに行ってもスリスリと足元に群がってきてくれる。
ハエも。
(このハエも、という件なのだが、本当に僕にはハエが懐く。コノヤロウとか心に邪気を持つと懐かない。ハエは不思議。この話はまた今度。)

でもアレルギーなのだから仕方ない。
猫は縁遠い生き物だった。

そんな僕が、猫を飼うことになった。
正確には工場で猫を飼うことになった。

製材をしようと倉庫に行くと、欅の乾燥スペースにネコがいる。
動かないネコがいる。
死んでるようなネコがいる。
「おい、タテヤマ。」
「ん?」
「見ろ?ネコがおる。」
「え???死んでる?」
「いや、呼吸はしてる。」
「寝てる??起きないし目も開けない。」
「ちょっとエサと水を待ってくるよ。お前、死ぬなよ?待ってろよ?」



工場には台所があって、ご飯を作ったりするものだからナンヤカンヤはある。

サバの水煮の缶詰があった。
なかったらコンビニに行こうと思ってた。

ペロリと食べた。

食べる元気があるなら大丈夫だと思った。
「どこから来た?おいしいか?大変だったね。」
色々話しかけてるうちに、飼おうと決めた。
コイツがいいなら、ここで飼おうと思った。
「お前、いてもいいんだぞ?」
と言うと僕の目を見て、
「みゃー」
って言った。
何をメルヘンな?
違うね。
想像で補わなければ、生き物同士は共に暮らしていけない。
理想と現実とか、スッキリ分けようとするけど、それらが混ざってるのが通常だろう。
「館山。」
「はい!」
「名前を考えようか。」
「はい!ファンキー…おかめ…なんにしよ?」
「ファンキー太郎。」
「やんだな。ファン太?」
「よし、じゃあファン太で。」

(やっほー。僕ファン太です。)


(おじゃまはしませんがね、気になるわけざます。)


10月1日にファン太は突然あらわれた。
10月1日は僕らは体制変更などがあり、それこそ猫などかまってられるか!という日だったんだと思う。
僕はそうは思わなかったし、館山もそうだ。
他のみんなもそうだった。
命より大切な宝はどこにあるのだろう?

どうぞよろしくね。
でも、猫アレルギーだから抱っこはしないからね。

それが10月1日の話。
翌10月2日になる。

ファン太の朝ごはん!とか思いながら工場は向かうと左の歩道を犬がテクテク歩いてる。
1人で。
そして、前の車の急ブレーキと急な車線変更。
対向車のクラクション。

悠々と道路を横断してるし。

パッシングをして対向車に知らせ、僕もハザードと急ブレーキ。
後ろに追突されてもしょうがない。
みんな無事に止まれた。

さて。
捕まえよう。

「はな!」
無視。
「ひろこか?!」
無視。
しゃがんでおいで〜ってすると来るけど、決して触らせない。
ご存知、平さんの必殺タックルを決めて捕獲。
噛まれる。
気にしない。
車に乗せる。
大人しくなる。

※後にこの子は本当に「ハナ」だったと判明する。

捕獲直後のハナ。
もう笑顔。


工場に繋がれるハナ。
どこかに帰りたいムード満点のハナ。
我々は仕事に行くから留守番を頼むよ。
ファン太のこともよろしくね。


もう、どこにも行きたくないハナ。


慣れ過ぎてるハナ。


「館山?」
「ん?」
「おかしいな。犬猿の仲って聞いてたんだけど…」
「やめなさい。」


また寝る。


飼い主さん見つかる。
やっぱり、お家が一番だね。
お前の名前、ハナって聞いて驚くよりも先にムカつきがあったよ。

なんで無視した?!


(オヤカタ。色んなことあるね。)
そうだね。

10月3日の朝ごはん。
美味しいかい?



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