たーさんの裏街道を行く!!

世界中の街角から数々の失敗談,ちょっとエッチな話,面白情報をお届けします。(ノンフィクション)

裏街道 お知らせ

2006-05-04 | 裏街道TODAY


こんばんは。たーさんです。

連休半ばですので、ちょいと多目に公開中です。

退屈しのぎと言っては何ですが、こんな動画が送られてきました。



体型的にはくりそつですが、合成ですよねえ。

 いつも有難うございます。今日もよろしくお願いします。 
 

ワンクリックをお願いします!

今ひとつ!

よろしければこちらも!

Copyright © 2005,2006 Ta-san, All rights reserved

たーさんの裏街道を行く 上海回顧編 Vol. 46

2006-05-04 | 上海回顧録



気まずい雰囲気のまま、道路の反対側にある、うちとしてはCクラスのレストランへご案内。

このへんで、どういう扱いなのか気づいてくれればいいんだけども・・・・。いずれにしても長居をするつもりはない。
「いやあ、たーさん。お忙しいところを押しかけてすいません。」
当然僕よりも年長のコンサルタント氏が、僕の注文が終わった頃を見計らって慇懃に切り出した。

「いえ、私のほうこそご挨拶もせずに引き上げて申し訳ありません。相当気分が悪かったものですから。」
「Cの歌の件ですね?」
「ご想像におまかせします。」
「たーさん、申し訳ありませんでした。あの歌をあえて歌った訳を、事前にお話すれば良かったですね。」とC氏。
「わけ?ですか?」
「わざとなんですよ。」コンサルタント氏が口を添える。
「実は、昨日お集まりいただいた方々はコンサル先の会社の人が殆どですが、テストをしました。一線を越えられた時に、組織人としてどの程度まで対応ができるか?ということです。少なくとも昨夜の段階で、このテストに合格したのは、たーさんとAさん、それにあと2名の方々だけです。」
「・・・・・・」
「いろいろな駆け引きがありますからね。中国では。あれで黙っているようでは、金の絡む話をきっぱり断ることはできませんから。」
「だけど、言葉の意味がわかってないでしょう?」
「それも問題です。彼らはもうこちらに来てから半年以上経っている。最低限の会話ができないようでは、重要な場面で失敗することになる。」
「そんなもんですかね。」
「どのような対策を講じれば、うまく行くかというのが、今回のミッションですから。」
「と、言うわけで彼の発案もあって、ちょっと荒っぽい試し方をしたんです。時間もそんなにありませんしね。」コンサル氏が締めくくる。が・・・・、

Cさんは元々中国の方なので、わかるが、僕とても数々の大失敗も含めて場数を踏んでも2年ちょっとはかかっているものを、半年やそこいらで言葉もできずに、しかも海外経験のない人達ができるはずもない。
Cさんにしても海外の経験という意味では、日本しかないわけで、これではあまりにも不公平な判定。

「でもまあ、やりすぎじゃあありませんか?中国の人が日本の軍歌を目の前で歌われたらどう思うんです?日本の軍歌はどちらかというと、軍内部の歌なので、刺激は少ないけど、皆さん嫌でしょう。中国の歌はもっと直接的だ。」
「そうですね。ちょっとやりすぎました。」Cさんがやっと、頭を掻きながら認める。
「でも、まあ中国語の習得と慣習の研究については賛成です。そのへんをアドバイスされては。カラオケの遊び方だけじゃあ、難しいですからね。」

我が意を得たりという顔つきのお二人。でも、こんな思いをするのはこれっきりにさせてもらいたい。

 いつも有難うございます。今日もよろしくお願いします。 
 

ワンクリックをお願いします!

今ひとつ!

よろしければこちらも!

