古楽の小路

30余年住んだ杜の都から東京へ。両親の介護も終了、気が付けば高齢者に。介護される身になるまで音楽生活を楽しみたいものです

秋になり、ガンバ

2019-10-17 10:11:00 | ルネッサンス・バロック音楽

 今年は金木犀の開花が遅いと思っていたら、台風が過ぎ去りようやく

匂いに気が付いた。外出の際に、最寄り駅まで約20分歩く習慣が

暑さのためすっかり崩れてきてしまったのでまた歩くことに。

少し回り道して巨大な金木犀のある公園に寄った。満開なのだが

あの息苦しくなるような匂いがあまりしないのが不思議だった。

 

昨夜はクリストフ・ルセとガンバ酒井淳、マリオン・マルティノ のアンサンブルを聴きに行った。

会場が銀座のヤマハホールでよく行く古楽コンサートの会場としては我が家からは

かなり遠く、寄る年波に少し億劫だったがやはり聴きたいという思いが強くなった。

以前は、ここの楽譜売り場で物色するのが楽しみだったが、今はここで楽譜を買うことは

まずなくなってしまった。

 

さてマレのガンバ曲とフォルクレのクラヴサン曲(といってもガンバ曲の編曲)

のプログラムでガンバのお二人は初めて実演を聴いた。

恐らく曲を細部まで読み込んだ結果なのだろう、奇を衒うことなく音楽の

流れに自然に添って演奏者と楽器が一体となった演奏だった。

チェンバロソロはフォルクレ(組曲1番二短調)だけあってチェンバロ

が気の毒になるほど酷使されたが、「La Cottin」は安らぐひと時だった。

最後の「La Couperin」が弾かれなかったのは何故かわからないが、そういえば

チェンバロ奏者のK氏はこの曲は要らない、と言われたことを思い出した。

「La Portugaise」で盛り上がったまま終わったほうがいいのか・・・

今回ガンバ奏者の脱力の見事さを見、聴き、、楽器を演奏する人は脱力の重要さを

あらためて感じたのではないかと思った。 

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コンサートシーズン到来

2019-10-08 20:12:30 | ルネッサンス・バロック音楽

暑い間も例年よりコンサート行きが多かったが、10月に入り、

ますますコンサート行きが多くなりそうだ。自分で弾く楽しみももちろん

あるが、自分の限界がよくわかってきた現在、才能ある奏者の研鑽を積み、

進化していく姿をみるのもとても楽しみになってきた。

6日はレ・タンブルと・ハルモニア・レニスの5人によるによる古楽アンサンブルで

リコーダー、ヴァイオリン、ガンバ、ポジティフオルガン、チェンバロ2台!

モンテヴェルディのオルフェオのお馴染みの開始曲がファンファーレのようになって始まり、

続くトゥリ―二、メールラ、チーマ、ファルコ二エリ、ガブリエリ、ウッチェリー二、カステッロ

etc などイタリア初期バロックで欠かすことのできない曲が惜しげもなく大盤振る舞い。

各奏者の息のあったアンサンブル、それぞれの楽器の見せ場もあり、確かな力量を

感じさせた。エコー効果を狙った曲の演出もよかったし、ガンバ奏者の特にトレブルガンバの

巧みさには驚かされ、チェンバロ2台オルガンの通低も新鮮だった。

 

そして7日は中川岳 J.S.バッハ作品全曲演奏会2回としてフランス組曲6曲。

第1回目のイギリス組曲6曲に比べ、親しみやすく、技巧的にもそれほど難しくない

という印象を持ちがちだが、演奏者により曲の価値が高められるということを切に感じた。

今回の演奏では安定したテクニックと表現力に支えられ、6曲の舞曲の構造が目に前に

明確に提示されそれぞれの舞曲の特徴やバッハの意思が伝わってきた。

今回の会場は、本郷の「求道会館」という和洋折衷の建築で2階には

座布団が敷かれ、こういう場所で求道者バッハを聴くのも趣があった。 

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インヴェンション&シンフォニア

2019-09-27 08:22:22 | ルネッサンス・バロック音楽

バッハ・テンポ塾のためインヴェンションとシンフォニアの楽譜を取り出してみたら

いろいろの記憶がよみがえってきた。

私が子供の頃使った楽譜はボロボロになっても最近まで持っていたのだが、引っ越しで

処分してしまった。フクロウのマークがあったので春秋社版だった。「小プレリュ

ードとフーガ」も巻末にあったような気がする。これが結構好きだった。

娘が使ったヘンレに版、にチェンバロを初めてから再び買った、全音ベーレンライタ

ー版の2つが手元にある。楽譜をみていると昔のピアノの先生やお宅の様子、

まただいぶ時が経って娘がインヴェンションを弾くようになったっとき嬉しかったことなど思い出す。

 

