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古楽の小路

30余年住んだ杜の都から東京へ。両親の介護も終了、気が付けば高齢者に。介護される身になるまで音楽生活を楽しみたいものです

今日でお別れ

2011-10-21 20:55:05 | 猫たち
昨日最後の上京から帰って来た。母の病状が思わしくなく、一泊を
二泊にしたので猫達といられる時間が減ってしまったが、しょうがない。

さて今日は猫達の引っ越し、3時過ぎに友人夫妻が車で迎えに来てくれ、
前もって用意したケージに猫を入れようとするも逃げ回ってなかなか
大変だった。
「またたび」でつってやっとのことでケージに入れ、空港までドライブ。
一時間でいけたので余裕。空港近くには依然として瓦礫の山がみられた。

猫達は最初はきょろきょろニャーニャーしていたがやがて諦めたのか
眼をつぶった。飛行場の貨物カウンターで手続きをし、いよいよお別れ。


貨物で扱うものはいろいろあって食品から化学薬品、衣料品、工業製品、
出版物、輸血保存血液、植物、動物、鑑賞魚、危険物、遺体など。

家の猫達は「活猫」と書かれてあった。活魚じゃあるまいし。おまけに
死亡免責の判子。
一時間あまりの飛行で猫達は無事中部国際空港で待つ、娘の元に着いた。

これからは1LDKのマンション住まい。狭いし、階段も駆けあがれないし、
ベランダにも出られないし、ちょっと気の毒。でも直になれるだろう。
私は猫達の居なくなった居間で時々猫がすっと部屋に入ってくるような気が
している。私も慣れなくては・・。









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エア トラベル キャリー

2011-10-03 20:21:20 | 猫たち
戸別の不用品収集を清掃公社に頼んだので昨日は娘と二人で、沢山の
ガラクタを駐車場にせっせと運んだ。一番重くて大変だったのは学習机。
一番気持的につらかったのは父の手製の家具達。父が定年後にいろいろ小さな
家具を孫に作ってくれた。そして今日の午前中が収集予定。

朝起きたら右目の周りが腫れてお岩さん状態になっている。午前中に医者に
行った方がいいと思い、親しい友人に無理を言って家に来てもらい、私は
医者に行った。
腫れは心配しないでいいそうで手術跡も順調。おでこの擦り傷が意外と
治りにくいかもしれない。収集車は帰宅後にすぐ来た。駐車場の広さ4分の1
ほどのガラクタで一万円弱。安くはないがしょうがないだろう。
もう一度は頼むことになりそう。

さて猫達は私より早めに飛行機で静岡の娘の所に移動するためにこのたび
「エアトラベルキャリー」なるものを買った。
猫2匹十分入れる大きさがある。昔、娘が赤ちゃんの時に使っていた手製の
タオル地のシートを近年は猫用に使っていたが、これを底に敷いたら、
猫がすんなり入っていった。28年も捨てなかったこのタオルシートが
こんな役立ち方をするとは。

仙台空港までどうやっていくか考え中。
4年前こちらに来た時は川崎から仙台までタクシー、電車、新幹線、タクシーを
乗り継いだが娘もいたので大丈夫だった。でも今度は1人なので友人に
頼むかタクシーになりそうだ。あと18日で猫達は居なくなる。猫のいない生活に
耐えられるか自信がない。
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ねこの行き先

2011-09-18 18:29:00 | 猫たち
今日も残暑厳しかった。未だに臨時デンキメールが日に数度来て節電を
呼びかけてくる。あまりに暑くて動くと汗だくになるので今日はいろいろな
書類の整理などしてなるべく動かなかったが、明後日からの上京の新幹線切符を
まだ買っていなかったことに気づき、慌てて買いに最寄り駅に。
また忘れそうなので次の上京予定切符まで買ってしまった。この時は
ひさびさ武蔵野文化会館でのシュナイダーのコンサートを聴きに行く。
まだ引っ越しの決心をするずっと前に買っておいたもの。

このたびの引っ越しでまず問題になったのが猫達をどうしようという
ことだった。
母は猫嫌いなので実家に連れていくわけにはいかない。困っていたら
元々の飼い主である娘がぺット可のマンションに引っ越しすることで
一件落着。まず人間の引っ越しのあと猫達の引っ越し。その日が一ヶ月
後には来ることになり、一緒の残リ少ない日々を思うと胸がつまる。

