ラジオの深夜便の5時少し前にその日の誕生花と俳句が紹介される。
先日は「雛罌粟」だった。花ことばは「慰め」。
一句は稲畑汀子氏の
『野に咲けば ひなげしは 野に似あふ花』
だった。「手に取るな やはり野に置け 蓮華草」のように野原に
咲いていると綺麗だなと感じる花だ。
東京の実家の近くの空き地にこの色の雛罌粟が群生していて
とてもきれいだな、と思っていたら、わが家の近くの道端にも
この色に雛罌粟が咲いているのを見つけた。少しくすんだオレンジ色の
花は派手過ぎず、大き過ぎずでいい。
長実雛罌粟(ナガミヒナゲシ)という種類らしい。
阿片のとれるものは栽培禁止になっているので、ケシをみると
昔、家で知らずに植えていて警察の御厄介になったことを思い出す。
子供の背丈にまで伸びてそれは見事だった。ある時学校から
帰ったら根こそぎ無くなっていた。詳しいことはわからないけれど
始末書でも書かされたに違いないが、両親はすっかり忘れていた。
先日は「雛罌粟」だった。花ことばは「慰め」。
一句は稲畑汀子氏の
『野に咲けば ひなげしは 野に似あふ花』
だった。「手に取るな やはり野に置け 蓮華草」のように野原に
咲いていると綺麗だなと感じる花だ。
東京の実家の近くの空き地にこの色の雛罌粟が群生していて
とてもきれいだな、と思っていたら、わが家の近くの道端にも
この色に雛罌粟が咲いているのを見つけた。少しくすんだオレンジ色の
花は派手過ぎず、大き過ぎずでいい。
長実雛罌粟(ナガミヒナゲシ)という種類らしい。
阿片のとれるものは栽培禁止になっているので、ケシをみると
昔、家で知らずに植えていて警察の御厄介になったことを思い出す。
子供の背丈にまで伸びてそれは見事だった。ある時学校から
帰ったら根こそぎ無くなっていた。詳しいことはわからないけれど
始末書でも書かされたに違いないが、両親はすっかり忘れていた。