アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

古き良き時代の音

2013年08月24日 | 音楽三昧
先日、ご近所にお住まいの方から、「拙宅にもLPレコードがあります。ちょっと、見てもらえますか」とのリクエストがあり、早速、伺った。

リビングの大きなテーブルの上に、LPレコードの山。
100枚ほどあって、大半はクラシック。他にポップスものがちらほら。

自称クラシック狂の小生は思わず狂喜乱舞して、一枚一枚丁寧に拝見させていただいた。

ご主人が「まだ、プレーヤーがない」(ので聴くことができない)とおっしゃるので、「それじゃ小生が2~3枚、デジタル化してみましょうか」と申し上げ、これはと思うもの7~8枚を持ち帰った。

 ・ベーム/ウイーンフィルによるベートーヴェンの交響曲第7番
 ・ゼルキン・小澤/ボストンによるベート-ヴェンのピアノ協奏曲第4・5番
 ・カラヤン/ウイーンフィルによるドヴォルザークの交響曲第8番

などなど。どれも一時代を画する名盤ぞろい。

結局、ちょっと傷がある1枚を除いて、都合7枚の録音・デジタル化を終え、ファイルをUSBメモリーに収容して(LPとともに)お返しした。

このレコードの録音・デジタル化は、マニヤの間では知られていて、CDを凌駕するハイレゾ音源に仕上がる。

これを音楽サーバーに収容しiPadで操作すれば、随時、演奏することができる。但し、著作権の問題があるので、試聴は仲間内にかぎられる。

上記で録音したLPの1枚がこれ。



ムラヴィンスキー/レニングラードによる、チャイコフスキーの交響曲第5番だ。作曲者の地元ロシアのアーティストによる演奏だけに、説得力満点だ。

これは、iPadによる選曲操作の様子。



こんな素敵な古き良き時代の音楽が現代に甦えるのも、オーディオ技術の進歩のおかげだが、制作には膨大な時間がかかるので、リタイヤ組こその楽しみかも知れない。

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