古楽の小路

30余年住んだ杜の都から東京へ。両親の介護も終了、気が付けば高齢者に。介護される身になるまで音楽生活を楽しみたいものです

コンサート無事終了

2011-07-31 23:25:40 | その他
昨夜も4時前に地震で起こされた。すぐラジオをつけるとアナウンサーが
かなり慌てている感じで聞き苦しかった。仙台は震度4ということだった。
しばらく眠れなくて結局5時過ぎに起きてしまった。今日はチェンバロ
コンサートで8時にチェンバロ搬出だったので朝7時からルイ・ークープラン
練習。今回この曲を弾くことにしてよかったとつくづく思った。
昨年の同じルイ・クープランの「パヴァーヌ」に劣らぬいい曲だ。

さて会場の長町の「びすたーり」は古民家を復活させた建物で、チェンバロを
設置すると周りの雰囲気にも不思議と違和感なく収まった。お客様も
入ったところでまずランチ。こういう飲食形式のコンサートは初めてだ。
ランチ後は5人のチェンバロ演奏。あっという間に自分の番が来た。
チェンバロのタッチが会場の湿気をすったせいかちょっと重く感じたし、
クリアな音が出ない気がしたがしょうがない。いろいろ細かいキズは
あったものの大崩れはしなかったので良かった。
このごろあがらなくなった気がする。上手く弾こうとか思わなくなって
来たのは年の功?

このあとはスペシャルコーナーの朗読と先生のチェンバロ演奏と続いた。
「クレーヴの奥方」のフランス語朗読にF.クープランの演奏という
珍しい試みにお客様は喜ばれた様子でよかった。クープランの曲の
選び方も興味深かった。

写真はリハーサル風景


終了後チェンバロを自宅まで運び無事元に戻って一安心。運搬お手伝い
頂いたかた、ありがとうございました。
やはりチェンバロ運びは神経が疲れるものだ。無事役目を果たした
楽器に頂いた素敵な花束を進呈。

ほどなく気も軽く打ち上げ会場へ。
一番丁のフランス食堂『オ コション ブルー』で。一度行って
みたいと思っていたところだったのだが、噂に違わず美味しかった。
なかでも美しく盛られた沢山の前菜は一つずつ食する楽しさを味わった。
ワインに詳しいチェンバロの先生の選んだワインも皆料理をさらに
美味しくした。魚、肉料理にデザートと、これに昼のランチもあり
カロリーオーバーな一日。明日からはしばらく低カロリー食にしないと。




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[フォリア]

2011-07-30 13:37:05 | ルネッサンス・バロック音楽
朝ラジオをつけたら、三味線と尺八とピアノで[フォリア]をやっていた。
昨日のNHKバロック講座でリュリが夢遊病者のようになって「フォリア」を
踊るところを「王は踊る」のDVDでみせていただいたばかりだった。

若い邦楽家による三味線と尺八のセッションはここ数年ずいぶん盛んに
なってきたようだ。わたしなんかも伝統的な邦楽は聴かなくてもこういう
新しいのはちょっと聴いてみようかという気になる。やはり邦楽器に
しかない独特の音色というのがあるので貴重だ。

しばらくただあっけにとられて聴いてしまった。終ったらジョッキーが
「ヘンデルのサラバンド」でした、というのでまた驚き。もうすこし
神経を使って、「ヘンデルのサラバンド」の編曲でしたと言うべきだろう。
どうやら「ヘンデルのサラバンド」は「バッハのアリア」みたいに一般的には
一つの特定の曲を示すらしい。

いわゆる「ヘンデルのサラバンド」の原曲はハープシコード組曲の第2集9曲
HWV437のサラバンドだ。弾いたことはないが、チェンバロで弾いても
それほど面白くはないような気がする。
デヴィジョン・フルート集にはイギリスのFaronel's ground があるが
これもフォリアだ。いつか練習してみたい。一段目はバスライン。これを
繰り返す。旋律は2段目から。

「フォリア」のメロデイーは当時ずいぶん流行した模様で多くの作曲家が
手がけている。変奏が進むにつれ技巧的な箇所も多く、いやがおうにも気分が
高揚してくる。シャコンヌ、パッサカリアにも同じ要素があり、なかなか
魅力的な曲が多い。バロック時代の器楽曲にもいくつかある。
ギニョンの「フォリア」は聴いたことがないが。

Corelli, Arcangelo:
- Violin Sonata Op. 5, No. 12

Guignon, Jean-Pierre:
- Les Folies d'Espagne, from Op.9

Marais, Marin:
- Les Folies d'Espagne, from Pièces de Viole Livre II

Vivaldi, Antonio:
- Trio Sonata Op. 1, No. 12, RV 63



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バロック三昧

2011-07-29 19:53:35 | その他
チェンバロコンサートが近付き、にわかに慌ただしくなった。風邪もどうやら
抜けたようで、一週間遅かったら本当に危ないところだった。

昨日は出演者が次々練習に見え、スペシャルコーナーの朗読+チェンバロ演奏の
リハーサルもあった。チェンバロの梅津先生は宮城学院大の授業を終えられてから
車で、朗読の仙台カルチェ ラタンのBrachet 先生は自転車でお見えになった。

コンサートでは「クレーヴの奥方」から3か所を朗読され、チェンバロ演奏がお話の
間に挟まれる。私はフランス語は全くわからないので、訳をみながら今はこの
へんかな・・・と目で追う。でもわからないと返って音楽のように聴こえ
それもよし、と思ったのだった。
フランス語がわかったらもっと深くフランスバロック音楽が理解できるのでは
ないかと思って、幾星霜。カルチェラタンの教室の授業の様子を伺って
いるとなかなか楽しそうなのだが・・・。いまさら語学はやはり敷居が高い・・。
でも訳書でフランス古典をよんでみようという気になったから、良いきっかけに
なったことは確かだ。あらたな世界が広がって行く気がする。

休憩には恥ずかしながらフランスの田舎風?のアンズのケーキを作ってお出しした。
気に入って頂けたみたいで嬉しかった。アンズは生が手に入らず干しアンズを戻して。


このところ雨が多く、湿度が高いのでチェンバロは狂い放題でしょっちゅう調律を
を欠かせない。

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再びコンチェルトコペンハーゲン

2011-07-28 18:35:00 | ルネッサンス・バロック音楽
約一年前にもブログに書いたのだが、
http://blog.goo.ne.jp/euterpeparnassus/e/b4cb8871288e78cc7f1f1ca2dfcd56be

今朝の「クラシック倶楽部」はバッハの「コーヒーカンタータ」と
「農民カンタータ]より、の再(再?)放送。
今回は2回目ということもあり音楽を聴くというより他のことに気をとられた。
指揮者のモルテンセンの熱のこもった面白い表情の指揮ぶりを写真に撮ろうと
シャッターチャンスをうかがっていたのだが、撮りそこなってしまった。
エネルギッシュな指揮で片時も同じ姿勢でない感じ。

農民カンタータ BWV212 「おいらの今度のご領主様」という訳が
気になって他ではどう訳しているかとみると「わしらの新しいご領主に」というのが
多かった。「おいら」というとついビートたけしとか古くは「おいらはドラマ―」
という歌を思い出してしまう。農民はおいらかな?一人称の呼び名は日本語には
たくさんあって訳するにも悩みのタネというかどれにしようかと楽しく悩むかも
しれない。「クレーヴの奥方」訳書では奥方自らのことを「あたくし」と訳されて
おり、ちょっと違和感を覚える。辞書によれば「あたくし」は「わたくし」の
くだけた女性語だそうだが、「わたし」と「あたし」の関連はそのような感じだが
「あたくし」になるとちょっと気取った感じがつきまとうのはデヴィ夫人が言う
せいなのかしら?

さてコーヒー、農民両方ともにトラヴェルソのオブリガート付きがあった。ぼそぼそ
つぶやいているような演奏でちょっと物足りなかったかも。


ヨーロッパの古楽器アンサンブルによく日本人の顔みかけるようになった。
スェーデンのバロックアンサンブルでも見かける女性チェリストが大活躍だった。

昨日の沖縄のさんぴん水のことが頭にあったのか、ソプラノのマリア・ケオハナが着て
いるヴェストが沖縄の紅型にみえてしまったが、、。


小編成の息のあったアンサンブルのよさと少ない人数と感じさせない迫力をもち
あわせたコンチェルトコペンハーゲンの演奏は楽しかった。









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爽やか飲み物

2011-07-27 22:29:06 | 料理・食べ物
今年は暑いので冷たい飲み物が欠かせない。麦茶のティ―バッグが
どんどんなくなる。

昔は麦茶は煮出して作るものと決まっていたから、薬缶に湯を沸かし、
麦茶を入れ、吹きこぼれないようしばらく煮出し、冷ましてから
さらに冷たくするという手間をかけたのも普通のことだった。
冷蔵庫がない時代は買って来た氷で冷やした。そうめんのつゆなども
昔は皆家で作って冷まして使ったのに、私も最近は市販のつゆを
買うようになってしまった。味気ない・・。

