前の記事 アンコール遺跡群巡礼記(その7:タ・プローム建物編)→
タ・プロームでは今までに見たことがない自然の脅威を目の当たりにすることになります。
スポアンという巨木に押しつぶされそうになっている数々の遺跡は、このままだといつか崩壊してしまうのではないかと心配になってくるような光景です。
東門から入ると見える建物の真ん中に立っている木に注目です。
建物の裏側に回ると、注目した木の根は、建物に覆いかぶさっています。
スポアンの根は石の間を押し広げて突き進みます。
その姿は大蛇のようにも見えます。
樹齢300~400年と言われているスポアンの木が建造物を押しつぶす光景を目の当たりにしました。
中央祠堂の近くには、スポアンの根の上にさらに別の植物物の根が張り巡らされ、毛細血管のように見えます。
最も有名な巨大木。
中央祠堂の南西側の回廊を踏みつけるように延びています。
生き物のようで不気味に思えます。
次の記事 アンコール遺跡群巡礼記(その9:タ・プローム彫刻編)→
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます