冬晴れの日、展覧会でもなければ足を踏み入れない六本木へ。
フェルメールやレンブラントなどのオランダ絵画を何で地上52階で
見なくてはならないのだろう、とエレベーターで運ばれながら思った。
古楽に興味が出来てから楽器がよく描かれているということもあって、
17世紀のオランダの風俗画を良く見るようになった。
フェルメールの絵が実によく日本に来るようになったのは2000年
前後であろうか・・。2000年に「真珠の耳飾」など5点来た時は
本当に信じられなかったが、それ以降は何度も美術展の目玉にされる
ようになった。
レンブラントやハルスは子供の時から画集では見ていたが、ステーン
マース、ホッホ、ライスダール、ダウ、ファブリティウス、の風俗画、
風景画、肖像画もみられてよかった。リーフェンスという画家はたぶん
初めて。「読書する老女」をみて老女が女性とは思えなかったが。
今回のダウの「窓際でランプを持つ少女」が観られたのは良かった。
ダウには「クラヴィコードを弾く婦人」という絵があり、いつか
観たいものだ。
フェルメールは一点「水差しを持つ女」。背景や小道具のバランスがよく
窓辺からの光が金色の水差しやその下の水盤にはテーブルクロスの模様が
映っている。召使にしては洋服が良すぎるの女性は何か「心ここにあらず」
の表情であるが観る者は両手の動きと水差しに集中するので女性の表情は
さして気にはならない。スカートの青色と白い被り物と肩掛けのコントラストが
とても綺麗だった。
今回の展覧会では楽器の描かれた絵画は1点のみだった。
ヨングの「ヴァージナルを弾く女性」はフェルメール初め、同じ題名の
いくつかの絵に比べるとちょっと見劣りし肖像画といった感じだった。
モデルは若い女性ではなく質素な服装の既婚夫人あった。それはいいとして
表情がちょっと冴えないのは無理やりモデルになったのか?ピンクのバラは
何を意味するのだろうか?
サイズは136cmX105cm と結構大きい。
所蔵するロッテルダム美術館のサイトへ行って画像を見つけた。
今回のもう一つのレンブラント初来日の「ベローナ」はベローナの頭と体との
バランスが悪くてこれが名画なの??と思ってしまった。
フェルメールやレンブラントなどのオランダ絵画を何で地上52階で
見なくてはならないのだろう、とエレベーターで運ばれながら思った。
古楽に興味が出来てから楽器がよく描かれているということもあって、
17世紀のオランダの風俗画を良く見るようになった。
フェルメールの絵が実によく日本に来るようになったのは2000年
前後であろうか・・。2000年に「真珠の耳飾」など5点来た時は
本当に信じられなかったが、それ以降は何度も美術展の目玉にされる
ようになった。
レンブラントやハルスは子供の時から画集では見ていたが、ステーン
マース、ホッホ、ライスダール、ダウ、ファブリティウス、の風俗画、
風景画、肖像画もみられてよかった。リーフェンスという画家はたぶん
初めて。「読書する老女」をみて老女が女性とは思えなかったが。
今回のダウの「窓際でランプを持つ少女」が観られたのは良かった。
ダウには「クラヴィコードを弾く婦人」という絵があり、いつか
観たいものだ。
フェルメールは一点「水差しを持つ女」。背景や小道具のバランスがよく
窓辺からの光が金色の水差しやその下の水盤にはテーブルクロスの模様が
映っている。召使にしては洋服が良すぎるの女性は何か「心ここにあらず」
の表情であるが観る者は両手の動きと水差しに集中するので女性の表情は
さして気にはならない。スカートの青色と白い被り物と肩掛けのコントラストが
とても綺麗だった。
今回の展覧会では楽器の描かれた絵画は1点のみだった。
ヨングの「ヴァージナルを弾く女性」はフェルメール初め、同じ題名の
いくつかの絵に比べるとちょっと見劣りし肖像画といった感じだった。
モデルは若い女性ではなく質素な服装の既婚夫人あった。それはいいとして
表情がちょっと冴えないのは無理やりモデルになったのか?ピンクのバラは
何を意味するのだろうか?
サイズは136cmX105cm と結構大きい。
所蔵するロッテルダム美術館のサイトへ行って画像を見つけた。
今回のもう一つのレンブラント初来日の「ベローナ」はベローナの頭と体との
バランスが悪くてこれが名画なの??と思ってしまった。