古楽の小路

30余年住んだ杜の都から東京へ。両親の介護も終了、気が付けば高齢者に。介護される身になるまで音楽生活を楽しみたいものです

ウォーキングのあとに

2010-05-31 18:21:52 | 散歩
今日も快晴。朝のうちに庭仕事。芝との境の木の柵が腐って
しまったので処分し、新しい柵を注文する前に庭の方も整理整頓。
玄関の方はともかくメインの庭の方がほったらかしで気になって
いた。

10年前のマイガーデニングブームの時はラティスを作ったり
木製すのこで棚を作ったりペンキ塗りしたのだったが、ペンキ塗りも
このところサボって見るも無残な姿。せめて塗り直すことにした。

昼前からまた向かい工事がうるさくなったので午後からは隣町の
スーパーまで約30分歩いた。途中は閑静な住宅地で、今の時期丹精
込められた庭を覗きながらの歩きは楽しい。ハマナスが満開の
お宅があったので写真を撮らせてもらった。我が家のは何年も
葉っぱだけなので羨ましい。

普段あまり行かないスーパーなのだが、ここの「かだっぱり」
ブランド野菜がお目当て。『かだっぱり』とは宮城の方言で
意地っ張りという意味らしい。いわゆる地産地消で県産の
野菜や豚肉などがある。
インゲン、レタス、しいたけ、ベーコンなどを買う。

帰りは下り道なので楽。ホームセンターでペンキを買い、近くの
「カフェ風雅」に寄ったら、お二人でリコーダー練習の最中。
ここはリコーダー好きが集まってよく練習をしている。

「吹いてきませんか」といわれ、すぐその気になり、3本用の
ボアモルティエとテレマンのソナタを楽器をお借りして吹いて来た。
テレマンは初めての曲でワクワクした。
委託している手織り品も売れていたし、その上注文もいただき、
寄ってよかったのだった。
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バッハのマイナー・トッカータ

2010-05-30 12:52:43 | ルネッサンス・バロック音楽
早朝、鳥の鳴き声で晴れている気がして、カーテンを開けると
久しぶりの青空、ひんやりしているが、このところの寒さは
一段落。

早速、庭仕事をしたいところだったが、今朝の「バロックの森」
で聴きたい曲があったので、しばし我慢して、生姜糖入り紅茶
を飲みながら、まずバッハのオルガン曲、カノン風変奏曲
「天から下りて」を聴く。冒頭に下降音階。やはり下降音型で始まる、
マレンツィオのマドリガル「天国から下っておくれ」を思い出した。
全音階下降なので明るい鐘のような響き。

次がお目当てのバッハトッカータ2曲。それもアンジェラ・
ヒューイットによるピアノ演奏。Youtubeなどで大分バッハ演奏
が出ている。結構ピアノ演奏もあるので驚いてしまう。それも
トスカニーニばりの厳粛なものなど、いろいろあって面白い。
放送のあったのはBWV910(6番)とBWV916(7番)
6番は全く聴いたことがなかった。

トッカータ全7曲は
1番#   ホ短調  2番♭   二短調 
3番♭♭  ト短調  4番♯♯  ニ長調
5番♭♭♭ ハ短調  6番♯♯♯ 嬰へ短調
7番#   ト長調
   
と整然となっていることに気づく。フランス組曲、イギリス組曲
パルティータみな6曲だ。7曲というのは珍しい。
バッハは12曲書くつもりだったかもしれないなど想像をたくましくする。
トッカータ集の楽譜をだしてきて見ながら聴く。今までチェンバロで
弾いたことにあるのはBWV 913(1番)914(2番)。
両方ともフーガ部分も複数ある。このトッカータ6番、いいところも
多いのだが、どうでもいいような個所もあり、少し冗漫かもしれない。
自分が知らなかったといってマイナーと決めつけるのもなんですけど
全曲盤でないと削除されてしまうのも尤もかも。

この曲ができたのはワイマール時代というからバッハ20代の作品。
よくバッハがやったように書きなおしてくれれば傑作になったかも
しれない。やはりピアノ演奏は大いに違和感あるので、これを機会に
譜読みだけでもしてみようと思う。書き込みのない楽譜もいいものだ。
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異常低温

