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アンコール遺跡群の旅行記はまだ始まったばかり。
この後もまだまだ続きます。
今回から神秘的な雰囲気のタ・プロームです。
ここもちょっと息を飲むような驚きの寺院です。
何がかは次回にとっておきます。
タ・プロームの創建は1186年、ジャヤバルマン七世が母のために造った仏教寺院でしたが、後にヒンドゥー教寺院に改造されたようです。
東西約1000m、南北約700mもの広大な敷地の中にあり、創建後も建物の増築が続けられたとみられ、内部は迷路のように入り組んでいます。
実際、どんなルートで回ったか平面図を見ても思い出せません。
ここは自然の力を明らかにするために、樹木の除去や本格的な積み直しなどの、修復の手を加えないまま据え置かれてきた結果、近年この方法は限界に達しつつあります。
いたるところで崩れた石が放置され苔むしています。
中央祠堂の内部は点々と穴があき、建立当時はここに宝石やガラスがはめ込まれていたとされています。
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