古楽の小路

30余年住んだ杜の都から東京へ。両親の介護も終了、気が付けば高齢者に。介護される身になるまで音楽生活を楽しみたいものです

しばしの休息

2013-06-30 09:06:27 | その他
今年のわが庭のネジ花は背が高い。40cmはざらだ。きちんとねじれ
てるものから途中でねじるのを止めてしまったのやら、いろいろあって
楽しい。芝生ににょきにょき出ているので踏みそうになってしまう。
つんでは花束にして飾っている。
写真はねじれ方が一番きれいかなと思う一本



母がついに入院し、私の肩の荷がどっと下りた。
ここ2週間くらいは家で24時間完全看護となり、一日中朝だか夜だかわからない
ような感じで私も限界かな・・と思っていたら、在宅診療のお医者さん
からなるべく早くの入院を勧められた。母は最初拒んだが、幸い受け入れて
くれる病院がみつかり、しぶしぶの入院となった。
「毎日来てね」、とすがるように言う母を一人にするのは後ろ髪をひかれる
思いだったがこの際止むをやない。少しでもよくなるまで頑張ってもらわねば。

一人自宅に帰ってがらんとした家で解放感と共に母が病室で不安そうにして
いる姿が目に浮かび複雑な心境。
面会に行くといっても往復いれて3時間位のこと、あとの時間は皆私のもの
となった。同居してからこんなに自由な気分になったことはなかった。

これからはコンサートや展覧会にも行けそうになってきた。
まず昨日はガンバの発表会を聴いてきた。仙台の友人達が出演ということも
あって行ければ、、と思っていたのだがとても無理と諦めていた。
会場はとても響きのよい教会で、ガンバソロ、コンソートに加え、管、弦、チェンバロ
とのアンサンブルもあり、久しぶり古楽器の響きに身を委ねた。
御蔭さまでまたこの世界に戻りたい!という気がふつふつと湧いてきた。
ながらくご無沙汰の楽器2つの練習を始めることにした。どういうことに
なっているか恐ろしい・・・。
コメント (2)
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老木の花

2013-06-14 11:14:05 | 庭の植物
庭で一番の老木ザクロの花が咲いている。緑の葉に朱色が冴える。
ザクロは100年以上も経っており、幹は空洞になっているところも
あるのだが、昨年たのんだシルバー人材センターの植木屋さんが
樹木医の資格ももっており、手当てがよかったせいだろう、生き返った
みたいに例年になく花がついた。久しぶりに実もなるかもしれない。

このところ介護に忙しく、庭をよく見るゆとりがなかったら木々の
葉があっというまに繁ってしまった。人材センターで昨年の植木屋さんを
指名したら7月下旬まで予約済みという。垣根も元気よく道路に
せり出しているので自分でやらないといけないかもしれない。
肩こり腰痛持ちの身にはつらい。

ブログの更新をしばらくしなかったら御心配のメールを沢山いただいて
しまった。気にかけていただき、本当にありがたいことだ。私自身は
元気とまでいかなくても大丈夫なのですが、このところ睡眠不足が続き
ストレス解消の外出もできず、ちょっと鬱々としている。
在宅診療のお医者さんが寄こしてくれた年配の訪問看護師さんが
よさそうな人なので週一回の訪問が楽しみ。

今朝は「古楽の楽しみ」でバッハのフルートソナタをBWV1034を聴けた。
トラヴェルソはバルトルド・クイケン。アンサンブルとしても
あらためてしみじみいいなと思った。(ヴィーラント・クイケン&レオンハルト)
この曲には違うチェンバリストとの録音もあるけどこちらの古い録音
の方がずっと好きだ。
バルトルドさんはCDばかりで実際の演奏は聴いたことがないのだった・・
9月には前田りり子さんとのデュオコンサートがある。これは行ってみたい!
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