ここでは皆さんから可愛がってもらい、4年の幸せな仙台生活を
送れたのではないかと思う。もし引き取り手がなかったら譲って
もらおうかと思っていたと言ってくれる友人までいて、有難かった。
チェンバロ好きのクロネコの新しい興味はなにに向かうのか・・
新しい環境に慣れたころには是非会いに行きたいものだ。
私を覚えていてくれるか・・・。

最初は猫嫌いだった私は娘の住まいを訪ねるたびに猫におびえて
いたのだった。猫が仙台に来た時もしばらく居間は入らせないように
していた。今はもうどこでも自由に闊歩している。壁紙や畳はひっかき
キズだらけになってしまったが、気にならなくなってしまった。

子猫の時から一緒だった娘の元で再び一緒に暮らすようになるとは
予期しないことだった。私が最後まで一緒と思っていたのに。
でも猫の最後の姿を見ないくてすむのはいいかもしれない。
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猫の看病

2010-04-01 10:41:30 | 猫たち
昨日「エリザベス姿」になってからたまに弱弱しく鳴くだけで
物言えぬ猫がさぞなにか言いたいのだろうな、、と思うとつらい。
もう一方のお兄ちゃん猫もおとなしくなってしまい、いつもの
元気はどこへやら。やはりケンカ相手が病気ではちょっかいを
だせなくてつまらぬ、と座り込んでじっと目をつぶっている。

なにしろ私が猫達を預かるようになってから3年も医者いらずの
元気猫達だったので、昨夜は本当に我が子の病気の時のように気が
動転した。骨折だったらなかなか大変そうなのでまだ良かった。
いまもってどうして怪我をしたかは不明。

カラーをつけているとフードも食べにくいし、水も飲みにくい
ので前より手がかかるが、いままで楽をさせてもらってきたことを
考えればたいしたことはない。これから2-3日の留守の間、
今まで以上に猫達が心配になりそうではある。
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猫の朝寝坊

2009-12-13 12:35:03 | 猫たち
特に予定のない日曜の朝はのんびりしていい。いつもは
早起きの猫達が今朝は8時になってもぴったりくっついて
ぐっすり眠っていた。曇りや雨の日は起きるのが遅くなる傾向は
人間と同じかな・・。

家を留守にすることが多いので冬場は寒さ対策をしないと寒さ嫌いの
猫達には可哀そう。厳寒期は室内で5度以下になってしまう。
電気座布団はコードを噛むので危険だ。先日新幹線でJRの通販カタログを
みていたら、「ぽかぽかペットマット」いうのがあり、可愛いトラ猫が
気持ち良さそうにしていたので買ってみた。蓄熱式で電気は使わない
ので安全だ。ところが猫達は思うようにここに座ってくれない。やはり
私の膝の上が一番好きなよう。留守にしたらここに座ってくれるかな・・。

昨日のコンサートのことが時々思い出される。デュポールのチェロと
若きベートーベンのピアノによる初演とはどんなものだったのだろうか?
プログラムによると昨日のフォルテピアノは1785年頃のヴァルターコピーで、
チェロは1759年グァダニー二のコピー。デュポール時代は勿論エンドピン
なしで弾いたわけだ。
チェロのエンドピンは昔にはなかったという話は聞いていたが、いつごろ
から今のように必需品のようになったのだろう?ネットで調べると、
ベルギーのチェリスト、フランソワ・セルヴェ(1807-1866)が初めて
使ったらしい。
小柄ながら大型のチェロを使っていたので楽器を固定するため、というの
とセルヴェが太っていて腹が邪魔した、という説があるようだ。
いずれにせよ、エンドピンが一般的になったのは19世紀末らしい。
前回のレクチャーでもコンサートホールのステージ床板はエンドピンの
跡だらけ、というお話があったが、大きな会場でより大きな音を
出すためには無くてはならぬものらしい。

昨日のレクチャーでの「小さな音で大きな曲を弾くことができる」
という言葉が頭を離れない。
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猫にチェンバロ

2009-02-09 17:43:38 | 猫たち
一週間があっという間。楽器の練習も一週間に2回しか
なんていうことも多い。家事も練習もある程度ためてから
やった方がやった!という達成感もあるので、、と弁解
しつつ、でも金、土、日と完全にサボったのでだんだん追い
詰められてきた。

