2023年4月よりインスタグラムを始めました。
備忘録もかねており、閉鎖はいたしません。
長い間ご覧いただきありがとうございました。
もしご興味がおありでしたらこちらで引き続き、
https://instagram.com/takagiharuko1
よろしくお願いいたします。
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例年この時期には隣の家に小さな鯉のぼりがはためくのだが、今年は見られなくて残念。
5月に入り、日々草木の成長をみるのが嬉しい季節となった。
狭い我が家の庭に今年もツル日日草や羽衣ジャスミンが咲いている。グラウンドカバーや
フェンスに絡みつけようと数年前に植えたのがにすっかり生い茂ってすっかりしまった。
家にいることが多くなり、アベノマスクを使うくらいなら自分で作ろうと、
布マスクをたくさん作ったら洋裁が面白くなってしまい、足りているのにエコバッグも作り、
たまの買い物にあれこれ選んで楽しんでいる。
楽器の練習、洋裁、読書、テレビ、いずれも座ったままでいることが多く、
食事も食べ過ぎ傾向なので運動不足と体重増加が心配。外出も自転車が多いので
あまり運動にはならず、歩いたほうがよさそうだ。スマホの歩数計アプリも新しいものに
してみた。
演奏家の皆さんのいろいろなオンライン企画も増えて恩恵を被っている。
しばしの間でも日常を忘れられてありがたい。
レッスンもオンラインで受けられるのだが、オルガンとなるとそれも不可能。
この惨禍が終息したらコンサートに出かけたいという気持ちが増してくる。
初めのコンサートが何になるか・・。
3月はコンサートの中止が相次いだ。4月も中旬までは殆ど中止。
外出時のマスクが必需品となり、なるべく用事をまとめてマスク使用を減らすように
している。いつまでマスク不足が続くのか全くわからない。手作りマスクは
普通の布ではウイルスを通してしまうと思うので作る気にならない。
東京都も徐々に感染者数が増えてきて今が肝心と今週末は外出自粛のお達しがでた。
海外の状況をみると外出制限になっており、自粛くらいで大丈夫なのかと不安になる。
感染爆発状態になってからでは遅いのだ。先手を打つことに人々が従うかどうかが問題だ。
桜も咲き、少し気が緩んできた頃でそういう私もオルガン練習のあと今年も砧公園の桜を見に行った。
広い公園なので密な状況は避けられる。
宴会禁止のせいか家族友人で小規模でシートに座っている人々もみかけたが
多くはそぞろ歩きをしている。桜はまだ5分咲き位で、当分楽しめそうだ。
かなり古い木が多く、幹が垂れ下がって枝が地面についてしまっているものもあった。
桜に交じって「源平桃」という一つの木に紅白の花をつけた桃の木があり、満開だった。
姫シャガの群生も
来年の今頃は桜をみながら何を思い返すのだろうか。
今年は元日から喉の痛みと両目の充血で半病人だったが、4日に耳鼻科、6日に眼科、に行き、
ようやく落ち着いてきた。原因はよくわからないままだが、体力が落ちていたということらしい
晩年両親は外出は病院行きばかり、とぼやいていたが、そうならないようにせねば。
さて昨夜はシフのベートーヴェンのコンチェルトの1回目(1番と5番)の放映があった。
1番を聴いていたら、だいぶ前の、テレビのシフの「スーパーピアノレッスン」でのレッスンを
思い出した。https://blog.goo.ne.jp/euterpeparnassus/m/200901
あの時一楽章の右手のオクターヴグリッサンドの箇所でベートーヴェン時代のピアノ
なら容易だが、現代のピアノでは手を傷めるかもしれないといわれた。昨夜のピアノは
ベーゼンドルファーだったが、オクターヴのグリッサンドはあった。
鉢来日の手兵の「カペラ・アンドレア・バルカ」との共演は結構タイミングがずれたが、
弾き振りならではの親密感があった。アンコールで作品78のソナタ(2楽章形式)を聴けたのは嬉しかった。
大昔ピアノ発表会で弾いた曲で1楽章はシューベルト風の歌心満載の曲なのだが、2楽章が
テクニック的にも難しく暗譜するのが大変だった。あまり好きでなく多くは弾かなかった
ベートーヴェンだがこの曲にはやはり特別の思いがある。