昔は2声、3声のインヴェンションと呼んでいたが、いつごろか3声はシンフォニア

名称が使われるようになった。両方とも15曲なのですべての調性を網羅してはいない。

1番ハ長調から始め15番ロ短調で終わるにしてもその間の順序は先生に任されていた。

2番ハ短調は難易度が高く、飛ばしてニ長調へいくのが普通だった。

フリーデマンの音楽帳にもインヴェンション15曲が収められており、順番は真ん中の14番

変ロ長調を中心に調性が左右ほぼ対称になってようにみえる。2番は終曲でハ長調始まりハ短調終わり。

この順番につては諸説あるようで。作品の持つ構造的特色によっているという説は音楽帳が

フリーデマンに作曲の方法を教えるためのテキストという事実を踏まえれば納得がいく。

いずれにしてもいつかは全曲弾くのだが、ほかにも順番を飛ばされる曲はインヴェンションだと6番、

シンフォニアだと9番。9番は変わった曲で今でもそう思うが、今回の講習で

テーマがBACHの文字列ということを教えてもらった。そういわれないと気が付かない私。

移調はしてあるが半音下げ、短3度あげ、半音下げの基本は同じ。

オルガンを習うようになってからB、A、C、H の音を、作品にはめこんだ曲がバッハ以外にも

たくさんあることがわかった。リストやレーガー曲も有名だが、興味がない。

バッハの作品で実はKrebs作という曲が多いのだが、Krebs「バッハの名前によるフーガ」は

ペダルも簡単で少なく気軽に弾ける曲だ。 

 

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神田古本屋

2019-09-17 20:51:00 | その他

トラヴェルソ発表会に4年ぶりに参加して久しぶりに通低を弾き、少々難あり

ではあったが本番までの間のアンサンブル練習がとても楽しかった。

また古楽仲間の輪が拡がりそう。皆さん年下どころか孫世代!?も。

 

一段落したら行こうと思っていたところがいくつかあるのだが、そのうちの一つが

神田の古本屋街。仙台にいたころは東京に行ったら寄りたいところだった。現に

高い音楽書や絶版の本などここで手に入れた。東京に移ってからはいつでも行ける

と思っていてまだ行ってなかった。オルガンの楽譜でほしいものも増えてきて、

いまさら新本である必要はないので中古を探しに行きたかった。

 

数か月前、本屋で中高年向けの雑誌の表紙に見覚えのある店構えの

古書店の写真をみつけ、涼しくなったら古賀書店に行くことにしていた。

今日は出かける用事もあり、思い切って神保町まで足を延ばした。

都営新宿線にはめったに乗らないのだが、シルバーパスが使えてお得なのも

わかった。古本屋通りを勇んで歩いて古賀書店を目指したら、

お店はお休みだった・・・。9月17,18日休業の張り紙。残念。

 

 

 

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リコーダーコンサート2つ

2019-09-14 19:22:00 | ルネッサンス・バロック音楽

先週はコンサート2つに、バッハレクチャー、オルガン練習、アンサンブル練習あり、

おまけに朝の「クラシック倶楽部」「古楽の楽しみ」の2つも必聴だったので早朝から

様々な曲が頭を駆け巡り、めまいが起きそうだった。

 