水出しの麦茶が発売されたころは買うものかと思っていたが、
この頃はもう水出しばかり買って手間を省いている。時々あの香り高い
昔の麦茶が飲みたくなる。

麦茶ばかりでなく、ウーロン茶、ミックスハーブ、そば茶・・・
いずれも水出しで美味しいものがあるのでいろいろ試している。

最近頂いた「さんぴん水」という沖縄のお茶は蒸し暑い夏にとても美味しい。
さんぴんというのはジャスミンのことだという。

ジャスミン茶は中国料理につきものだけど、冷たくして飲むのは初めてだった。
蒸し暑い時には特にいい。後味がさっぱり爽やか。しばらくハマりそう。




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クラシック倶楽部も北欧特集

2011-07-26 09:36:45 | ルネッサンス・バロック音楽
朝の「クラシック倶楽部」でトリオ・メディ―ヴァルを聴いた。
昨秋に招聘元アレグロミュージックからチラシが送られてきて、
行けたら行きたいと思っていた女性3人のヴォーカルグループ。
よく共演するという打楽器奏者も一緒だった。

今朝のプロは「フォークソング」というもので全く聴いたことのない
ノルウェーの古謡の編曲が歌われた。低目の3声の安定したハーモニーは
他のヨーロッパの中世音楽とも共通するものがあった。

ステージには沢山の民族楽器、打楽器も並べられ歌に彩り添えていた。
なかでも「口琴」と歌という組み合わせは絶妙だった。
この楽器、世界のいろいろな場所に似たようなものがあるようだ。
発祥の地はモンゴルあたり?


今週の「クラシック倶楽部」も北欧特集だそうで、以前放送のあった
ブラヴァデ・リコーダーカルテット、コンチェルト・コペンハーゲンもある。
そういえば昨日はフィンランド・タンペレのム―ミン博物館の番組もちらっと見た。
「森の湖の国」に昔、夏だけ少し滞在した時に買ったトロールの出てくる絵本を
久しぶりにみたくなった。





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チェンバロの椅子

2011-07-25 22:33:00 | その他
また夏らしい暑さになってきた。かぼちゃとゴーヤがともにつるを伸ばして
勢いづいて来た。緑の葉を見ているだけでも元気になれそう。

今週はいろいろ用事や練習があって忙しくなりそうな週。その上東京へ日帰りで
行くことになったらちょっと身体がもたないと思っていたが、母も少し
元気になり、大丈夫そうなのでよかった。日常の買い物以外、何か探して
歩くようなことが面倒で時々買い物を頼まれる。今日も街へ頼まれ買い物へ。

さて31日のチェンバロコンサートでは私の楽器を運ぶのだが、チェンバロ
専用椅子がない。椅子込みで売られている場合もあるが普通はイスは別売り。
同じメーカーに楽器に合わせた椅子を特注すると10万円もする。そんなものを
買う余裕はないのでこの20年間ずっとピアノ椅子で代用。
プロのチェンバロコンサートでもピアノ椅子で代用という場合もよくある。

ピアノ椅子は背もたれのあるものとそうでないスツール式と両方ある。
大昔には丸いピアノイスがあって遊びにも使ったものだがいつのまにか処分
されてしまった。2種のイスは共に古くて、塗装が剥げていたり、猫が
引っ掻いた跡などあってちょっと公開演奏の場にはどうかな、、と思い、
ネットで椅子の通販をみてみると10000円前後でチェンバロにも
合いそうなものがあったが・・。そこまでしなくてもいいいか・・と
猫が引っ掻いたスツールの方に布カバーをつけたらどうかな、と思い立ち、
布地やさんへ。信じられないほどの安いカーテン端切れがあったのでこれに決めた。
合わせて買った糸の方が高かった。
一応スッポリ覆うカバーは出来たのだが、安上がりにできたことだし
もうひと手間加えようかと思っている。



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「クレーヴの奥方」映画

2011-07-24 07:17:00 | 映画
7月31日のチェンバロコンサートには「クレーヴの奥方の朗読と
チェンバロ演奏」というスペシャルコーナーのせいか既にチケットは完売。
私もこのコーナーは楽しみだ。

