たーさんの裏街道を行く!!

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閑話休題 チョッと怖いかもしれない話 夏限定 その2

2009-08-13 | 閑話休題



普通ホテルに辿り着いたときには、どんな土地であっても何となく安心するものだ。

この日はアメリカの東部を車で移動。
いつもならCOURTYARDというホテルを予約するのだが、この日は電話で予約をする時間もなく、出たとこj勝負の到底企業の一員としてはありえない?宿泊パターン。 というのも、アメリカに来ているときには本拠地がLAにあるので、アメリカ滞在何日ということだけ報告しているからだ。

6時半頃にやっとホテルが決まり、電話で説明されたとおりに車を走らせると、道路からほんの少し
入ったところにそのホテル(モーテルに近い)があった。
やーれやれ、道すがらにこれといったレストランもなかったし、どこぞでパンでも買ってくるかあ・・・、などと考えながら部屋にはいった瞬間。

「うわっ!何だこの部屋?」

タバコの吸える部屋と指定したからかも知れないけれど、白かったであろう壁はまだらに黄色くなっているし、電気を全部つけているにもかかわらず、どーも部屋が暗い。 しかも空気がどんよりしている。 窓を暫く開けて外の空気を入れても、いっこうに雰囲気が変わる様子はない。
まいったなあ。インディアンの御守りなんて持ってないぞ。

10分も部屋にいると、マイルームに変えてしまうことができる特技?をもつあっしでありながら、荷物を解く気にもならない。
何かの気配があって、全然落ちつかないのだ。
こんな部屋に入ってしまったら、お守り君たちに頼るしかない。

どーせ寝るだけだからと言いきかせて、外に食事をすませて戻ってきたが、しかし、このときにはちょっとした兵器を入手してきていた。
それは、“塩” 
ゴリゴリ削る例の塩だが、ナプキンにゴリゴリと取り分けてポケットに入れてきたのだ。 
それと、ショッピングモールで手に入れた、アロマキャンドルとお香。

いつも持参の御守りアイテムの中からマラカイトと水晶玉を取り出し、部屋の四隅に塩をまき、キャンドルをつけ、風邪の向きを確認してドアを開け放してお香をたく。

気のせいといえば、それで終りだけれど、たとえ一晩といえども悪夢にうなされることなく、安眠するためには、若干の努力は必要だ。

幸いこの晩はなにごともなく朝を迎えることができたが、こんな部屋は何かがあったとしても不思議はない。 

 ご訪問有難うございます。



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