古楽の小路

30余年住んだ杜の都から東京へ。両親の介護も終了、気が付けば高齢者に。介護される身になるまで音楽生活を楽しみたいものです

緑鮮やかな うるい

2010-05-07 08:20:30 | 料理・食べ物
庭のギボウシが日毎に伸びている。同じギボウシ属の
うるいも今が旬。連休に娘夫婦がやってきた時にうるいを
出したら、大層気に入った様子だった。
定番の酢味噌和えにしたが、他にも和洋中いろいろな料理に
不思議と合う。オリーヴオイルを使ったサラダも。
ただ、すぐに茹でないと緑の葉がどんどん黄色っぽくなってくる。
湯通しすると緑が冴えてとても綺麗だ。

スーパーで売っているものは水栽培みたいであっさりした
味わい。野生のものはもっと苦いのかもしれない。長ネギの
ように茎は巻いていて歯ごたえも面白い。このほかお馴染みの
タラの芽、こごみ、うどをはじめとして東北にきてから知った、
アイコ、シドケ、コシアブラ、ウコギなどもこの頃は容易く手に
入るようになった。山形からくるものも多い。

なるべく「地産地消」を心がけたいのでタケノコを買うのをずっと
我慢していたが、とうとう宮城県産のタケノコ発見。掘りたては
生で食べられるそうだ。子供の頃は美味しさが分からなかったし、
食べるとニキビができるといわれ、敬遠した時期もあった。なつかしい・・。

糠をいれて茹でていると家じゅう美味しそうな匂いがたちこめて
くる。当節の若者は嫌なにおいといいそうだが・・。
茹でたタケノコは保存した水煮とはまったく味が違う。穂先付近の
柔らかい部分はあまりの美しさにみとれてしまう、皮も柔らかく
食べられる。外の皮もなんだかもったいないな・と思い、土に
返すことにした。
コメント
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