「クレーヴの奥方」は今までに4つ映画が作られている。
①ジャン・ドラノワ(1961年)の16世紀のコスチュームプレイ。
②オリヴェイラ監督の現代(といっても1999年?)の設定
③女写真家ソフィー(2000年)
④美しいひと(2008年)

今回①と④の字幕なしをざっとみたが、④は翻案というか「クレ―ヴの奥方]原作と
かけ離れすぎていて、どこが・・?と疑問に思うところばかりだった。
原作に近いのは①しかないようだ。

①はクレ―ヴ大公をジャン・マレー
      奥方をマリナ・ヴラディ
      ヌムール公を ?
ジャン・マレーが威厳に満ち格好良すぎてちょっとミスキャストかも。
一方ヌムール公に扮する俳優はチンピラみたいで、気品のあるマリナ・ヴラディが
愛する人としては役不足。多少原作とは違い、道化が出てきたりしてちょっと演劇風。
脚本はジャン・コクトー。

さて面白い話がある。
フランスの歴代大統領は文化芸術に理解がある人が多いが今のサルコジ大統領
はどうもこの方面には無関心であるらしい。
2007年の大統領選挙で「高校で『クレーヴの奥方』を使って授業するなんて
ばかげている」と公言したのに対し、映画監督オノレ氏が作ったのが、この④
「美しいひと」舞台が高校というのはヒネリがきいているが、クレーヴの奥方
高校生(もちろん未婚!)クレーヴ大公は同級生、ヌムール公は高校教師ということ
なのだろうが、あまり違い過ぎるので別に原作がどうのこうの、ということは
意味がないように思える。まあこんな経緯がなかったら絶対観なかった映画。



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レイ

2011-07-23 13:06:00 | 庭の植物
夏風邪は長引きますよ~、とかかりつけ医に言われたが、なんだか
その通りになって来た。悪くはならないがよくもならない。
薬を飲んだので悪化はしないだけのような気がしてきた。はやく
すっきりしたいものだ。

日常生活は差し支えないので、郵便を出しに行った。近いのでありがたい。
父は96歳の誕生日を来週施設で迎えることになった。当日は兄夫婦が
母を施設に送リ迎えしてくれることになったので良かった。私は行けないので
とりあえずカードを送った。
もう兄は父が自分を息子とわかってくれないのでは、と心配しているしまつ。
68年も一緒にいた母のことがわからなくなるのはまだ先のことだとは思うが、
おそらく、一番付き合いの短い孫のことはわかるかが心配。

玄関脇ののうぜんかつらがもうそろそろ御終い。昨年と比べるとずいぶん
時期が早かった。
ボタボタ落ちた花がもったいないので、つなげてレイのようにしてみた。
孫とでも一緒にやったら楽しいのではないかと思ったが、一人でも
結構楽しかった。昔娘がちいさかった頃、一緒にしろつめくさで花輪を
作ったことなど思い出した。さて出来たレイをかけてあげる人がいないので
どこかにつるそう。すぐだめになるだろうけど。





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デンキメール

2011-07-22 20:14:00 | その他
震災を機会に携帯に配信されるメールをいくつか申し込んだ。
ガス復旧工事のメールには毎夕方ガッカリさせられたがその時には
まだ毎日の自分の生活で精いっぱいの感じだったし、放射能の影響も
ここまで大変になるとは思ってなかった。

市内の図書館の開館情報がくるたびによかった、と思い、普段行かない
所にも行ってみたくなる。
最近デンキメールなるものを申しこんだ。
朝6時過ぎにデンキ予報とテンキ予報が送られてくる。このところ
平年以下の気温なのでいつも「余裕あり」
寒すぎず暑すぎずのクーラーもストーブのいらない温度の日が続くと
いいのだが。このところの急激な低温で体調不良になった人が多く、私も
その一人。

風邪はのどの痛みが和らいだと思ったら、咳が出るようになり、
ちょっと人の集まる所は無理かな・・と思ったが、今日は午前ピアノ、
午後は「バロック講座」行きがどうにか出来た。講座の途中涼しい風が
入ってきてちょっと咳き込んでしまったが・・。喉が過敏になっている
のでのど飴が離せない。

さて講座はいよいよルイ14世の時代になり、後半は「王は踊る」のヴィデオ鑑賞。
映画館でみたのももうずいぶん昔のことだ。パンフレットも大事に。サントラ盤
もたまに聴いたりするとDVDが欲しくなる。ずっと絶版になってしまったままだ。
中古品はとても高い。「めぐりあう朝」のように再発売すればきっと売れるに
違いないのに・・・。