コンサート一つは「フィンランド・リコーダー【ブラヴァデ】カルテット」

9年前の来日はテレビ放送で知ったのだった。

https://blog.goo.ne.jp/euterpeparnassus/e/e2c17c43b53cf6b105a72fe1b8326367

会場も同じ武蔵野市民文化会館小ホール。

プログラムはルネッサンスマドリガルからバッハまで、フィンランド民謡、

フィンランドと日本の作曲家の現代曲など多種多様の曲が並び、、次は何か

と頭を切り替える必要がありごちゃまぜの感じは否めなかった。

ヴィヴァルディのフルートコンチェルト「夜」や[四季]のほんのさわり部分の編曲は

物足りなかった。こういう有名曲は聴衆を喜ばせるためか、、、現に有名曲を

喜ぶ人もいるので人それぞれ。澄んだ柔らかい音色が持ち味のようなので

ルネッサンス物をもう少し多く聴きたかった。

 

そしてもう一つはビーロック・オーケストラとルーシー・ホルシュさん、、柴田俊幸氏。

柴田氏のほうは既にビュークルズアンサンブルで聴いており、Ftビュークルズ氏に

劣らないほどよかったので印象に残っていた。

ホルシュはリコーダー天才少女としてYoutube でお馴染みになっているが

既に来日したことがあるとは知らなかった。

プログラムは大幅に変更され、5曲中2曲!も。

テレマンの序曲(弦楽+BC)「風変り」で始まったが延々と続きホルシュの登場まで

気を揉ませた(笑)。

聴いたことのない曲で曲の解説もなかったので後で調べたら8楽章あり、最後は

何と「ロシニョール」夜泣き鶯が楽章名になるとは・・・。

ホルシュはヴィヴァルディのコンチェルトハ長調で颯爽と登場し、一気に文字どおり

耳目を集めてしまった。ソプラニーノでもヴィヴァルディ、テレマンの通称、

縦横コンチェルトはアルトリコーダーという具合、計3曲吹き切った。単に超絶テクニック

の持ち主と片付けられない多いなる才能を感じた。将来どうなるのだろう?

プログラムの変更でブランデンブルグ協奏曲が3番→5番になったおかげでチェンバロ奏者の

存在感が増した。

とても達者なのだが、長~いソロ部分の意味のないテンポルバートにちょっとついていけなかった。

テレマンのダブルコンチェルトは、アンコール3曲目にも,どんちゃん騒ぎ「presto」が

再演され 大いに盛り上がった。ホルシュは次はソロコンサートでじっくり聴いてみたい。

偶然なのか一週間に2回も同じ会場で リコーダーがらみコンサートという珍しい体験であった。

 

 

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バッハBWV1027a

2019-09-08 12:01:20 | ルネッサンス・バロック音楽

バッハのガンバソナタは3曲BWV1027~1029あり、どれもいい曲だ。

そのうちのBWV1027の原曲トリオソナタBWV1039の練習を

している。同じ曲とはいえ、異なる楽器の響き、音量的にも全く違う。

ガンバソナタへの編曲はへのバッハの手によっており、第1フルートが

チェンバロの右手、第二フルートがガンバソロパート、2つの楽器による

トリオソナタの形式になっている。

昔からこの曲が好きでフルートもガンバも弾けないのでリコーダーと

ガンバ用に移調した楽譜は持っていた。アルトリコーダー用にG→Cしてあり、

バスガンバでは音域が高すぎることもあり、手つかずだった。

最近ヴァイオリニストと合わせてもらう機会があり、お蔵入り楽譜が日の目を

みた。トレブルガンバやヴィオラとでもよいかもしれない。

 

古いCDクイケン&レオンハルトの解説をあらためて読んでみたら、BWV1027a

という曲が存在することがわかった。4楽章のみオルガントリオソナタに

編曲したものであった。

あの延々と続くBCパートの速い動きがまさかペダルで!!と思って楽譜を

チェックすると8分音符の連続は最大8つで他の部分も変えた簡略版であった。

ペダルパ―トのある曲は初見というわけにいかないし、よく知っている曲だと

弾けないのがもどかしくなる。しかし一人で多声を弾けるオルガンの魅力

は尽きない。 相変わらずオルガンのリリース、ペダルに苦労しているが

いつか弾いてみようという曲が増えていくのが励みになっている。 

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少しだけ秋

2019-08-27 12:42:00 | ルネッサンス・バロック音楽

暑かった夏も終わりに近づいた模様。アブラゼミ,みんみんゼミ,つくつくぼうしの鳴き声は

よく聴こえてきたが、ヒグラシはまだ。

オルガン練習に行く松本記念迎賓館への道脇に栗林があり、栗の実も大きくなってきた。

 