5番皇帝は何度も聴いている曲なのにひどく新鮮に聴こえた。音楽の悦びがひししひと
伝わってきてべートーヴェンをここまで深く楽しんだことはなかったような気がした。
興奮冷めやらず、ラジオをつけたら「眠れない貴女へ」という番組をやっていて
ゲスト谷川俊太郎だったので聴いていたら面白くて最後まで聴いて覚醒してしまった。
聞き手の村上由佳さんとのトークも自然体でよかった。
年をとらないとわからないことが本当にたくさんある。
年をとることは豊かになっていくことという気がして励まされた。
今日さっそく、最近の詩集を図書館で予約。
今年行ったコンサート&展覧会のチケット半券をあらためて取り出したら
かなりの量となってびっくり。デザインに趣向を凝らしたものは少ないが、真ん中の3点は良い。
コンサート会場は武蔵野市民文化会館行きが圧倒的に多いがチケットはいつも味気ない。
近江楽堂にもよく行った。古楽器の発表会はほぼ、ここになっている。
今年の特に印象の強かったコンサート、展覧会は時期順 敬称略
<音楽>
①センぺ ルイ・クープラン 究めた人の演奏は名曲をさらに名曲にする。
②レ・タンブル&ハルモニア・レニス リコーダー、ヴァイオリン、ガンバ、チェンバロ&オルガンによる
音楽の悦びに溢れたイタリアバロックを満喫
③ルセ 酒井淳 他 マレのアンサンブル マレの優しい音とフォルクレの鋼の音が対照的。
④桒形亜樹子 コルマール・リュッカース録音記念 こちらも究めた人の演奏。この日に使用されたチェンバロは
ピエール・ドンズラーグのコピーだったが昨朝の「古楽の楽しみ」で
オリジナルを聴けた。録音は楽器の演奏のみでなく取り巻く環境まで残すことができるのか。
⑤小池まどか 中川岳 デュオコンサート 新鮮なデュオの醍醐味 仙台公演は1月26日(日)
<展覧会>
①メスキータ モノクロのインパクト強し
②正倉院展 いつか見たいと思っていた五弦琵琶。後期に行ったら前期の展示でみられず、
でも精巧なコピーも素晴らしかった
こうしてみると今年はコンサートの当たり年だった。
オルガン演奏者や愛好家のグループで八王子のオルガン製作家研究家の横田宗隆さんの
工房見学に行った。好天に恵まれ晩秋の趣の山道をバスに揺られて藤野地区に向かった。
工房は2ケ所にあり、まずオルガンの構造や製作の歴史の概要をスライドをみながら
伺った。数か月前ラジオの「古楽の楽しみ」の対談に出ていらしたので初めてお会い
する気がしなかった。長らくアメリカやスウェーデンでオルガン製作研究をされ帰国、
当時行われていた方法でオルガンを制作修理しておられるそうだ。
宮崎のルーテル教会のパイプオルガンがが帰国後の作品で霊南坂教会のオルガンの修理
もされたそうだ。工房には若い見習の方も数人おられ横田さんの知識や技術が
受け継がれると思うと嬉しくなった。
メムリンクの奏楽天使の絵にある、ポルタティフオルガンの実演もあった。
右手で鍵盤を弾き、左手でふいごを動かす。一人で演奏出来たら楽しそうだ。
今回の貴重な体験はパイプオルガンのパイプを作るところを見せていただいたこと
ふいごを動かしてみたことだった。
パイプは原料の鉛と錫を煮溶かして、箱に入れ、細かい砂を敷き詰めた台に
薄い板状になるよう流す。
出来た薄い板をパイプの大きさに合わせ裁断し、丸め、ベンガラで塗装
継ぎ目をハンダで接着した後、うた口を作り、足にあたる円錐管とつなげ、
「管楽器」の完成。パイプは一本も同じものはなく何千本も違った大きさのものを
作らねばならず気が遠くなるような作業だ。
もう一つの工房では新しいオルガン用(市川市)のふいごが数台置かれており
ふいご操作の体験もさせていただいた。絶え間なく風を送り込むには修練が必要で、
弾かれる曲のことも知っていでた方がよいので単純な作業ではなさそうだ。
よく見る18世紀フランスの資料ではふいご職人は足でなく手を使い風を送っている。
足の方がらくそうだが。
ポルタティーフから巨大なパイプオルガンまで、楽器のことも曲のこともまだ知らないことが
多いオルガンだが、あらためてその魅力を感じた一日だった。
トラヴェルソ発表会に4年ぶりに参加して久しぶりに通低を弾き、少々難あり
ではあったが本番までの間のアンサンブル練習がとても楽しかった。
また古楽仲間の輪が拡がりそう。皆さん年下どころか孫世代!?も。
