愛犬ラッフル

小型ミックス犬、ラッフルと過ごした思い出の日々を風景写真とともに・・・!

気晴らしができない

2013年03月25日 | Weblog
落ち込んでいた気持ちをなんとか元気にしたいと、昔から親しんでいた野球観戦をした。

周りの人たちが興奮して騒いでいても、私は何の気持ちの高揚も感動もなかった。ホームランが出ても
感情が湧かず、どうしてお前は感動もせず嬉しい気持ちにもなれないのだ、と自分に問いかける自分が
いた。

映画を見ても同じであった。

テレビを観ても感情は湧かなかった。

一度ストーンと地獄に落ち、塗炭の苦しみを味わうと、こころが壊れてしまい嬉しいとか面白いという
感情が湧いてこなくなってしまうのだろう。当初はしばらくこのような状態が続いた。



自分に言い聞かせる

2013年03月25日 | Weblog
うつ病とはどういうものか、治すにはどうしたら良いのかを知るために いろいろと
ほんを読んだ。本から得た知識を参考に、

自分なりにできることを試し、回復に効果があったこと :

(1) 毎日の早朝散歩  朝4時に起きて散歩、気分が爽快で気持ちがよいと自分に言い聞かせた。
           気分が落ち込んでいたので、こころは晴れないし淀んでいたので。

(2) 日記をつける   自分の気持ち、今思っていることを素直に日記に書き出すことをした。
           書き出すとうよりは、吐き出すといったほうが合っている。
           これは、かなり精神的に良かったのではないかと思う。内観法とか言う。

(3) 自分に言い聞かせる  うつ病を煩うと自分のことで精一杯となり、他人を思いやる心のゆとりが
            無くなるので、人への「感謝の気持ち」を忘れないようび自分に言い聞かせた。
            そして、この病気は治るんだ、と「祈願の気持ち」を自分に言い聞かせた。
            自分はひとりではなく、まわりから見守られているんだということも
            自分に言い聞かせた。

自分がもうひとりの自分に言い聞かせること、これも自分を取り戻すひとつの効果があった。

うつ病 克服への第一歩

2013年03月25日 | Weblog
一旦うつ病になると、回復するための近道はない。時間をかけて辛抱強く治療することが
その地獄を味わった経験から言える。

気持ちが吹っ切れ、心が晴れるまで実に4年の時間が掛かった。そして、完全にもとに戻り
再発しなくなるまで10年の歳月が流れた。

命が救わた克服への第一歩は、動かなくなった筋肉をほぐすために、早朝散歩から始めた。
仕事は、残業しなくとも良い量へ会社へ願い出て 理解を得た。

妻は、私に対する対応をどのようにすべきか悩んだようだが、普通に接してくれてありがたかった。

良く「がんばれ」とか「どうしたのよ、元気出しなさい」とか励ましの言葉をかける例がある、と
聞くがこれはかえって本人の心の負担になるので逆効果である。


うつ病の治療

2013年03月22日 | Weblog
うつ病の治療を始めた。

ともかく心と身体を休めることだ第一であった。
思い切って一ヶ月会社を休んだ。これがよかった。無理して仕事を続けていたら、
病状は急激に悪化したであろうから。会社の理解も大きかった。病欠ではなく、
有給休暇が残っていたので、有給休暇扱いとなり、ボーナスとかには影響がなかった。

週一回通院し、初めは朝夕一錠づつ抗うつ剤「トフラニール」を飲んだ。抗うつ剤にも
その人に適しているかあるらしかったが、私はこの薬で効果があった。何が効くかは、先生の
腕次第である。 三ヶ月後からは、朝一錠となった。この薬は、副作用として大変のどが乾いて
寝る時、枕元に飲み水を用意しておいた程であった。

ただ薬は病状をこれ以上悪化するのを抑えるもので、目に見えて元気を回復するものではない。
回復するのには、内面から壊れた精神を取り戻す心の治療が必要で、長い時間がかかった。

重要なこと:
・家族の愛情
・会社の理解
・病院の先生の正しい指導
・自分で治そうとする意思

うつ病に対する戦いが始まった。

なぜうつ病になったのか?

2013年03月22日 | Weblog
私の場合、うつ病になった原因を考えてみた。

(1) まず第一に処理しきれない大量の仕事を帰国直後に急にまかされ、あせって心が空回りしたこと。
  ・仕事の内容が変わっており、どうしてよいか焦った。
  ・コンピュータ化についてゆけなかった。
  ・駐在時にストレスが蓄積されていた。

(2) 帰国時、社会が変わっていて戸惑った。
  ・国鉄がJRになっていた。
  ・日本専売公社がJTになっていた。
  ・日本電信電話公社がNTTになっていた。
  ・公衆電話がカード式になっていた。
  ・コンピュータが普及し始めていた。

まじめで責任感が強く、完全主義で仕事でも手を抜けない性格が、病気になった大きな要因である。

このことから、少し不真面目で、仕事でもうまく息抜きをしてバランスをとり、ストレスをためない
ことが、うつ病の予防になるといえる。