8月はお祭り的なコンサートがあり(ダ・ヴィンチ祭、リコーダー音楽祭の各一部聴いた)、

古楽界で活躍する草分け的な方からこれからの活躍を期待される若い方まで賑やかなステージが多かった。

リコーダー音楽祭の前回(2009年)は仙台から聴きに来たのだったが今回は仙台の知り合いに

何人もお会いすることができ、嬉しかった。次回が10年後なのかはわからないがこの人気ならば

数年後かもしれない??10年先の自分の姿を全く予想できない。

 

30日にはノートルダム大聖堂の支援コンサートも控えており、こちらはフランスに縁のある演奏者

が勢ぞろいする。東日本大震災の後、素早くクリストフ・ルセがチャリティコンサートをした

のを思い出した。この秋はアンタイとロンドーが来日するのだが両方とも行けないので残念

と思っていたらルセもアンサンブルで10月に来日することがわかり、行くことに。

こちらはガンバ2人とのアンサンブル中心。チケット代を振り込もうとしてバカなミスをして

しまった。振込先の番号が小さく書いてあったので一字間違えてまったく知らない人に送金してしまったのだ。

もっとも送金先が音楽事務所なのに個人名がでてきたので一瞬?と思ったが、代表者だろうと納得。

翌日気が付いて最寄りの郵便局に行って手続きをしたが、返金されるかは相手次第。

これも年と暑さのせいにすることにし、諦めの境地。 これから老境にはいりますます無駄な

出費をしないよう自戒。

 

  

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展覧会とコンサート

2019-08-11 21:20:21 | ルネッサンス・バロック音楽

 

メスキータ展の閉幕(18日まで)が近づき、行きたい気持ちはあったが暑さもあっては延ばしていた。

昨日は夜はコンサートに行くので少し早めに家を出ればよい、とようやく観に行った。

 会場の東京駅ステーションギャラリーは丸の内北口に直結していて便利ではあるが、展覧会場

としてはどうかなと思うところもあり、今まで行ったことがなかった。しかしながら

中へ入り3階の入り口からすぐメスキータの世界に引き込まれ、レンガの残る壁面や通路と

モノクロの作品とが調和して他の会場で観るより良かったのではないかと思った。

ナチスの犠牲となったメスキータの作品をエッシャーはじめ弟子たちが救い出し、守ったという。

戦争中に絵画や楽譜を安全な場所に移して守ったという話をよく聞くようになった。

会場の最後には3点(息子の肖像、パイナップル、歌う)の大きくした垂れ幕が下がり、

写真を撮ってもよい一角があったので私も記念に。「歌う」は左右のハープが翼のようにも

見え、デザイン的にも非常に印象に残った絵だった。

 