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夏風邪

2011-07-21 18:09:20 | その他
のどの痛みを覚えてから5日になるのに治らない。
昨日はアンサンブル練習に友人宅に行きリコーダーを吹いたら
喉がさらに痛くなり、いつもより少なめの練習であとは、
手作りランチや綺麗に作られたブルーベリーのかかった
デザートをいだだきながらしばらく楽しく話し込んだ。

帰宅したらだんだん風邪っぽくなってきて、夜友人と電話していたら、
話すうちにしわがれ声になり最後は殆ど声がでなくなってしまった。
こんなことは初めて。
さすが心配になって今朝一番に近くのかかりつけ医に行った。

団地の高齢化に伴い患者も高齢者が多い。
香水つけすぎのご婦人がいて参った。そういえばいきつけの
歯医者には[香水ご遠慮ください]と張り紙してあった。

正真正銘の夏風邪ということになって、薬局にいったらまた
かの香水婦人がいて頭がクラクラした。薬をどっさりもらい、
急に病人になったような気になって帰宅。でも風邪くらいで
寝てるわけにもいかず月末のチェンバロコンサートのプログラム
の原稿を校正。なにがしかはまだ間違いがある。特に今回は
プログラム目玉である、「クレーヴの奥方」の朗読の翻訳文付なので
ボリュームがある。

昨日から今日にかけチケットの予約が殺到?しとうとう完売となりました。
ありがとうございました!
前座のチェンバロも練習しないと。今日はちょっとやる気になれない。
あと10日あるのでまさか風邪は治っているだろう。
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キングスシンガーズ

2011-07-20 07:09:00 | ルネッサンス・バロック音楽
アカペラ合唱団の古株。マドリガルだけでなく、古今東西の曲を
演奏するので一般にも知られている。昔はイギリスのマドリガルと
いうとまずキングスシンガーズのCDだった。同じケンブリッジ出身で
ケンブリッジバスカーズという2人(管楽器とアコーデオン)という
グループも懐かしい。こちらはいわば曲芸で誰でも楽しめる。

さて今週の「古楽の楽しみ」はモンテヴェルディ特集なのだが、ちょっと
そんな気分でないので、6時からのBSクラシック倶楽部を見ている。
それで今日の「キングスシンガーズ イン 東京」の録画をみることが
出来た。昨年のコンサートの抜粋再放送。
石橋メモリアルホールが綺麗になっていて驚いた。

 プログラムは
        
「勝ち誇る愛の神」             ガストルディ作曲
                              
「ああ、お前を愛している」           モーリー作曲
                              
「死ねるものなら」           モンテヴェルディ作曲
                              
「おお、幸せな瞳よ」              エルガー作曲
                              
「春の祭り」              メンデルスゾーン作曲
                              
「シルヴィアはだれ」            シューベルト作曲
                              
「華麗なる千拍子」                ブレル作曲
                     ランズウィック編曲
                              
「ラ、ラ、ラ、それは言えない」         セルトン作曲
                              
「私の心はあなたの中に」             作曲者不詳
                              
「マリニャンの戦い」             ジャヌカン作曲
                              
「マスターピース」              ドレイトン作曲
                              
「オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ」 レノン、マッカートニー作曲
                        アイヴズ編曲
                              
                
こういろいろの種類の曲を次々演奏されるとブレルあたりでちょっと
集中力がなくなってしまった。エルガーの甘い曲がこのグループのトーンに
とても合っていると思った。
作曲者不詳のフランスの曲がもっと知りたいと思った。せめて題名だけ
でも原語が欲しい。ドレイトンの「マスターピース」YouTubeで聴ける。
初めて聴いた時は面白いけれど何回もききたくなる曲ではないような。

ところで26日(火曜日)のBSクラシック倶楽部は「トリオ・メディーヴァル」
コンサート。歌とパーカッション。未知の世界なので楽しみだ。

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夏向きソース2つ

2011-07-19 18:32:50 | 料理・食べ物
今日は11日続いた真夏日も一休み。台風の影響はまだなく時々ポツリポツリと
雨が降った。まだのどが本調子ではないので今夜の合唱練習では無理をして
声を出さないようにしようと思うのだが、参加者が少ないとそうもいかない。

