りゅーとライフ

(MiddleTown Dreams)「りゅーとぴあ」と「ビッグスワン」をフランチャイズに新潟生活を楽しんでいます。

親から子へ、読み継がれて…。「こちら葛飾区亀有公園前派出所」

2012-04-09 23:08:42 | 

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 子供が学校の放課後学級で「こちら葛飾区亀有公園前派出所」を読んでいる…ということで、実家にあった1巻から86巻までを持ってきて、子供に読ませる。
 
 週刊少年ジャンプで「こちら葛飾区亀有公園前派出所」(通称こち亀)の連載が始まったのは自分が小学校5年生の時、1976年というから、36年、連載回数にして1700回を超える超長期連載ということになる。(単行本的には現在180巻近くまで達しているらしい。)

 小学校の頃、夢中になって読んだ「こち亀」だが、まさかここまで超長期連載になるとは思わなかったと言うか、親子二代に渡って読み継がれるとは思わなかった…というところ。
 
 こち亀の魅力については、私などが今更語る必要もないとは思うが、単純にギャハハ…と笑うことも出来るし、小道具の車やメカを楽しむことも出来るし、下町人情モノにほろり…とすることもできるし…と人によっていろいろな楽しみ方が出来るようなところだろう。
 個人的には、自分が下町出身ということもあって、年に1回くらいのペースで掲載される下町人情モノが一番好きだ。

 せっかく子供が読む気になった…ということで、機会を見て、買い足していきたいと思う。


フェルディナンド・アレクサンダー・ポルシェ氏死去。私にとってのポルシェ。

2012-04-09 22:30:26 | 自動車

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  ポルシェ911シリーズのデザイナーで、創業者の孫であったフェルディナンド・アレクサンダー・ポルシェ氏が亡くなられた…とのニュースを聞く。

 個人的にはフランス車好きで、ドイツ車、ポルシェについても特に思い入れはない…と言うより、ミリタリー系であれだけ傑出したデザインを連発したドイツが、乗用車になると、あの程度のデザインしか生み出せない…というのが不思議と言う感じがする…というのが正直なところ。

 それでも、911は好き嫌いは別として、ビートル、ゴルフと並んでドイツ車の中では傑作デザインなのは間違いところ。この一台だけでアレクサンダー・ポルシェ氏の名は自動車史上に残ることだろう。(911については漫画「サーキットの狼」での早瀬右近の愛車…というイメージしかないけど…。)

 一般の方にとってはポルシェというと、911や、初期ビートル…を思い浮かべるのだろうが、ミリタリーマニアの私としては、創業者フェルディナンド・ポルシェ氏が設計したトンデモ兵器の数々がパッと頭に浮かんでくる。

 電気モーターを2機を使って70t近い車体を動かしたフェルディナント駆逐戦車(後にエレファントに改名)、ティーガーⅡのポルシェ型砲塔、ヤークト・ティーガーのポルシェ転輪、188t巨大戦車「マウス」…。
 いずれの作品(?)も天才的なアイディアを感じさせるものの、実用上は???というものばかりで、一般の方のように「ポルシェ、スゲー!」という感じはなく、「ポルシェって言ってもなぁ…。」と、あんまりありがたい感じを持っていなかったりする。(BMWについてもフォッケウルフの空冷エンジンを作っていたメーカーというイメージ。)

 いずれにしても稀代のデザイナー、フェルディナンド・アレクサンダー・ポルシェ氏のご冥福をお祈りしたい。