フィーゴ語録

Luis Figoのインタビュー、コメントを翻訳中

<E un grande Portogallo> Firmato Figo

2008-06-19 | Weblog
「ポルトガルは偉大だ」フィーゴは請合った

「僕らはもう、無秩序なソリストの集団じゃない。スコラーリが国をまとめ、ひとつのグループを創り上げた」

= ルイス・フィーゴさん、ポルトガル-ドイツ戦は決勝戦に匹敵するでしょうか?
 「もちろん、僕らは準決勝に進むことを期待しているんだが。両者ともスペクタクルで、異質な2つのチームの大きな試合だ」

= あなたの「甥っ子たち」にはどんなワナが?
 「僕らはドイツ人達との対戦において、伝統的にあまり良いことがない。そして、僕らはたびたび、非常に肉体的に強力なチームに苦しめられる・・・」

= 対チェコ戦では警報機のベルが作動しました。クリスティアーノ・ロナウドやチームメイトの動きを長時間阻害しかねません。
 「本当だ。問題はドイツ人はチェコ人に比べてフォワード陣も悪いことをすると知られている」

= スコラーリがスタメンに意表をつくような起用をすると予想しますか?
 「いいや。トルコやチェコで勢いをつけた11人をあてにするだろう。僕はそれが一番良いことだと思う」

= どのようにしてドイツと戦うのでしょう?
 「冒頭から僕らのプレーで圧倒していく。畏怖の念などまったくない、我々はポルトガルだ。几帳面であるという特性は今では世界的な事実だ」

= ユーロ2004で決勝進出、ワールドカップ2006では準決勝進出。今回も再び優勝候補のひとつです。何が飛びぬけているのでしょう?
 「現在のポルトガルは、並外れたソリストの集団というだけではない。少し、傾向はあるが、競演している。たくさんの才能があり、しかし、常にチームのために働く」

= スコラーリによるメンタリティーの変化はどれくらいでしょう?
 「非常に大きい。技術的な観点や実績の向こう、彼は人間に対する考え方から変えた。彼は本物のグループを創り上げ、ひとつの国家をまとめ上げたんだ。以前は、所詮代表チームはクラブの二の次だった。自分のチームの選手だけのために応援していたものだ、実際、その他の選手はライバルだった。スコラーリによって全てが変わった。今はポルトガル全体が同じ方向に向かって櫂を漕いでいる。そして結果は見ての通りだ」

= ブラジル人監督の退任は深刻な喪失でしょうか?
 「非常に重大だ。あれほど卓越した代役を探すのは簡単ではないだろう」

= ルイス・フィーゴさんは誰を選びますか?
 「今は、名前を挙げられないだろう、確かに 今年誰が活動を引き継いでいくか知る必要はあるだろうが。偉大な監督、偉大な男だ」

= 挙がっている名前は、ジーコ、ライカールト、ルクセンブルゴ・・・
 「ルクセンブルゴはやめといてくれ、お願いだから。彼は検討さえしていない・・・」

= なぜポルトガルでは天性のストライカーを生むのに苦労するのでしょう?
 「文化的な問題だ。僕らはゴール男にはならないだろう。しかし、常にとても才能のあるMFを産み出している。僕らは特別な発想によって、ウイング・トップ下の大国だ。若者達はこのタイプの選手をアイドルにしている、そして蹴り始めから彼らの真似をする。例えば僕、僕はフットレからひらめきを得た。その前にはシャラーナが居た。今はクリスティアーノ・ロナウドやクアレスマ、ナニ。僕らの時からトップ下はチームの仕事のひとつになった、逆ではない。こんなことも昔のことになってしまったなぁ・・・」

= クリスティアーノ・ロナウド?
 「彼は世界ナンバー1だ。最も完璧だよ」

= もしかして、ポルトガルには予備のカードがあるのでは?
 「ああ。僕はクアレスマをとても期待している。現在のところ、一番のオプションではないが、彼は別格の才能を持っている。そして、後になって最も重要なページには彼のサインも記されているだろうと僕は確信している」

http://archiviostorico.gazzetta.it/2008/giugno/19/

(2008/6/19付 Gazzetta dello Sport.it:原文イタリア語)

*訳者より:
ポルトガル-ドイツ戦前、スイスで受けたガゼッタ紙のインタビュー

"Acredito na seleccao portuguesa"

2008-06-19 | Weblog
「私はポルトガル代表を信頼している」(エウゼビオ)

エウゼビオは今日の午前中ポルトガル代表の宿泊先であるバーゼルのホテルを訪問した。チームに幸運があることを望み、ポルトガル人選手達を信頼していることを表明した。
エウゼビオは国代表に、対ドイツ戦で生ずるであろう困難について注意を与えた。そして、記者達の前に進んだ:「とても難しい試合だ。ドイツ代表は強い。しかし、私はポルトガル代表を信頼している」


他の2人のポルトガルサッカーの大使、ルイス・フィーゴとフェルナンド・コウトも、バーゼルで「キナス」のチームを訪問し、幸運を祈願した。

http://ww1.rtp.pt/desporto/?t=Acredito-na-seleccao-portuguesa.rtp&article=153054&visual=5&tm=16&Top=17

(2008/6/19付 RTP.pt:原文ポルトガル語より)