街中は少しずつ年末の様相になってき、近くの八幡様の酉の市も始まった。
今年はコレッリ・イヤーだった。来年はこれも大物ラモー没後250年で
既にいろいろ企画されているようだ。他にはルクレール、ロカテッリも同じく
1764年没なのでヴァイオリニスト達は落ち着かないかもしれない。
さて最近手に入れた二枚のCDを聴いて晩秋の候、しみじみ音楽に浸っている。
先月末の「古楽の楽しみ」で放送された、<サヴァーディ>というグループの
トレヴィーゾの『沸き上がれ、もろびとよ』がとてもよかったのでこのグループ
をもっと知りたくなりCDを注文していた。放送時は通低の楽器が何かわからずに
いたがトリプル・ハープというバロックハープの一種だった。
タイトル≪ファベッラ・サクラ(宗教的寓話)
17世紀のイタリアの歌と器楽曲(ハープ独奏)が18曲
歌詞訳はもとより日本語の解説文が入っていたのでよかった。でも読んでみても
難解で専門知識がないとよくわからないが、解説に「・・・歌詞の内容
を気に留めなくても、アンサンブル・サヴァーデイの二人の歌い手は、その美しく
しなやかな声で私たちを魅了してやみません・・」とあるがまったくその通りなのだ。
もう一枚は先日のバロックコンサートで手に入れた、リコーダー二本の
「対話」こちらは17世紀のフランスの宮廷歌曲と器楽曲(編曲)に広瀬量平の
オードⅠ&Ⅱという組み合わせ。リコーダーといってもほとんどテナー、ヴォイスと
バスの組み合わせで、テナーやバスがこんなに語れる楽器だったのかと驚いた。
お二人の吹き方はかなり違うのだが、お互い尊重しあっているようだ。
プログラム最後のマレのヴィオール曲「トンボー」はリコーダーでは無理という
感じがしないこともないがリコーダーで吹いてみたかった!という執念が
伝わってくる。
両方ともに音そのものの魅力に加え、親密なアンサンブルの良さをつくづく
感じさせてくれるCDだ。
今年はコレッリ・イヤーだった。来年はこれも大物ラモー没後250年で
既にいろいろ企画されているようだ。他にはルクレール、ロカテッリも同じく
1764年没なのでヴァイオリニスト達は落ち着かないかもしれない。
さて最近手に入れた二枚のCDを聴いて晩秋の候、しみじみ音楽に浸っている。
先月末の「古楽の楽しみ」で放送された、<サヴァーディ>というグループの
トレヴィーゾの『沸き上がれ、もろびとよ』がとてもよかったのでこのグループ
をもっと知りたくなりCDを注文していた。放送時は通低の楽器が何かわからずに
いたがトリプル・ハープというバロックハープの一種だった。
タイトル≪ファベッラ・サクラ(宗教的寓話)
17世紀のイタリアの歌と器楽曲(ハープ独奏)が18曲
歌詞訳はもとより日本語の解説文が入っていたのでよかった。でも読んでみても
難解で専門知識がないとよくわからないが、解説に「・・・歌詞の内容
を気に留めなくても、アンサンブル・サヴァーデイの二人の歌い手は、その美しく
しなやかな声で私たちを魅了してやみません・・」とあるがまったくその通りなのだ。
もう一枚は先日のバロックコンサートで手に入れた、リコーダー二本の
「対話」こちらは17世紀のフランスの宮廷歌曲と器楽曲(編曲)に広瀬量平の
オードⅠ&Ⅱという組み合わせ。リコーダーといってもほとんどテナー、ヴォイスと
バスの組み合わせで、テナーやバスがこんなに語れる楽器だったのかと驚いた。
お二人の吹き方はかなり違うのだが、お互い尊重しあっているようだ。
プログラム最後のマレのヴィオール曲「トンボー」はリコーダーでは無理という
感じがしないこともないがリコーダーで吹いてみたかった!という執念が
伝わってくる。
両方ともに音そのものの魅力に加え、親密なアンサンブルの良さをつくづく
感じさせてくれるCDだ。