朝から母の長電話に少々疲れ、気分を変えようとソース作り。一時流行った
「食べるラー油」に「ジェノヴァソース」を作った。ビン本体に蓋は沢山
あれども蓋がなかなかピッタリなのがなく、100円ショップへ買いに。
ラズベリーソース用ビンもこの時期足りなくなる。

「食べるラー油」はいろんなところからレシピを拝借して具だくさんにした。
豆腐やナス、キュウリ、薄切り豚肉にかけたり、冷やし中華にも合う。
長ネギ、生姜、にんにく(生は高いので乾燥)、唐辛子、松の実、胡麻、干し蝦、
に調味料はコチジャン、胡麻油、サラダ油、醤油、砂糖、塩。火を通すもの
通さないものがあってちょっとややこしい。これに比べるとジェノヴァの方は超簡単。

鉢植えのバージルがかなり伸びてきたので50枚ほど摘み、松の実、にんにく、
パルメザンチーズ、塩、Exヴァージンオイルをただフードカッタ―にかけただけ。
こちらは魚、パスタ、ニョッキ に合う。

この2つのソースで夏の料理が簡単になる。オイルとり過ぎに注意しないと・・・。




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なでしこ

2011-07-18 19:05:23 | その他
朝テレビをつけたら、「なでしこジャパン」の優勝の映像ばかり。
スポーツは殆ど興味がないのでサッカーだかソフトボールだか知らなかった位だ。

父が施設に入ってから3日たった。母が昨日訪ねたら、父がここにいつまで
いるのかと何回も聞くので困ったと言っていた。答えたところでボケていて
すぐ忘れるので正気な方は参ってしまう。

母は一人暮らしをまだ楽しむところまでは行ってなく、あまり元気なく何も
手につかない感じだ。時間が解決してくれるとは思うのだが。年も年だし。
今朝も電話で元気がなかったので気になって、何か送ろうと街に出かけた。

私と違って母は料理が嫌いなのでレトルト食品をいくつか買って、あとは
なにか手作りしてクール宅急便で送ることにした。でも食べ物ばかりでも、と思い、
夏用の楽なホームウエア(昔のアッパッパ)を探すが、ペラペラでみるからに
安物しか見当たらなかった。透けない程度の厚さでアイロンをかけないですむの
がいい。


最寄り駅近くの空き地に「なでしこ」が咲いていた。実に繊細なはなびら。
萩や芒のように秋の季語。
同じなでしこでも石竹は中国から入ってきたので「唐なでしこ」日本のなでしこは
「大和なでしこ」というわけだ。
今日も暑かったが風があったのでまだ楽だった。




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リコーダーレッスン

2011-07-17 19:54:30 | ルネッサンス・バロック音楽
震災があり、間があいてしまったが、今日は今年2回目のリコーダーレッスン。
昨日はやはり上京疲れか冷房した部屋でうっかり昼寝をしてしまったら
ちょっとのどが痛い。頭痛も少しして首も痛い。おまけに口内炎もあるので
かなりのハンディ。

でも今朝はいつものように5時半起き。ラズベリーを収穫し、水やりし、
落ち葉掃き、来客用掃除をし、調律し、チェンバロ練習し、リコーダー練習し、
と大忙し。他の方のレッスンでゆっくりできるからと頑張った。

リコーダーの本村先生は横浜からなんと車で見えた。この連休仙台は『東北六魂』と
いう祭りでそうとうの人出とか。市内のホテルは満員だったらしい。

10時からのレッスンは
 ①テレマンソナチネ イ短調
 ②シックハルト   リコーダーの原理
 ③シックハルト   リコーダーの原理   
 ④笛の楽園より   ダフネ
 ⑤コーベット    トリオソナタ
 ⑥シックハルト   リコーダーの原理
 ⑦シックハルト   リコーダーの原理 

というわけでシックハルトのリコーダーの原理が過半数を占めた。

在宅の私はいつも最初。今日は通低なしでテレマンのソナチネイ短調の一楽章。
この楽章、通低がかなり変っている。パターンが決まっていて繰り返すのだ。
こういう曲が他にも有ったなと思ったらルクレールの。ホ短調だった。
尤ももこちらは転調もせずひたすら同じパターンを6回!繰り返す。
勿論通低の上に乗るメロディーは同じではないのはテレマンと同じ。

他のレッスンも全てレッスン中に成果が見られてよかった。これからよい状態を
キープすること、これが難しいのだが・・・。
往復10時間以上もかけてやってきてくださった先生には感謝。
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