2010-05-29 13:13:07 | 庭の植物
このところ寒い日が多く、長袖カーディガンを羽織っても寒く、
ついに小さなストーブを出してきた。一旦出すとすぐつけたく
なってしまう。じっとしていないで体を動かそうと、楽譜の
整理。大量の古いピアノ楽譜の一部処分することに。

このところ片づけ癖がつき、毎日何かしら処分。食器棚や本棚
は有料処分だったがしょうがない。細かくならないもの。
家の中と頭の中が大分すっきりしてきた。まだヴィデオテープ
の整理が残っている。いちいち観ると時間がかかりそう。

午前中は光回線工事の人がみえた。電気配線がどうなっているか
なんて全く分かってない、たよりない依頼主と思われたようで、
仕事内容にはない家の中での接続までやってくれたので助かった。
即開通。

4月27日に満開だった木瓜、そろそろ実がついているかと
見たらもうずいぶん大きくなっていた。
この1ヶ月で木瓜には変化が起こっていたのに、気がつかなかったとは、
申し訳ない。木瓜の花はかりんの花よりずっと前に咲いていたのだった。
そういえば昨日八百屋にもう青梅が売っていた。
梅干しが残り少なくなってきたので今年は少し漬けてみようか。
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ブルーカーペット

2010-05-28 18:06:26 | 映画
青い花が好きなので園芸店で新しい青い花をみるとつい
欲しくなる。この間は大好きな青紫のヤグルマギクが売って
いたので一つだけ買った。別名ブルーカーペットというらしい。
まっすぐには伸びず横に這うように茎がのびて行くようだ。
すぐ横に勿忘草、ミントがあるので植える場所を間違えたみたい。

先日まで玄関先で4-5本咲いていたブルーベルもすっかり終わって
しまった。この花が森の中に群生しているところを青年が歩く
シーンのある映画を思いだした。「ハワーズエンド」。
同じ原作者、監督のイギリス映画3部作、「眺めのいい部屋」
「モーリス」そして[ハワーズ・エンド」はそれぞれいい。
「ハワーズエンド」は20世紀初頭のイギリスの階級社会
を知ったり、美しいカントリーサイドの風情、そして題名
にもなっている、家、ファッションなどいろいろな楽しみ方が
できる。出演者も豪華メンバーで(ヴァネッサ・レッドグレーブも
すこし出る)じっくり何度も観たくなる映画。「モーリス」は
もういいけど(笑)

「ハワーズ・エンド」のお二人、エマトンプソンとアンソニー
ホプキンスの出た「日の名残り」はやはり同じ監督なので似た
雰囲気がある。こちらは最近廉価のDVDが出たので、飛びついた。
「ハワーズエンド」DVDも欲しい人は沢山いるはず。廉価盤を
期待。
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ピーター・フィリップス

2010-05-27 23:13:43 | ルネッサンス・バロック音楽
ピーター・フィリップスといってもあのタリススコラーズを率いる
指揮者の方ではなく作曲家の「Ave Verum Corpus」を今、合唱団
で練習している。ルネサンス後期のイギリスに生まれ、22歳で今の
ベルギーにわたって活躍した作曲家&ヴァージナル教師。

この作曲家を初めて知ったのは東京コレギウム社「チェンバロ名曲集」
に入っている、カッチーニの「アマリリ麗し」からの編曲。
新しい楽器をはじめた頃というのはまだどんな楽譜を買ってよいか
わからないものだ。これもそういう時、買いがちな名曲集。
1・2あり、ヴァージナルブックを手に入れる前は2巻の
ヴァージナル曲をよく弾いたものだ。

私がそもそもチェンバロを始めた動機はルネッサンスの鍵盤楽曲に
興味をもったことだった。元をたどればグレングールドのピアノによる
エリザベス朝の鍵盤楽曲のLpだ。あのLp にはバードやギボンズが
入っていていた。どうにかして楽譜を見たいと思い、音楽の友社の
「世界大音楽全集」のバロックピアノ曲集中にギボンズの
『ソールズベリー伯のパヴァーヌ』が入っていたときの嬉しさを
今でも忘れない。もう40年も前の話。

