古楽の小路

30余年住んだ杜の都から東京へ。両親の介護も終了、気が付けば高齢者に。介護される身になるまで音楽生活を楽しみたいものです

フレスコバルディ特集

2010-05-04 09:26:36 | ルネッサンス・バロック音楽
今朝の「バロックの森」はアレグリの「ミゼレーレ」除き、
フレスコバルディ一色。
ローマのサン・ピエトロ大聖堂のオルガン奏者を60年の生涯のうち
35年も務めたというから永年勤続賞もの。
先日の武久源造氏の[優れたな弟子を育てた作曲家」には無かったが
フレスコバルディもまた優れた教師だったようだ。
彼の演奏も並みでなく、オルガン演奏を聴くために3万人もの人が
集まったとか。
大分前、ある公開レッスンで「トッカータ」を弾いた人がいて、最初を
少し弾いただけでちょっと皮肉屋の講師が「それではお客が帰りますね」
とおっしゃったことを思い出した。
今日の「トッカータ」と「カンッオーナ演奏」はレオンハルト。
そのあと、「ラ・モニカによるパルティータ」があり、この奏者を初めて
聴いたがとても良いような気がした。
当時流行った民謡などをテーマにして変奏曲に仕立てるのはルネッサンス
時代から良くされているが、この「モニカ・・」もそういった一曲。
私も挑戦しようか、という気になり、楽譜をみるが今日は忙しいので
無理。

その後はリコーダーを吹く人にはお馴染みの、そしてつい先日の
レッスンでも持ってきた人がいた、「ベルナルディー二のカンッオーナ」
こちらの演奏は軽薄な感じがしてあまり好みではなかったが通低に
チェロが入る編成でいつか吹いてみたいな・と思う。
コメント
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