そこで午前中大車輪で掃除片付けし、午後眠くなる前にまず
チェンバロ調律。今度の日曜のトラヴェルレッスン通奏低音を
予習。今回は多くて5‐6曲。
チェンバロのレッスンではないのだが、トラヴェルソの足を
引っ張りそうで心配。さてつぎはチェンバロのソロ練習を
しようとしたら楽譜が見当たらない・・片付け過ぎたみたい。

どこかにはあるのだからと今日はこの二年ほどのレパートリー
曲を弾く。発表会で弾いた曲はまあまあ弾けるがそれ以外は
結構忘れてしまっている。チェンバロ好きな方の猫が寄ってきて
「僕も練習久しぶりだにゃ」とばかり、チェンバロを占領。
リコーダーを取り出すと逃げていった。

先日のリコーダー・レッスンで受けた、テレマンのデュオの
レッスンではなかなか出来なかったところが練習もしないのに、
いい感じに吹けた。先生に聞かせたいなあ・・と調子づいて
きて同じテレマン・ソナチネに挑戦。次回レッスンはこの曲
でいこうかしら・・・・同じイ短調のガンバとリコーダーの
コンチェルトを思い出し、実現の機会は無いだろうと思いながら
すこしさらってみた。
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ねこにキウイ

2008-11-15 08:30:28 | 猫たち
毎年11月中旬になるとそろそろキウイを採らねばと
思う。ここ数年はすっかり収穫が減って昔のような
ダンボールをいくつも用意、なんてことはなくなった。
でも採るのには小さな梯子に登らなければならないので、
もし梯子から落ちて骨折とかしたら、一大事だし・・・
鳥のために採らないで置くのもいいか・と迷っていた。

家の壁のツタを一掃していた大工さんがついでに、と
駐車場の上の棚にあちこち迷走している大量の枝をはらって
くれ、今年の収穫までしてくれた。

キウイは木では熟さないのでとってから追熟する必要が
ある。りんごを入れた袋に一緒にいれておくと約2週間で
食べごろになる。我が家のキウイは小粒だが味も濃く
緑も鮮やかで美味しいのだ。
僅かのキウイを笊に並べたら、猫達がなんだ、なんだ、と
やってきた。盛んに匂いを嗅いでいるが齧ろうとはしない。

キウイは またたび科 なのであった・・
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猫の好きな・・

2008-07-22 16:52:54 | 猫たち
「猫にまたたび」といわれる通り、家の猫たちもまたたびに
目が無い。爪とぎ板に粉末をふりかけているとどこからでも
ダッシュして、すっかりなくなるまで競うようになめる。

ちょっとうるさい時や、密かに家を出たいときなどに使う
魔法の粉なので常備している。同じ仲間のキュウイの蔓には
興味をしめさないけれど。

花も大好きで花瓶にいけるとしばらく匂いを嗅いでいる。
花には毒なものが多いらしいのでちょっと心配だが、食べる
ところまではあまり行かない。
ハーブの精油に含まれる成分が猫には毒らしい。
私はラベンダーが好きで梅雨時よくルームスプレーを使う
のだが大丈夫だろうか?
柑橘類もよくないらしいが、本能的に察するのか柑橘類を
剥いていると顔をしかめて逃げていく。

今日は大暑。暑さはたいしたことはないが、じめじめして
湿度を測ったら80%だった。
猫達は相変らず膝に乗りたがるが、行火を抱えているよう。
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アブサン

2008-06-17 07:39:04 | 猫たち
作家村松友視氏の猫アブサンは21歳で大往生したそうだ。
写真家による凛々しいお姿も残っている。
猫の寿命は13,4歳と聞いていたので、どんな猫かと思い、
本屋で「アブサン物語」をみつけた。
帯のキャッチコピーにもつられて、少し立ち読みした。
最初の数ページで家の猫のすることと同じなので
「そうだ、そうだ」と思いながら読んでいたら、やはり家で
ゆっくり味わおうかと思い買ってしまった。図書館で借りれば?
と少し思ったが・・・
村松氏にとってアブサンは「人生の伴侶・師」ともいえる存在だ
そうだ。
猫を観察しているともちろん可愛い動作にはひきつけられるが、
なにか深遠なもの、気高いものを感じ、つまらないことで悩む、
自分を反省する。

それにしてもアブサンとはユニークな名前だ。
麻薬のようなアブサンの虜になってしまったかのようだ。
この本のあとにまだ2冊でている。いくらあっても語り尽くせ
ないのだろう。続編は図書館で探そう。

わが家の兄弟猫に[モルさん]と[ヒネさん]という愛称は
どうだろうか・・・
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