しげる牧師のブログ

聖書のことばから、エッセイを書いています。
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朝の露 <主を求めて生きよ>

2023-06-06 | アモス書
「主を求めて生きよ。そうでないと、主は火のように、ヨセフの家に激しく下る。火はこれを焼き尽くし、ベテルにはそれを消す者がいなくなる。」(アモス5:6新改訳)

偶像に仕え、不正を許容(きょよう)するイスラエルに向かって、神はなおも「悔い改めよ」とよびかけるが、それを記したのがこの章である。▼わたしを求めて生きよ(4)、主を求めて生きよ(6)、そうでないと審判の火はあなたがたに下ることになる・・切々とした神の御心(みこころ)の痛みと愛が迫って来るよびかけだ。あなたがたがどれほどわたしに背き(そむき)、その罪がいかに重いかをわたしはよく知っている、そのままの生き方をやめないなら、やがて来る「主の日」に、あなた方はダマスコのかなた(すなわちアッシリア)に移されることになる。▼だから賄賂(わいろ)や不正なさばき、みだらな歌や酒宴(しゅえん)などのバカ騒ぎをやめ、わたしへの真実な礼拝を復興(ふっこう)せよ、そうすればわたしはあなたと共にいよう。イスラエルの人たちよ、公平を水のように、義を谷川の流れのように回復させよ。南ユダからやって来て、危険をおかし、イスラエルの町々で叫ぶ一人の農夫・アモス。たしかに彼は「荒野に叫ぶ者の声」であった。