一段落したら行こうと思っていたところがいくつかあるのだが、そのうちの一つが
神田の古本屋街。仙台にいたころは東京に行ったら寄りたいところだった。現に
高い音楽書や絶版の本などここで手に入れた。東京に移ってからはいつでも行ける
と思っていてまだ行ってなかった。オルガンの楽譜でほしいものも増えてきて、
いまさら新本である必要はないので中古を探しに行きたかった。
数か月前、本屋で中高年向けの雑誌の表紙に見覚えのある店構えの
古書店の写真をみつけ、涼しくなったら古賀書店に行くことにしていた。
今日は出かける用事もあり、思い切って神保町まで足を延ばした。
都営新宿線にはめったに乗らないのだが、シルバーパスが使えてお得なのも
わかった。古本屋通りを勇んで歩いて古賀書店を目指したら、
お店はお休みだった・・・。9月17,18日休業の張り紙。残念。
暑さが続いたまま仙台のチェンバロ発表会から はや1週間たってしまった。
会場の教会は仙石線の陸前原ノ町からは近距離はだったのだがあまりの暑さに
タクシーに乗ってしまった。久しぶりに運転手さんの愛想の良さと仙台弁が懐かしかった。
発表会は毎年真夏なのだが今回ほど友人達にお知らせしても暑い中無理させてしまって
も・・・と思ったが皆さん楽しみにしてくれていたようで嬉しかった。
これから何回出られるか、とつい思ってしまう。
新しいメンバーとして中学生と高校生の兄弟がいずれもバッハの協奏曲(編曲もの)を弾いたり、
武満徹のチェンバロ曲「夢みる雨」を弾いた方がいたり、出演者の何人かは歌の通低チェンバロ
にも挑戦していた。ゲストの歌と先生のチェンバロソロもあったのでお客様も満足できた
のではないかと思った。私は今回フローベルガーとヴェックマンの組み合わせにした。
ヴェックマンを弾いたのは初めてだったが、オルガンでも弾き始めており、身近に感じる
ようになった。教会にはよく使われた感じのオルガンが置かれていた。
発表会が終わり一段落したので楽譜の整理している。imslpでとりあえず印刷という曲が
たくさんあり、選別して見やすくしておこうと思う。来年の曲は何にするか決めるまで
時間がかかりそうだ。
猛暑に押されるように梅雨明けとなった。
この夏は野菜つくりをあきらめたので野菜の成長を見る楽しみがなくなって残念。
レモンはいままで小さな実のままで落ちてしまったが、今年は一つだけ2・5cmに育っている。
いつかたわわに実って保存に困るようにならないものか、、と夢見ている。柚子だって昨年から
急に取れだしたのでわからない。
朝の「古楽の楽しみ」で、トン・コープマンの初期録音を聴きながら、こんな端正な演奏をする人だったのか
と最近の少し雑な演奏との違いに驚いた。70~80年といえばレオンハルトやアーノンクールなどの次世代の
旗手として活躍し始めたころだ。今は並み居る古楽奏者達だが古楽復興期から創成期に優れた演奏家や
研究者がいたからこそ今があるのだという思いを強くした。
今週土曜日は仙台で樹の会のチェンバロ発表会があるので仙台で涼めると思ったら結構暑そうだ。
***********************************
8月3日(土曜日)14時開演
仙台東教会 仙台市宮城野区原ノ町
入場無料
フローベルガー、F.クープラン、のJSバッハ、Dスカルラッテイ、武満など
ゲストはソプラノ小野綾子さんでモンテヴェルディ、ディンディアの歌曲
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今年は確か14回目、会場が教会での発表会は2回目で2006年のことであった。
フローベルガーとピッキを弾いた。あの時はまだフローベルガーが好きになりつつ
ある頃であった。あれから13年、、フローベルガーの尽くせぬ魅力を
知り、またオルガンで弾く楽しみも増えた。
今回の会場は初めてなのでどんな響きになるか楽しみだ。
梅雨入りしたとたん体調が悪くなり、めまいがひどくて3日間出かけられなかった。
2つのオルガンコンサートとチェンバロ協会レクチャーに行くつもりだっだので残念。
かつて軽いめまいを我慢してオルガンコンサートに行き、もの凄い大音量を浴びたら
ひどくなって途中で帰ったことがあり、それ以来、オルガンコンサートは体調の良い時に
