たーさんの裏街道を行く!!

世界中の街角から数々の失敗談,ちょっとエッチな話,面白情報をお届けします。(ノンフィクション)

閑話休題

2010-09-05 | 閑話休題


たーさん特製白酒カクテルの正しい作り方

まずは有名どころの白酒をご紹介。

茅台酒
貴州省仁懷市

水井坊
四川省

国窖1573
四川省瀘州市

五粮液
四川省宜賓市

剣南春
四川省綿竹市

金六福
四川省
六福は「寿、富、康、徳、和、孝」、酒質の6大要素「香、醇、濃、甜、綿、浄」
五粮液の工場で作っている。

二锅头 紅星
北京
ランクが多いので、飲むなら高いものを

汾酒
山西省汾陽県

西鳳酒(西鳳酒)
陝西省鳳翔県

瑯邪台(琅琊台)
山東省青島胶南市

孔府家酒
山東省

古井貢
安徽省亳州市

有名な白酒というと、こんなところでしょうか?
こいつらをレストランやホテルで振舞われた時には、それぞれの酒にランクはあるものの、
干杯を回避することはほぼ不可能とあきらめましょう。
先方も時には自分たちが飲みたいこともあるのでしょうが、52度から最高72度位の
酒を用意されることがあるので、要注意!

一方、カラオケなどで出てくる白酒はいいものもありますが、ほとんどは2線級のものが
でてきますので、「あっ!これは聞いたことあるなあ・・」あるいは街の店頭で見かけた
ことがある酒をチョイスすることをお薦めします。

さて、たーさん流白酒カクテルですが、夜毎の接待などで、へろへろになっていたころに
台湾の兄貴に教えてもらったもの。

曰く、
「たーさん、毎晩白酒ばかり飲んでいると、体がもたないだろ。だから、先方が高い度数の
高い酒を選ぶ前に、こちらでなるべくアルコール度数の低いものを”これがいい”と言って
先に選ぶんだ。大丈夫、こちらで選ぶのは失礼にあたらない。そして、白酒は飲めるけど、
強いからこの飲み方で・・・。と伝えて”干”の数を増やす。
そうすると相手のほうが先につぶれるというわけさっ。」

で、肝心の製造指示書と注意点を、チョイスと次回の飲み会のための勉強を含めて以下まとめて見よう。

1.北のお酒は香りや癖のある酒が多いので、ごくごく一般的な酒を選択。
  安徽省、湖北省、四川省の酒が割って飲むには意外とおいしい。

2.酒が運ばれて来たら、ためつすがめつ、どこのどんな酒かを確認しておく。
  プロモーションで出てくる酒などはUS$1.00札がついていたり、5元札がついていたり
  するものもあるので、流れで盛り上がる。
  もちろんプロモーションの場合は結構なものがついてくる可能性があるので、
  しつこく聞いて持ち帰るか、配るか、そいつを肴に盛り上がる。
  (一般的には置物敷き、手の込んだライター、その酒のシンボルのミニチュアの
   置物とか)
  この際、デジカメを持っていたら、撮っておくのも手。

3.ここからはDJのおねーさんに任せて、酒の栓を開ける。
  意外と手の込んだ栓(贋物防止のため)があるため、知ったかぶりで開けられずに
  格闘する方多数。

4.下のようなピッチャーだと、500ml?
  
  まあ、どんなピッチャーであろうと、まずは半分くらいドボドボと白酒を入れます。
  (1/3位で止めると、周りからもっと入れろと必ずと言っていいほど声がかかるので
   ここは潔く入れておく。)

5.氷を適量投入する。
  このあと水を入れるわけだが、あらかじめ氷をちょっと多めに入れて、どんどん薄くな  る方法がベター。

6.中国だと干梅(袋には花梅と書いてあるものもある)、台湾だと話梅を入れる。
  この量(500ml)だと、4-5個で十分。
  カラオケによってはない店もあるけれど、近所の便利店には殆ど置いてあるので、
  買ってこいと言えば大体OK。
  
7.水を入れ、掻きまわす時にこの梅を細かく砕き、ひらひらと漂うようにする。

8.さらに氷の入ったグラスに、このカクテルを注ぎ、薄まるように段取りする。
  (女の子には予め説明し(隣に座る子)、あんまり酔わないようにするためだよ。
   と教えておく。が、私はストレートでやりますという豪のお嬢さんも、たまーに
   いる。)

相手に注ぐ時には"氷を入れない”、自分のときには"氷をたす”ことによって、”干(杯/グラスを干す)”乾杯が度重なることによって、量もアルコール度数も自分が有利になるという仕掛けだ。

日本人とカラオケにご一緒して、この方法で作った方は、まだ過去に一度もお会いしていないので、やはり台湾人の知恵ということなのでしょうか?

 ご訪問有難うございます。



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