Copyright © 2005,2006 Ta-san, All rights reserved

たーさんの裏街道を行く 上海回顧編 Vol. 45

2006-05-04 | 上海回顧録



半分ホスト側の僕達が席を蹴って、先に帰ってしまった翌日。

当然のように、昨夜ご一緒した日本人の方々からは非難の電話の嵐。もうお付き合いをするつもりもないので、昨夜のわけを数人の方だけに説明しました。

「えっ!そんな内容だったんですか?」と驚く人。
「まあ、そうじゃないかと思ったけど、大人の振る舞いをしないと」とたしなめる人。
「怪しからん!」と言って、怒り出す人。
それぞれの反応がありましたが、言いたいのはそこじゃあありません。

海外で仕事をしていると、それぞれの国の中で競争相手がいます。
でも、中国、特に北京・上海の怖いところは、世界中の一流どころとしのぎを削らないと、生き残れない過酷なマーケット。 当然、相手先の習慣や考え方、共産党の仕組み、言葉も含めて、理解して付き合えるようにならないと、信用してもらえないんですよ。
日本語しかわからずに会社が行けというから、来た人達。それを嘲笑う中国共産党員。この緊張感の違いにいいようのない、怒りを覚えたというのが真相。

しっかりしろ!日本のお父さん。

それはさておき、張本人のC氏。
「たーさん、Cさんからお電話です。」とうちのお嬢さんから内線。
「電話中って断って。」
「いらっしゃるなら、今日昼食をご一緒したいと言ってます。」
なぬっ!とんでもねえ。
「それじゃ、“会いたくないから”と言ってお断りしてくれる。」
「いいんですか?」
「いい。事情は先方の社長に言うから。」
「わかりました。」
今日時点では、もう会いたくない人物の筆頭であるC氏。それが、合いたいなんぞ、なーにを考えてんだか。
終日事務所にている余地絵の今日は、昼は久しぶりにスタッフとご飯を食べに行こうと約束していたので、ちょいと早めに事務所を出ようとすると、1Fのエレベーターホールで、例のC氏と同行のコンサルタント氏が。
「ああ、たーさんちょうど良かった。お昼をお誘いに来ました。どうです?これから一緒に?」
「・・・・・・」
同行のコンサルタント氏も一緒では、断るわけにも行かず、仕方がないので、Aにあとを任せて彼らと一緒に
食事をすることに。

どうなるんだ、俺。
キレちゃうかなあ・・・・。

 いつも有難うございます。今日もよろしくお願いします。 
 

ワンクリックをお願いします!

今ひとつ!

よろしければこちらも!

Copyright © 2005,2006 Ta-san, All rights reserved

たーさんの裏街道を行く 上海回顧編 Vol. 44

2006-05-04 | 上海回顧録


日本から某コンサルタント会社と契約しているという中国人がやって来る。

いまさら、中国通のコンサルタントとお会いしても仕様がないが、さる知人のご紹介とあれば、致し方ありません。
彼は北京の大学を出ている秀才ということだが、年齢的には丁度文化大革命の世代というのを情報として聞いていたし、しかも党員でもあるということなので、なんで日本にいるのか知らないけれど、まずは会ってみることにしましょうか。

空港に迎えにいくと、くだんの知人のコンサルタント会社の一員と一緒にCさんという中国人が同行していた。
ホテルにチェックインした後、事務所で最近の上海事情や、業界の話などをしていたのだが、なにせい、北京の話になると、すぐに、
「私は○○局の局長を知っています」だの、
「私の段取りならば、すぐにでも開発区の親分に会えます。」
などと連発するので、おいらも駐在のAも、いささか食傷気味になってしまう。

はいはい。そんくらいのレベルの方達は、私でも充分にお会いできますよ。残念ながら。

これがまた、同行のコンサルタント氏が大仰に驚いて、「いやあ、Cさんはさすがに顔が広い。」なーんて言うもんだから、こちらのC氏も小鼻が膨らんでしまっている。
ま、頼まれた義理もあるので、数社をご紹介し、皆さんでお食事と相成り、和やかななかにも、さすがはコンサル会社のシニアクラスともなれば、ご同席の皆さんもつながりをつけておこうと、いろいろな話を持ち出し、お二方とも、いたくご満悦のご様子。