行こうと心に決めた。医者にも薬局にも行けず、ただひたすらじっとめまいが過ぎ去るのを
待つのみであった。
昨日は一日中大雨だったのでやっと今日医者に行き、めまいと高血圧薬をもらってきた。
血圧も高血圧気味から立派な高血圧症になってしまった。薬に頼らない生活をしたいと思って
いたがもう無理のようだ。医者からは血圧表もまたつけるようにいわれ、まずは1ケ月様子をみる
ことになった。よく五線紙は無料ダウンロードするが、血圧表もできる。
めまい薬の効力あり、貴重なオルガンレッスンもキャンセルしないで行ってきた。
以前と同じ指摘を受け、まだオルガンの奏法も楽譜の読みも正確でないことを自覚できたので良かった。
弾きたい曲は増える一方だが一応弾けるようになるのに何しろ時間がかかりすぎる。
本当にせめて60代から習えばよかったと思う。
図書館から借りてあった本も返却期限が気になる。まだ少しふらつくので活字は読みたくない感じ。
「夏目漱石とクラシック音楽」美術には一家言ある漱石が音楽にはどうだったのだろうという
疑問はずっと持っていたのでこういう本が出て喜んでいる。そういえば漱石には寺田寅彦という
音楽好きの友人もいたのだった。明治時代からの西洋音楽受容史ともかかわってきて興味深い。
ブログがもうすぐ4000日目となる。この頃はあまり更新しないので
正味はどのくらいかわからないがともかく11年も経ってしまった。
年とともに文章をまとめるのが億劫になってきたが、もっと年をとった
時の覚書として残しておくのもいいかと細々ながらもう少し続けてみる
ことにしようと思う。
4月もとても実のあるオルガンやチェンバロ講座があり、音楽を究めた
講師の話を聞く喜びに浸った。凡人の私はせめて講座で取り上げられた曲を
忘れないうちに復習するくらいはしようと思う。貴重な楽譜もだいぶ溜まった。
先日は恒例の甲府の古楽コンクールの本選のみ聴いてきた。
声楽と旋律楽器の年にあたり、、私は2015、2017、に続き3回目。
いずれもリコーダーの強者が出場した。リコーダーのみ、課題曲に
現代曲が課せられ、興味深いのではあるけどやはり「古楽」コンクールに
はふさわしくないのでは、と思う。アントレが終刊してしまったので今年から
レポートが読めないのであった。
甲府は晴天に恵まれ、休憩中少しだけ観光客気分になり、城跡を散策。
甲府といえば信玄餅。各駅停車でのんびり帰途に。
3月は両親の命日、東日本大震災追悼、病院行きなどいろいろあって気ぜわしく過ごした。
春真っ先に咲く辛夷の花も終わり、ミモザ、椿が咲いているなと思ったらもう桜も満開。
花見のために出かけることはないが、どこにでも桜の木はあり、あちこちで桜を見られる。
オルガン練習の帰り少し歩いて砧公園の桜をみた。公園内にある世田谷美術館に行ったことが
あったが広大な敷地なので大蔵運動場よりの一部だけ散策。桜並木もよいが、
まだ若芽の木に交じって咲く桜もなかなかよい。
オルガン練習は最低週に一回行かないとどんどん退行してしまう。
ただいま所沢ミューズは休館中なのでオルガン・レッスンはなく気持ちもたるみ勝ち。
楽譜の検索は絶えずしているのであまり難しくなさそうな曲もだいぶ溜まった。
いつも無料サイト楽譜ばかりでも、とアメリカの楽譜通販サイトでセールの時をねらって
少しづつ購入。
バッハは全巻で買うと半額以下になる日本の楽譜店があり、これはお得!!と思うのだが
バッハより前の作曲家、に興味がいってしまう。
シャイデマン、トゥンダー、ヴェックマン、ブクステフーデ、
ラインケン、パッヘルベル、リューベック、ベーム、ブルーンズ
あたりで気に入った曲を弾ければいいかと思っている。
この中ではトゥンダー、ブルーンズを除き、他はチェンバロで弾ける曲もある。
オルガンで手鍵盤のみも曲もあるが足鍵盤に苦労してどうにか弾けるようになった時の
嬉しさは一入。足鍵盤のあるオルガンはなんと14世紀に存在していたとは驚きだ。
手鍵盤の数も増え最大のオルガンは手鍵盤7段があるという。足鍵盤も複数の段を
持つのがあるのかは聞いたことがないが。
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
初詣では初めて阿佐ヶ谷の神明宮へ行った。