夜は近江楽堂へ。リコーダーとガンバとチェンバロのアンサンブル。曲選びにまず惹かれ、

演奏者も魅力的だったので開演前から久しぶりにワクワクしていた。

期待を裏切らずというか期待以上のコンサートだった。

未知の作曲家アンドレ・ル・サックの組曲からルベルのソナタまでの7曲のうち

2曲はチェンバロソロ(バリエールのチェンバロ曲は初めて聴いた!)と

マレのヴィオール組曲!(コロンブのトンボーあり)で残りがリコーダーとのアンサンブルだった。

後期フランスのバロックだったのでリコーダーのために書かれた曲ではなかったが

アルトリコーダーやヴォイスフルートを使い分けて雅に溌剌と演奏された。

リコーダーでは弱く吹くと音が下がるので弱く吹くことを避けるのだが、弱音も美しかった。

最後のルベルは原曲のヴァイオリンよりバロックオーボエでの演奏になじんで

いたが、ヴォイスフルートでの超絶技巧がかっこよかった。

アンコールのオトテールもよくて、今度はじっくり聴いてみたくなった。

この3人のアンサンブルは合わせようとする感じがなく、自然にあっている

という理想の形をしているように思った。というわけで展覧会もコンサートも満足。

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暑さが続く

2019-08-09 23:05:35 | その他

暑さが続いたまま仙台のチェンバロ発表会から はや1週間たってしまった。

会場の教会は仙石線の陸前原ノ町からは近距離はだったのだがあまりの暑さに

タクシーに乗ってしまった。久しぶりに運転手さんの愛想の良さと仙台弁が懐かしかった。

発表会は毎年真夏なのだが今回ほど友人達にお知らせしても暑い中無理させてしまって

も・・・と思ったが皆さん楽しみにしてくれていたようで嬉しかった。

これから何回出られるか、とつい思ってしまう。

新しいメンバーとして中学生と高校生の兄弟がいずれもバッハの協奏曲(編曲もの)を弾いたり、

武満徹のチェンバロ曲「夢みる雨」を弾いた方がいたり、出演者の何人かは歌の通低チェンバロ

にも挑戦していた。ゲストの歌と先生のチェンバロソロもあったのでお客様も満足できた

のではないかと思った。私は今回フローベルガーとヴェックマンの組み合わせにした。

ヴェックマンを弾いたのは初めてだったが、オルガンでも弾き始めており、身近に感じる

ようになった。教会にはよく使われた感じのオルガンが置かれていた。

発表会が終わり一段落したので楽譜の整理している。imslpでとりあえず印刷という曲が

たくさんあり、選別して見やすくしておこうと思う。来年の曲は何にするか決めるまで

時間がかかりそうだ。

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梅雨明け

2019-07-30 18:46:00 | その他

猛暑に押されるように梅雨明けとなった。

この夏は野菜つくりをあきらめたので野菜の成長を見る楽しみがなくなって残念。

 レモンはいままで小さな実のままで落ちてしまったが、今年は一つだけ2・5cmに育っている。

いつかたわわに実って保存に困るようにならないものか、、と夢見ている。柚子だって昨年から

急に取れだしたのでわからない。

 

朝の「古楽の楽しみ」で、トン・コープマンの初期録音を聴きながら、こんな端正な演奏をする人だったのか

と最近の少し雑な演奏との違いに驚いた。70~80年といえばレオンハルトやアーノンクールなどの次世代の

旗手として活躍し始めたころだ。今は並み居る古楽奏者達だが古楽復興期から創成期に優れた演奏家や

研究者がいたからこそ今があるのだという思いを強くした。

 

今週土曜日は仙台で樹の会のチェンバロ発表会があるので仙台で涼めると思ったら結構暑そうだ。

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8月3日(土曜日)14時開演

仙台東教会 仙台市宮城野区原ノ町

入場無料

フローベルガー、F.クープラン、のJSバッハ、Dスカルラッテイ、武満など

ゲストはソプラノ小野綾子さんでモンテヴェルディ、ディンディアの歌曲

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今年は確か14回目、会場が教会での発表会は2回目で2006年のことであった。

フローベルガーとピッキを弾いた。あの時はまだフローベルガーが好きになりつつ

ある頃であった。あれから13年、、フローベルガーの尽くせぬ魅力を

知り、またオルガンで弾く楽しみも増えた。

今回の会場は初めてなのでどんな響きになるか楽しみだ。

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ガンバが続く

2019-07-24 17:28:30 | ルネッサンス・バロック音楽

昨夜は久しぶりにハクジュホールへ行き、ベテラン4人(ソプラノ2、ガンバ、クラヴサン、&オルガン)に

よるF・クープランのソロ曲と声楽曲を楽しんだ。まずヴィオール曲集1巻の1番。フレンチバロックの

定型というべき舞踏組曲の数々が優雅に繊細に演奏され、会場いっぱいにクープランの世界が広がった。

クラヴサン曲は27オルドルある中の1曲としてこれ(4オルドル)を選ぶのか、と意外だったが、

安定したテクニックに、支えられ、躍動感あふれる演奏であった。先だって同調のプレリュードも弾かれた。

休憩でポジティフオルガンがチェンバロの下にはめ込まれ、後半の「ルソン」は通低チェンバロとオルガン

が弾き分けられ、オルガンのj持続する素朴な音と、チェンバロの切れの良い音で曲の雰囲気ががぐっと変化し

ソプラノのお二人の声質が違いもソロ曲ではそれぞれ魅力的で3曲目のデュオでは溶け合わない面白さに変わった。

 

