りゅーとライフ

(MiddleTown Dreams)「りゅーとぴあ」と「ビッグスワン」をフランチャイズに新潟生活を楽しんでいます。

ガーン!山水電気民事再生法申請に思う。

2012-04-02 23:20:39 | ニュース
高級ステレオメーカーだった山水電気が2日、東京地裁に民事再生法の適用を申請し、経営破綻した…とのニュースを聞く。2001年から香港のグランデ・グループ傘下に入って経営再建を目指していた山水電気だが、昨年、グランデが経営難に陥り、事業継続を断念した…ということらしい。

まぁ、実質的には既にブランド的には終わっていたのかもしれないが、正式に民事再生法申請と言うニュースを聞くと感慨深いものがある。

コンポ世代の私としては山水電気と言えば、なんと言ってもやはり607に代表されるブラックフェイスのプリメイン・アンプが印象的。デザイン的にダサいと言うか垢抜けない感じだったが、質実剛健と言うか、真面目なメーカーという印象を持っている。アンプについては結局ヤマハをチョイスした私だが、大学時代にスペアナ付きグラフィック・イコライザーを購入、10年近く愛用させていただいたし、同社関係のアルバイトもさせていただいた。

時代の流れと言えばそれまでだが、やはり馴染み深いオーディオ・メーカーが無くなっていくのはやはり淋しい。
今日のところは、とりあえず、ありがとう山水電気…と言うにとどめたい。



モリナガ・ヨウ プラモ迷宮日記 兵器は国民性を写す。

2012-04-02 19:43:27 | 

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  書店で「モリナガ・ヨウのプラモ迷宮日記 第2集 ガンメタルの巻」を見つけ購入。モリナガ・ヨウ氏は早稲田大学漫画研究会出身。模型雑誌の「モデルグラフィックス」や「アーマーモデリング」で作例やイラストを手掛けたりして、ミリタリーマニアの間では有名。(だと思います。)

  氏の書籍を買うのは「ワールドタンクミュージアム図鑑」に続き2冊目だが、今回も素晴らしい充実度。説明するのはなかなか難しいのだが、マニアなら爆笑の連続になること請け合い。プラモファン、とりわけドイツAFVファンには絶対のオススメの一冊。(マニア意外には何が面白いのか全く分からないと思うけど…。)

  しかし、今回の表紙はドイツの8輪重装甲車のSd.Kfz 282なのだが、70年前にこのような複雑なメカ(なにしろ、ハンドルが前後にあって、前進後進同じように走れるのだ。)を開発したドイツって国は、意味のない完璧主義と言うか、一体何考えているんだか…とあきれてしまう。一事が万事、このような凝りに凝った兵器を作っていたので、まるで生産性が上がらず、結局、連合軍に数で押し切られてしまった訳だが…。その点、イギリスの兵器はオーソドックスで実用的。面白味は全くないが、戦争の道具としての割り切り振りは、さすがイギリスという感じがする。

 兵器は国民性を写す…というが、そのような魅力を堪能させていただいた一冊だった。


ららら♪クラシック スタート。 このノリでいつまで続くのだろうか…。

2012-04-02 06:53:10 | テレビ番組

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  昭和55年から続いていた長寿クラシック番組「N響アワー」がついに終了し、後継番組が1日からスタート。番組名は一気にポップになって「ららら♪クラシック」。(なんか凄く恥ずかしい番組名なのだが…。)

 司会者はクラシック(モーツァルト)好きで知られる作家の石田衣良。NHKの広報担当者は「視聴者のニーズがますます多様化し、より多くの方にクラシックの素晴らしさを伝えることが公共放送として急務…」と語り、今回の番組改編になったようだ。

 …ということで、初回放送を観てみたのだが…。1回目ということでベルリン・フィルのコンサートマスター樫本大進登場!は嬉しかったのだが、う~ん、このノリでいつまで続くかなぁ…というのが第一感。

  まぁ、これまで司会者とアシスタントがだべって、いきなりN響の演奏に入るというイージー&ローコスト構成に比べて、数倍お金が掛かっているし、「このままではマズイ」…という番組改編した意気込みは伝わってきているのだが、なんか滑っている感じ…。これまでのお堅かったクラシックのイメージを払拭、クラシック・ファンを増やしていこうという意図は分かるのだが、なんか中途半端と言う感じで、クラシック・ファンからはそっぽを向かれ、新たらしいクラシック・ファンも獲得できず…という感じになりそうでちょっと心配…。(将棋番組と同じパターンになりそうな気が…。)

 まぁ、個人的には、N響アワーの時も、毎回観ていた訳ではなく、好きな曲や演奏者が出ていた時、観ていただけなので、それに比べて、観る機会は増えるかも知れない。石田衣良さんは嫌いではない(って小説は1冊しか読んだことないけど…。)ので、もう少し様子見させてもらって、がんばってもらいたいという「ららら♪クラシック」第1回放映であった。