バードの[Ave Verum Corpus」は有名だが、こちらも劣らぬいい曲だ。
今日の練習はトレーナーの先生が見え、要所要所の縦のハモリを
丁寧にチェック。最後には見違えるようになった。また時が
たつと戻ってしまうのだが・・。SSATB編成でアルトだけ2人
だが、テナーが高い声が出ないというので、アルトの私が助っ人を
することになった。でも今日はテナーがお休み。頑張って低い声を
出していたら、喉が変になってしまった。本当のアルトでなく
メゾソプラノなのだから所詮無理なのだ。ぜーぜー。
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本番終了

2010-05-26 18:14:43 | 古楽器
今日は東北大医学部教授夫人会の会合で頼まれた、古楽器の
ミニコンサート(リコーダー、トラヴェルソ、ガンバ、チェンバロ)。
朝7時からチェンバロ調律し、直前練習に備えた。出演者の
みなさんが家に見え、早速練習。大分練習を積んだのにやはり
どこかしら合わなくなったり、テンポが速くなったりと完璧
いうのには程遠いのだが、今更遅し、ぎりぎりまで練習し、
会場のホテルに向かった。

自分の楽器を運ばないで宮城県川崎町の木村雅雄さんの
フレンチ2段を借りることになっていたので、その点は楽だった。

駅前のホテルの最上階の展望のよい、大きな部屋には既に丸テーブル
が並べられ、会食の準備が。会場でも少し練習でき、出番まで同ホテルの
美味しいビュッフェ・ランチ頂き(前菜、デザートがバイキング)
すっかり満足してこれからの本番を忘れそうになった。
リセットして昼過ぎに会場の部屋へ戻り、それからあとはあっという間。

曲の間に少し話をはさみながらオットテール、バッハ、クープラン2、
パッヘルベル、Aスカルラッティの小品全6曲を無事?演奏。
お客様は熱心に聴いてくださり、シンと静まりかえっていたので
ちょっと緊張し、舌がよく回らなくなってしまったのが残念。

終了後はチェンバロ制作者の木村さんのお話もあり、楽器をよく
見たいという方々がチェンバロを取り囲み、チェンバロ人気上昇。

写真は幹事の方がお庭に咲いた花で作られた可愛らしい花束と今日
活躍したリコーダー2本。ところで今日デビューしたグループ名は
「アンサンブル・ガーランド(花輪)」といいます。どうぞよろしく。
次のコンサートはそう遠くない日にあるかもしれない。
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かりんの実

2010-05-25 13:13:17 | 庭の植物
昨日は実によく雨が降った。土がすっかり水分を吸って
いる。今朝は青空が見えたので早速庭へ。
かりんの花のあとに小さな実をみつけた。まだ2cm。
花はピンクなので目立ったが、実は葉っぱと同じ黄緑
なので見つけにくいこと。いくつあるのかわからない。
沢山あると思っていても、台風で落ちたり、虫食いに
なったりするのでなかなか店で売ってるような綺麗な
姿にはならない。

種を植えたズッキーニが芽をだし、他の苗の野菜達も順調に
育っているようだ。やはり種から手間暇かけ育てた方か愛着
が湧く。細かい種だと大変だが・・。

明日のミニ・コンサートを控えているので今日はあまり
疲れないように、とゆっくり過ごすことにした。
溜まってしまった段ボールや新聞雑誌をチリ紙交換に
出したら、業者の人が駐車場のキューィ棚の花の蕾を
実と思ったらしく、ずいぶん沢山実が成ってますね、少し
間引きした方がいいのでは・・といわれたので思わず
笑ってしまった。昨年から花は咲けども実はならずに
なってしまったが今年はどうだろうか?