帰りは大雨にたたられたが満たされた気分で駅までの距離も気にならず、良いコンサートを聴いた時にのみ

感じる生き返ったような気分になった。

このところガンバの入るコンサートを聴く機会が多かったが今朝の「古楽の楽しみ」もマレ一色であった。

明日の放送はバッハのガンバソナタ全3曲。演奏者が違うのも楽しみだ。

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バッハが続く

2019-07-08 14:14:00 | ルネッサンス・バロック音楽

「ホールの響き」シリーズが武蔵小金井の宮地楽器大ホールで始まった。

ここの大ホールでコンサートを聴くのは初めて。

第一回目は「天上の響き」と題してソプラノ鈴木美紀子さん、ガンバ福沢宏さん

ポジティヴオルガン松居直美さんによる、バッハのみのプログラムだった。

ガンバとチェンバロのためのソナタがガンバとオルガンであったり、無伴奏チェロ

ソナタがガンバで弾かれたり、と普段聴きなれた曲が一味違って面白かった。

カンタータ3曲はいずれも合唱やオケの編成が普通だが、トリオのような

形でこじんまり、親密な演奏もよいと思った。

BWV199「わが心は血の海に漂う」ではオーボエの代わりにトレブルガンバも

登場、美しいソプラノに寄り添うように哀愁を帯びたメロディーを奏でた。

ソロ鍵盤曲はオルガンの特性(減衰しない)が生かされる選曲で特に

平均律1巻4番のプレリュードとフーガ(5声)は重層的に聴こえ、
 
私もオルガンで挑戦してみたくなった。
 
この一か月バッハのコンサートが続いている。
 
松居さんのオルガン作品全曲演奏会の8回目終わり(年2回、12回で終了)
 
久々にヨハネ受難曲も聴いた。バッハ・テンポ塾もますます充実し、ついていくのが
 
大変だが、バッハに惹きつけられる演奏家から演奏やレクチャーで次々刺激を
 
もらっている。
 
 
「ホールの響き」2回目は「甘美なるイタリアバロックの響き」でこれも必聴。
 
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クリムト展

2019-07-04 10:25:40 | 展覧会

クリムトは現在2か所の展覧会でみられる。東京都美術館は7月10日で終わり、

国立新美術館の方は8月5日までだ。前売券を買っているのは都美術館だけで

会期の終わりが迫ってきたので行ってきた。6月に体調を崩してから遠く

へ行かず、良くなっても出不精になってしまい、家から2km圏内しか

動かなかったので久しぶりに電車に乗った。

都美術館に入ったら入場券売り場と入口にかなりの行列ができていた。

30分待ちといわれ、30分なら、と行列に加わった。こんなに並ぶのは

ダ・ヴィンチの「受胎告知」以来。時間がもったいない。楽譜でも持って

くるのだった・・・。

クリムトを知ったのはいつ頃だったか・・かなり前、宮城県美術館での

展覧会でエゴン・シーレを初めてみたが、クリムトはもっと前で恐らく

世紀末芸術に興味のあった頃に出会ったのではないかと思う。

プレ・ラファイエット、アールヌーボーの流れだ。

会場に入ると大して混んでいなかった。入場制限をしてゆっくり

みられるようにということか。人だかりがしていたのは「ユディト」くらい。

絵に金をふんだんに使っているうえ、額縁にも成金趣味を感じる。

「女の三世代」は複製で知っていたが、老女の姿には同世代としてやはり

惹きつけられた。顔が見えなくなっているのも哀れ。それにしてもあまりに

醜く描かれ、居たたまれなくなった。

クリムトの作品を多く所蔵するウイーンの べルヴェデーレ宮殿の

「ベートーヴェン・フリーズ」という壁画を再現した部屋が作られてあった。

フリーズとはなんのことかと思ったら建築用語で帯状の装飾をいうそうだ。

ベートーヴェンを讃えるためのウイーン分離派展(1901)で展示された。

第9がテーマだそうだがあまりしっくりこなかった。ベートーヴェンより

マーラーかと思った。

マーラー1860~1911~とクリムト1862~1918ほぼ同年代。

魔性の女?アルマ・マーラー1879~1964の 美しい肖像画もあった。

クリムトは今はあまり興味がなくなってしまい、むしろ新美術館での

他の画家の作品が見たくなってきた。

 

