昨日、手元のライブラリーから(ネットオーディオで)ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番と3番を聴いたが、何か今のフィーリングにフィットするものがあって、最後まで熱い思いで聴いた。
ソリストは、ジョージア出身の女性ピアニスト、カティア・ブニアティシヴィリ。バックを支えるのは、パーヴォ・ヤルヴィ指揮チェコ・フィルハーモニー管弦楽団である。
旧ロシア帝国が生んだ作曲家による華麗な楽曲は、地続きのジョージアのアーティストによってその魂が呼び覚まされ、且つ、ドロ沼化しつつあるウクライナ戦争への焦燥感とも相まって昨今の感情にフィットする結果になった。
このピアニストの演奏は、17年11月に札幌Kitaraで聴いている。
収録曲
ラフマニノフ
・ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18
・ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 作品30
録音:2016年11月 プラハ・ルドルフィヌム