明日の練習を軽くして、あとは借りたヴィデオでも観て
過ごそうと思うのだが、天気はいいし、このところ働き癖が
ついているのでなかなかじっとしていられない。
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シュタイヤーの[ゴルトベルク]

2010-05-24 15:37:46 | ルネッサンス・バロック音楽
アンドレアス・シュタイヤーが「ゴールドベルク変奏曲」の
CDを出した。私にはフォルテピアノ奏者の印象が強いが、
リコーダーのメメルスドルフとのCDのチェンバロ演奏は良かった
のでじっくりよく知っている曲で聴いてみたくなった。

プロの鍵盤楽器奏者なら「ゴールドベルク」の録音を残したい!と
いう切な願望があるのか、現在までに実にたくさんの奏者による
録音がある。
ピアノとチェンバロのCDどっちが多いのだろう? 今はもしかして
チェンバロかもしれないと思って、ざっとHMVをみたが、3対2の
割でピアノだった。バレンボイムまで出している。誰が買うのかしら・・。

チェンバロの場合は奏者はもちろんのこと、楽器が何かという
ことも興味の対象になる。このCDに使用された楽器は1734年
ピエロニムス・アルブレヒト・ハス制作ののコピー。これの
オリジナルと思しき楽器が「チェンバロ・フォルテピアノ」(渡邊順生著)
に載っていた。ベントサイドがS 字型になっていて少しピアノっぽい。
また16fという、モダンチェンバロにしかないと思われていた低音
レジスターがついている。

この演奏は2段鍵盤やストップを巧みに使って、チェンバロならでは
の変化に富んだ音色をを聴くことができる。その上16fがあるので、
これが入ると更にドスのきいた音が加わり、圧倒的な迫力。
特に2部の初めではあまりの音にびっくりしてイスから落ちそうに
なった。心臓にも悪そう。勿論ヴォリュームだけではなく、緻密な
演奏は息もつかせない集中力で迫ってくる。ともかく話題騒然の
CDであることは確かだろう。

このCDにはDVDが「おまけ」としてついていて、シュタイヤーの話や
この楽器を間近で見ることができる。
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早めに雨が。

2010-05-23 21:27:27 | 古楽器
今朝は曇り空、朝6時半に花火があがった。地区の運動会だ。
予報では夕方から雨だったのに、昼前から既に非情な雨が
降り出した。運動会は中止になってしまったのだろう。
満開の「都忘れ」が雨に打たれてこちらも可哀そう。

今日はチェンバロレッスン。このところの定例朝の畑仕事は止め、
まず調律に30分。普段は15分で済ますところを、やはり
チェンバロレッスンとなると念入りに。4フィートも使う人が
いるかもしれないし。実際はなかったが。
土いじりをしているせいか手が荒れて爪の汚れもよくとれない。
こういう手ではチェンバロに似あわないのだが、バロック時代の
やんごとない身分ではないのでしょうがない。
10時前に先生が見え、しばらく談笑していたら時間が過ぎ、
まず私のレッスンが始まった。

8月初めに山形で発表会があるのでこのところずっとF・クープラン
の第11組曲一筋だった。全曲は結構長いのだが、これにプラスして
ルイ・クープランの「パバーヌ」も入れることになった。
この嬰へ短調という、バロックでは珍しい調性の珠玉の名品。
チェンバロを弾かなければ出あわなかっただろうと思うと感無量。
ずっと弾き続けていたい曲。
チェンバロでディミュニエンドするのはかなり高等技術だが、
オーバーレガートや指使いを工夫すれば効果はある。先生の技を
真似しようとするがなかなか至難の技。指先と耳に神経が集まって
くるのが感じられたと思ったら少しは出来るようになってきた。
本当に微妙なタッチの違い、間で音楽が生き物のように変化
していく。
「パヴァーヌ」はルネッサンス時代の沢山の舞曲をはじめとし、
フォーレやラベルの「パヴァーヌ」もそれぞれ憂いを帯びていて
とても魅力的だ。

この他、今日は通低曲としてパーセルの歌曲2曲をもらった。
盛りだくさんだ。パーセルの歌は合わせたかったので楽しみ。
あと2ケ月余りあるけれど、何が起こるか分からないので
出来るときにやっておいて間際に焦らないようにしようと思う。
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合奏団練習のティーブレイクに

2010-05-22 21:40:56 | 料理・食べ物
古楽器のグループはいくつか関わっているが、古楽器でない
のは一つ。ここではピアノまたはヴィオラ担当。
団そのものは1990年代半ばからあるのだが、紆余曲折あり
ただいま団員6名。2002年以来自主コンサートもなし。
一時休んでいた時期もあったのだが、ここでヴィオラを弾かないと
全く弾かなくなってしまいそうなのでまた復帰。でも皆さん
忙しくてなかなか練習日が決まらない。人数が少ないので
弦楽四重奏曲すらなりたたない時もある。

