酔って候

今日もいい天気。

昨夜、
焼酎飲んでしこたま酔っぱらったところに、
甥がエンコしたと。

姉からの電話だったのだが、
こちらは酩酊に近い状態だ。
「ああ～、兎に角迎えに来い」
（という内容の事を言ったのだが、果たして言語になっていたかどうか・・・）
セルも回らんという事なので、一度会社に行き、
ブースターケーブルとレンチ、バッテリーを積み込む。

現場までは居眠り。
着いたら、ヨーカドーの駐車場だ。
取り敢えず、繋ごう。
「ええぇ～と、赤が、プラスだったよな・・・・」
思えば何年ぶりにブースターケーブルを手に取ったことだろう。
「確か、順番、あったんぢゃねぇ～かな～」
酔っ払いの思考でもこの辺までは考える。
ただ、
実際、考えた通りに作業できるかは別の話だ。
ええ～い、兎に角繋いぢゃえ～！
酒は百薬の長。
人をおおらかにします。

なんか火花が飛んでいるが、
へっ、きれいじゃねぇか、
酔っ払いにゃあ、どうでもいい事だ。

ぼんやりと、フォグが点いた。
こいつが原因だ。
すんなりエンジンが掛かった。
さあ、撤収、撤収。

後の事は良く覚えていない。
家に戻るや否や、缶ビールを握っていた。