当たり前のように、ご臨席の日本人数人と次の店に行くことになったんですが、そこで一悶着。

皆さんも、すっかり前のレストランで白酒が入ってしまって、大分酔っていたのは仕方がありません。ひとしきり、数少ない日本の歌を歌いきったあとは、お嬢さん達とボディコミュニケーションに入っていたのですが、くだんのC氏も例外ではなく、すっかり酔いが回っているようで、中国の歌を歌い始めました。これがなかなかはりのある声で上手なもんだから、皆さんやんやの喝采。
そのうち・・・・調子に乗っちゃったんでしょうねえ・・・。
少なくとも僕とAは中国語を解すのですが、他の方々はからっきし。通訳もいるので、覚える気もない方々だったのが災いしたのか。 C氏は数曲歌った末に“人民解放軍”の歌を歌い始めてしまったんです。

♪日本人が来た!さあ、殺せ!・・・っていう、あれです。

格段、右翼、愛国者というわけでもない僕とAは、まあ、まずいな・・・・と思いつつも、黙って聞いていたんだけれど、こんな歌を歌われているにもかかわらず、わが国の団塊の諸君は(年上なのにすいません)、

「Cさん上手上手。素晴しい!」なんて拍手をしています。
女の子達もこの様子を見て、「きゃーっ!」なんて大喜びしています。

この瞬間!
すいません、私ここが限界ですわ。
Aと二人で黙って席をたち、その場をあとにしました。

戦争云々の是非を議論するつもりはないけれど、目の前で国旗を燃やされたような侮辱を受けて、へらへら笑っていられるような、腐った日本人とは一緒にいたくありませんから。

 いつも有難うございます。今日もよろしくお願いします。 
 

ワンクリックをお願いします!

今ひとつ!

よろしければこちらも!

Copyright © 2005,2006 Ta-san, All rights reserved

たーさんの裏街道を行く 上海回顧編 Vol. 43

2006-05-04 | 上海回顧録



いらっしゃい。遅いじゃない!

やっと辿り着いたのに、のっけからそんな・・・・、きついお言葉を、マミー。

ある日の上海出張滞在日。出張で上海に毎月1週間から10日滞在していた僕の日課は概ね、中国中を飛び回っているか、上海にいるときには日に4-5本の会議・ミーティング、6時から8時半くらいまでは食事、9時から11時くらいは飲み会、そのあと台湾か香港の連中とカラオケに合流して、1時すぎにやっと贔屓にしている日本人向けスナックあたりで落ち着くというパターンだ。

このスケジュールに付き合う現地の連中も大変だとは思うけれど、やってるこっちの身にもなってもらいたいね。
こんなスケジュール組んでるのは、現地の連中なんだから・・・・。

当時よくもまあ、体がもったもんだ。

とはいえ、最後に辿り着く店としては3軒位が候補なのだが、あまり露骨にべたべたするような女の子がいるところは一切ご免蒙りたいので、なるべく日本での滞在経験のあるママがいるところへ行くことが多かったなあ。
店の終了と同時にこちらも引き上げ、皆と一緒に夜食を食べに行くパターンだ。時にはママが先に帰ることもあるので、同じ方向の子はついでに送っていったり。客というよりは準構成員のような存在でしょうか?

中国で仕事をしていると、虚構の部分がどうしても目に付くし、鼻にもついてくる。
そんなときには、仕事ではなく、普通に年上の兄ちゃんとして接してもらえるこんな時間がないと、癒されないんですよねえ。

さーて、今日も総仕上げに按摩でもいくかあ。

 いつも有難うございます。今日もよろしくお願いします。 
 

ワンクリックをお願いします!

今ひとつ!

よろしければこちらも!

Copyright © 2005,2006 Ta-san, All rights reserved