今日は久しぶりの練習に近くの市民センターへ。
Vn3, Vla 1, Cello 1 の5名集まったので、モーツアルトの
ディヴェルティメント2曲に、カルテット2曲。家でも全く練習
しなかったので弓を持つ右手の親指が痛くなってしまった。
手にも無駄な力が入ったせいか2時間ぶっ続け練習でへとへとに。

昨日帰国したという団員が旅行土産のトルコのお菓子を持参。
これをみてもしかして米原万里さんがとても美味しいといっていた
「ハルヴァ」ではないか・・?と思ったら本当にそうだった。

「ターキッシュ・ディライト」という名前はイギリス人が
18世紀にトルコからヨーロッパへ持っていき広めたらしい。
食べてみたら「朝鮮飴」に似た味。仙台の「ゆべし」にもすこし
似ているのはくるみの代わりに入っているピスタチオの食感の
所為かも知れない。残りを頂いてしまったので記念撮影。
そういえば米原万里さんの命日が近い。
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ブログ3年目の今日は暑かった

2010-05-21 20:36:58 | その他
今日は気温が28・1度まで上がった。でも来週はまた平年より
寒くなるそうだ。なかなか天気が安定しない。

金木犀の根元周りに植えてあるスズランが満開で玄関先が
いい匂いなのでちょっといい気分。
葉っぱが見事なのに花のつきはイマイチ。もっと花が多いと
いいのだが。

今朝も6時前から畑仕事。野菜の苗を何種か植えたらもっと
いろいろ植えたくなって畑を延長することにした。
でも掘り返すにも土が固くて容易ではない。へとへとになりながら
畳半畳ほど耕し、コンポストの腐葉土も入れた。
ハーブもローズマリーとチェリーセージ、レモンバーム以外は
いつの間にか無くなってしまったので、植えたくなった。
キリがない。

午後は来週のミニコンサートの総練習。本番会場が広い所なので
音が届くかちょっと心配だが、大分余裕も出て来たので、楽しく
おおらかな演奏ができればと思う。

そういえば2年前の今日5月21日にブログを始めたのだった。
寄る年波に因る記憶力減退のためメモかわりに役だっている。
自分の文章を読むのは赤面の思いではあるのだが、肉筆ではないので
読みやすいという利点もある。舌足らずの文章をもっと推敲しない
といけないと思うのだが、そんなことを言っていると毎日更新が
出来なくなりそうなのでこのままでいくことにします。
読んでいただいている方、ありがとうございます。これからも
よろしくお願いいたします。
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雛罌粟

2010-05-20 18:08:00 | その他
ラジオの深夜便の5時少し前にその日の誕生花と俳句が紹介される。
先日は「雛罌粟」だった。花ことばは「慰め」。
一句は稲畑汀子氏の
 『野に咲けば ひなげしは 野に似あふ花』
だった。「手に取るな やはり野に置け 蓮華草」のように野原に
咲いていると綺麗だなと感じる花だ。

東京の実家の近くの空き地にこの色の雛罌粟が群生していて
とてもきれいだな、と思っていたら、わが家の近くの道端にも
この色に雛罌粟が咲いているのを見つけた。少しくすんだオレンジ色の
花は派手過ぎず、大き過ぎずでいい。
長実雛罌粟(ナガミヒナゲシ)という種類らしい。


阿片のとれるものは栽培禁止になっているので、ケシをみると
昔、家で知らずに植えていて警察の御厄介になったことを思い出す。
子供の背丈にまで伸びてそれは見事だった。ある時学校から
帰ったら根こそぎ無くなっていた。詳しいことはわからないけれど
始末書でも書かされたに違いないが、両親はすっかり忘れていた。
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「カラヴァッジョ」 観た

2010-05-19 08:07:08 | 映画
先週、本当に久しぶりに映画館に行った。ひと頃はレディス・ディを
狙ってよく映画を観にいったものだったが、いつでも1000円の年齢
になってからとんと行かなくなった。やはり映画館で観るのはいい、と
あらためて思ったけれど、音が大き過ぎて耳が疲れた。どうしてここまで
の大音響がいるのだろうか。

