楽農piano協奏曲

一日一生。一日一笑。


忘れられない夜

2011年12月11日 | 音楽・映画

 因幡晃のクリスマスライブに酔いしれた夜。

穂高ビューホテルのディナーショーである。午後7時から和洋のコース料理を1時間ほど味わう。

趣向を凝らした美味しいメニューに舌鼓をうつ。

 そして、会場を移してのライブ。観客は100人ほどか。丸テーブルにはクリスマス用に仕立てられたクロスが敷かれ、4本

のキャンドルの炎がやさしく揺れる。

 8時40分1曲目の「一緒にいようこの冬は」からコンサートが始まった。ピアノ演奏は鳥居克成さん。

2曲目は「忍冬(すいかずら)」、3曲目は「別離(わかれ)」と、カラオケで唄いなじんだ曲だけに嬉しかった。

「別離」は彼が21歳の時郷里の大館駅で浮かんだメロディーだという。

4曲目は横田めぐみさんをテーマにした「めぐみ」。3.11の東日本大震災以来歌うことを封印したというが9か月経っ

てそれを解いて歌った。

次は「きよしこの夜」、「雪は降る」。

そして最後は、昨年35周年記念アルバムのタイトル曲「まん丸の蒼い月」。奇しくも昨夜は皆既月食。

このマッチングも絶妙だったが、あの曲は歌わないの?

心配ご無用、アンコールで披露された。彼の初めてのオリジナル曲「わかってください」

鳴りやまぬ拍手が続いて、本当に最後の曲「雪」。

素敵な高音域の歌声と豊富な声量が胸を打った。ギターを抱え全身で表現するパワー。素晴らしいコンサートだった。

 因幡晃:昭和29年3月秋田県大館市生まれ。76年「わかってください」でデビュー。

サインをしてもらったCD。

 

 

 

 

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