11月末に手指にケガをしてしまったので近くで厄除けで有名な
ところはないかと探してみた。阿佐ヶ谷駅北口に降り立ったら
阿佐ヶ谷教会のチェンバロコンサートを聴きに来たことが
あるのを思い出した。駅からは直ぐで初詣帰りの人々とすれ違う
間もなく着いた。スマホを忘れてしまい、撮影日和だったのに残念。
境内には能舞台があり、ちょうど狂言が演じられていた。
今年の家内身体安全を願い、身体安全のお守りを買ってみた。
今年は「年女」。12年後にはどうなっているのか全く見当もつかない。
ともかく健康寿命を伸ばすよう「よく歩く事」「バランスの良い食事」には
今まで以上に心がけたい。
いつも雑誌の付録ですますカレンダーは今年度は少し奮発して
一日一句俳句の日めくりを使うことにした。
☆1日【元日や されば野川の 水の音】 ★来山 (小西来山1654-1716)
昔ほど31日と1日の気分の違いを感じられなくなってしまったが、
このくらいの凡庸な俳句なら私にもできそう、と思いそうだが
なかなかそうはいかない。限られた17文字に無駄な文字はいらない。
☆2日【書初めや うるしの如き 大硯】 ★杉田久女(1890-1946)
母が書道をしていたので墨をする音や匂いが蘇ってきた。
そういえば「漆黒」という言葉があった。
毎朝めくるのが楽しみになった。
3日続きでオルガン、リコーダー&チェンバロ、リコーダー発表会を
聴きに行った。どれも結構長く合計14時間!自分の出番があると
他の方の演奏をよく聴けないが、今回は聴くだけだったのでよく聴けた。
知っている曲も多く、オルガン曲以外はさらったことのある曲もかなりあった。
オルガンは所沢ミューズのオルガンスクールの修了発表会。ミューズが
12月10日から1年4ケ月休館するので今年のスクールは期間が短縮されて
例年3月に行われる発表会が前倒しされた。特に初級の場合は3分の2の期間で
一から曲を仕上げるのは大変なことだったろう、と一年前を思い出して同情
してしまう。次回発表会は再開後なのでだいぶ先。休館とともに練習場も
閉鎖されるのでこれからオルガンの練習場を取るのに苦労しそうだ。
発表会でのアマチュアの皆さんの演奏も多様でそれなりに楽しめたが、
今週末、来週に控えている2つのプロのコンサートが待ち遠しくなったのも事実。
いい演奏を聴くと古い細胞が甦る様な気がするが、更に自分の弾く&吹くことに
生かしていけたらと思う。
先週末、私の不注意で左手指先を酷くケガしてしまい、これからの予定を大幅に変更せざるを
得なくなってしまった。特にスカルラッティ・リレーコンサート3回目には欲張って
次々エントリーしていたのでキャンセルするのがつらかった。4回目も無理かもしれない・・・・。
夏から準備していた、とっておきの曲もあったので無念。
といっていてもしょうがないので右手と足鍵盤のみでのオルガンの練習には行っている。
今までのケガは顔が多かったので楽器の練習には支障がなかったが、今回はリコーダーも
無理だし、残るのは歌くらい。
昨夜は合唱練習へはいつも通りに行って、ストレス解消になった。11月初めの地元の
合唱祭でのモンテヴェルディの名曲「愛する女の墓に流す涙」は予想以上の出来ばえだったし、
その後の練習曲である、ジョスカン・デ・プレの「スターバト・マーテル」も
ポリフォニーならではの美しい響きに浸れる。歌ももう少しグレイド・アップしたいと思う
この頃。
この数か月鍵盤練習にかなりの時間を使っていたので、その分時間がたくさんできてしまった。
家事全般は普段から怠けているせいか、それほど不便を感じず、庭仕事もできなくてもまあいい
わ、という感じだ。長くかかりそうなので治るまでの期間がブランクの時間にならないようにした
いと思っている。まずはパソコン内の膨大な楽譜ファイルの整理、CDの整理、、、。
本がたくさん読めそうなので何か目新しいものはないかと、本屋をうろついていたら表紙の楽器が目に入った。
どこかで見たことのある絵だった。ビウエラを弾く「婦女弾琴図」(大和文華館蔵)
「みんな彗星を見ていた」はキリシタンの歴史のノンフィクションであるが、作者がリュートを
習う話も織り交ぜてあり、日本史の苦手な私にもこの時代と内容ならついていけそう、と
まず一冊目。