カラヴァッジョの面白さを世にいち早く知らしめたのは故若桑みどりさんの
功績大だが、最近はカラヴァッジョと言えば宮下規久朗氏という感じ。
2001年、東京での展覧会に付随して行われた講演を聴いた。
美術史家のイメージから遠い、一見ちょっと危ない?感じの方だったが
内容はとても面白いものだった。今回もやはり監修者となられていた。

この映画では絵が描かれた経緯やモデルが誰であったかを丁寧に
たどっている。パンフレットには登場した絵すべてについて解説が
ありよいガイドになる。宗教画にモデル(それも庶民)を使うことに
大御所の先生からの批判があったようだが、カラヴァッジョのリアルな
描写にはモデルが欠かせなかったのだろう。

カラヴァッジョの映画は以前にも作られたようだが、今回のは
分かりやすいし、カラヴァッジョの人となりは勿論、当時の都市
様子や風俗をみられるという満足感はあったが、音楽に関しては
古楽の演奏は(リュートと歌)あるものの、あまり重きをおいて
無いようだった。エンディングテーマのヴォカリーズは映画内容と
あわない陳腐な感じがして、はやく席を立ちたくなった。

一口にバロック芸術といっても音楽は抽象的なので時代の変化を
いち早く反映するのはやはり目から入る直接的な美術の方だ。
当時の人にとって非常に刺激的だったこのような絵は、その後の
様々な時代の様々な絵を観ることのできる我々にとっても刺激的で
あり続ける。余韻を楽しみたくて宮下氏の「カラヴァッジョ巡礼」
という写真中心の本を買った。「その光と闇の生涯をたどる旅」と
いう副題が付いている。映画は「天才画家の光と影」やはり「影」
より「闇」かと思う。DVDが出たら今度は静かにじっくり観るつもり。
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棟上げ

2010-05-18 17:54:48 | その他
朝早く明るくなるので目が覚め易い。今日も5時前に起きて
しまい、庭仕事。雑木雑草の庭も色どり豊かになってきた。
隣家からいただいた、マンテマが増え、濃いピンクの花が
目立つ。ピンクといえば、仙山線北山駅プラットホーム際の
「かりん」に今年は沢山花がついている。当たり年かも
しれない。我が家のかりんも昨年は散々だったが、今年は
花が多い。でもこれが皆、実になって大きく成長するかは不明。
途中で台風がくることもあるし。

今日は向かいの家の「棟上げ」ということで朝7時半から
クレーン車が来た。家壊しの時もクレーン車が大活躍。
今時の家作りには大工さんの釘を打つ音など聴こえてこない。
聴こえるのは轟音ばかり。それに打ち勝つ工事人達の叫び声が
結構うるさい。
9時半になったら居たたまれなくなって外出することに。
門を出たら、家の持ち主に出くわしてしまい「ご迷惑おかけします」
と声をかけられた。まさか「そうですよ」とは言えない。

昼過ぎ帰ったら大分組み立てが進み、5時過ぎには完了。
「棟上げ」というと骨組だけ見える家を思い浮かべるが、
一日ですくなくとも外観は完成した家のようにみえる。
なんとも情緒に欠ける、「棟上げ」だった。
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庭石菖

2010-05-17 09:01:59 | 庭の植物
3日間留守にしただけでもこの季節の植物の成長には目を
見張らせられる。天気が続いたようなので植えたばかりの
野菜の苗がぐったりしているのではないかと心配だったが
しっかり立っていた。地植えのものは少々水が足りなくても
大丈夫だ。

東京とは2・3週間くらい季節が違う感じだ。実家と両方に
共通してある草花を比べると一目瞭然。東京ではスズラン、
カンゾウ、紫ランが満開だったが、こちらはまだ蕾がかたい。
実家の芝生には昨年はネジ花があちこちから伸びていたが、
今年は庭石菖がたくさん。雑草というには可哀そうなほど
綺麗だ。子供のころからこの花は気に入っている。仙台では
どうもみかけないような気がするのだが・・。一つ持ち帰れば
よかったと後悔。
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