 

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梅雨

2019-06-11 16:54:00 | その他

梅雨入りしたとたん体調が悪くなり、めまいがひどくて3日間出かけられなかった。

2つのオルガンコンサートとチェンバロ協会レクチャーに行くつもりだっだので残念。

かつて軽いめまいを我慢してオルガンコンサートに行き、もの凄い大音量を浴びたら

ひどくなって途中で帰ったことがあり、それ以来、オルガンコンサートは体調の良い時に

行こうと心に決めた。医者にも薬局にも行けず、ただひたすらじっとめまいが過ぎ去るのを

待つのみであった。

昨日は一日中大雨だったのでやっと今日医者に行き、めまいと高血圧薬をもらってきた。

血圧も高血圧気味から立派な高血圧症になってしまった。薬に頼らない生活をしたいと思って

いたがもう無理のようだ。医者からは血圧表もまたつけるようにいわれ、まずは1ケ月様子をみる

ことになった。よく五線紙は無料ダウンロードするが、血圧表もできる。

めまい薬の効力あり、貴重なオルガンレッスンもキャンセルしないで行ってきた。

以前と同じ指摘を受け、まだオルガンの奏法も楽譜の読みも正確でないことを自覚できたので良かった。

弾きたい曲は増える一方だが一応弾けるようになるのに何しろ時間がかかりすぎる。

本当にせめて60代から習えばよかったと思う。

 

図書館から借りてあった本も返却期限が気になる。まだ少しふらつくので活字は読みたくない感じ。

「夏目漱石とクラシック音楽」美術には一家言ある漱石が音楽にはどうだったのだろうという

疑問はずっと持っていたのでこういう本が出て喜んでいる。そういえば漱石には寺田寅彦という

音楽好きの友人もいたのだった。明治時代からの西洋音楽受容史ともかかわってきて興味深い。

 

 

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古楽グループ名

2019-05-31 20:12:50 | ルネッサンス・バロック音楽

古楽グループにつけられたの名前の由来はすぐわかるものから、

作曲家名 例 タリス・スコラーズ、・ジャヌカン・アンサンブル・・

奏者名  例 クイケン・アンサンブル、レオンハルト・コンソート・・

場所名  例 ロンドン・バロック、ヴェニス・バロック・・

曲種名  例 リチェルカーレ・コンソート、パッサカリア・・

 

 ある時ふとしたきっかけからそうだったのか、、、とわかることがある。

合唱団でダンスタブルのモテット「Quam pulchra es・・・(何と美しいことか)

を練習していたら、歌詞の終わりのほうにmala Punica という言葉が出てきてびっくり。

「マーラ・プニカ」はペドロ・メメルスドルフ率いる中世音楽グループ名として知られている。

以下調べると・・・

 Punica は「フェニキアの」を意味する Poeni に由来する。これは古代ローマの博物学者

プリニウスが『博物誌』を著した当時、ザクロは「カルタゴのマルス」(mālus pūnica)

としてカルタゴ周辺が原産地と考えられていた・・そうだ。

「マーラ・プニカ」のホームページに行ったら、ザクロが ロゴになっていた。

 www.malapunica.com/

曲集、音楽書の名前というのも結構ある。

「シンタグマ・ムジクム」は楽器の絵でお馴染みのM・プレトリウスの「音楽大全」

   大昔この名の古楽グループがあった。

「レ・ザール・フロリサン」はシャルパンティエのオペラ名

「トリプラ・コンコルディア」はリコーダーのカヴァサンティ率いるグループで

   ロンドンで1677年に出版されたイギリスの2声+BC+BCの曲集名。

「フロリレジウム」はムッファトの管弦楽組曲集名。

「フィオーリ・ムジカーリ」はフレスコバルディのオルガン曲集名。

「ホルトゥス・ムジクス」はラインケンのトリオソナタ集。

 

それにしても声楽グループ「シックスティ―ン」が登場した時はこの名前は非常に

インパクトが大きかった。こちらももうだいぶ昔の話。

最近はすぐ古楽グループとわからないものも、 ジャンの・ロンドーの「Nevermind」とか。

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