古楽の小路

30余年住んだ杜の都から東京へ。両親の介護も終了、気が付けば高齢者に。介護される身になるまで音楽生活を楽しみたいものです

今年の柚子は

2020-11-17 09:36:20 | 庭の植物

斜め向かいの家で足場が組まれ、解体が始まった。白い布で

すっぽり覆われているので中で何が行われているかわからない。

母より少し年下の高齢の女性が長いこと一人で住んでいたのだが

だんだん窓が開かなくなり、ゴミ出しで会うこともなくなっていて

気にはなっていた。施設にでも入られたのだろうか?

昔の面影を残す家が次々と解体され、というわが家もそうだが、

様変わりをしていく。この界隈ではわが家の隣の家が最古となった。

ここには古い大きな木が多く、わが家に落ちてくる落ち葉掃きが結構

大変なのだが木々は借景にもなっていてこれがなかったらさぞ殺風景に

なってしまうだろうと思う。

 

今年の柚子の収穫時期となった。昨年の豊作に比べると一昨年並みの

30個。葉が込み合ってきて剪定をするにも棘が鋭くて軍手をはめて

いても刺される。今年は貝殻ムシがレモンの木についてしまい、

そのせいか実が大きくならないのだが、柚子の枝にもペンキを塗ったような

白い粒がところどころに。気持ちが悪いのでどんどん切ってしまった。

昨年は実を絞って冷凍にし、猛暑の飲み物に重宝した。皮の砂糖煮はまだ

残っている。フルーツケーキでも大量に作らないとなかなかなくならない。

 

いいニュースを聞いた。宮城県美術館の移転計画がなくなったのだ。

最初移転計画を聞いた時は唖然とした。県民の皆さんの反対運動の高まり

により16日県知事が計画断念したとのことだ。

宮城県美術館は環境も建築もこれ以上のところは少ないと思えるほど。

仙台在住中は良く行った。コンサートもたまに開かれ、古楽系もあった。

1981年開館なので40年近くになる。老朽化による改修が必要

だそうだが、これからもあの場所に建っていると思うと嬉しくなった。

コメント
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