昨日、ブレンデルのベートーヴェンを聴いた。
やはり、ブレンデルは良い。
一昨日、ポリーニの後期ソナタ集を聴いていて、何とも腰の定まらない演奏にがっかりした後だったので、芯の通ったブレンデルに一層好感を持った。
特に、第1番が良かった。
つまり、第3~5番のように、耳タコになっていない旋律がとても新鮮に響いたのである。
それにしても、やはり楽聖のピアノコンチェルトはすごいと思った。
第5番が終わって後、思わず立ちあがって拍手してしまった。
収録曲:ベート-ヴェン
・ピアノ協奏曲 第1番 ハ長調 作品15
・ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 作品19
・ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 作品37
・ピアノ協奏曲 第4番 ト長調 作品58
・ピアノ協奏曲 第5番 変ロ長調 作品73「皇帝」
・合唱幻想曲 ハ短調 作品80
演奏
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
ベルナルト・ハイティンク(指揮)
アルフレッド・ブレンデル(ピアノ)