朝、通勤時、新型アウディA6に後ろから煽られる。信号で並んだ時運転席をチラッと見ると、ちょっと危ない感じの女性で、バックミラーを見ながら化粧中…。
これがBMWの5シリーズあたりなら「まぁ、BMだからな…。」と「いつもの事」で流せるのだが、アウディに乗った人にこう言うことをされると、正直、ちょっと悲しい気分…。
シトロエンをこよなく愛すフランス車党の私だが、個人的には威圧的なメルセデス、アレなBMWに比べ、知的な雰囲気を漂わすアウディをドイツ車の中では一番の贔屓にしている。
メルセデスでもなく、BMWでもなく、あえてアウディを選ぶセンス…、時計でいうとIWC…、オーナーにもそう言った洗練されたスマートなオーナー像を期待したいところ。実際、私の隣にアウディを乗り続けているドクターがいるのだが、如何にも知的&余裕…と言った感じで、「やっぱりアウディ・オーナーにはあのようにあって欲しい」と言うイメージが私にはある。そんなアウディ・オーナー像をぶち壊す乱暴運転はやはり勘弁して欲しい。
近年、世界的に絶好調を伝えられるアウディだが、最近は中国市場を意識してか、押し出しの強いメルセデス、BMWばりに威圧感の強いエクステリア・デザインになってきていて、かつてあった抑え気味な上品かつ知的なイメージが崩れいているのは確か。オーナーもそれに併せてBMW化が進んでいるのか…と思うとやはり残念。
「アウディ・オーナーはやはり知的であって欲しい。」隠れアウディ贔屓の切なる願いである。