流浪オヤジの探検日記

KOBEを拠点に各種イベントや名所・旧跡を見て歩き、紹介していきます。

近江鉄道ミュージアム

2022-01-29 | 博物館・資料館等
近江鉄道ミュージアムは、滋賀県東近江市八日市浜野町にある鉄道資料館です。

令和元年(2019年)11月2日、近江鉄道の魅力及び更なるPRを発信する場所としてオープンしました。
『気軽に見る(歴史を楽しむ)、触れる(体験を楽しむ)、知る(沿線地域を楽しむ)』をコンセプトしています。
同館は、近江鉄道・八日市駅の2階(改札内)に位置しています。


鉄道マスコット「駅長がちゃこん」
近江鉄道を利用するお客様の安全確保と楽しい旅を紹介するために日々活動しているとの事。
特徴は、カッコイイ駅長服とフワフワな尻尾だそうです。


館内は、近江鉄道の軌跡を表したヒストリーパネルや歴史的資料の展示など近江鉄道120年の歴史が紹介されています。


<近江鉄道ヒストリー>(抜粋)
明治26年(1893年)11月08日、彦根で近江鉄道株式会社設立発起人会を開催
明治26年(1893年)11月15日、44名の発起人が近江鉄道株式会社創設願書を提出
明治28年(1895年)12月24日、近江鉄道株式会社創立総会を開催し、初代社長に大東 義徹(おおひがし ぎてつ)を選出
明治29年(1986年)06月16日、近江鉄道株式会社設立
明治31年(1898年)06月11日、彦根駅-愛知川駅間の開業
明治33年(1900年)12月28日、彦根駅-貴生川(きぶかわ)駅間の開業
大正03年(1914年)03月08年、多賀線開業
昭和06年(1931年)03月15日、米原駅-彦根駅間の開業により本線が全通
昭和19年(1944年)03月01日、八日市鉄道株式会社を合併し、八日市線(八日市駅-近江八幡駅)となる。
平成28年(2016年)02月29日、西武鉄道の完全子会社となる。


<車両の変遷>
開業時には、ナスミスウィルソン社(イギリス)の蒸気機関車が運行しました。
昭和3年(1928年)4月18日の全線電化まで蒸気機関車が本線等で活躍しました。


開業から貨物輸送を行っていました。。
なお、昭和63年(1988年)3月12日に貨物営業は全廃しています。


<愛される駅舎>
歴史ある駅舎が多く、鳥居本駅(滋賀県彦根市鳥居本町)は登録有形文化財に指定されています。


「鉄道員制服」


「掛時計」
ネジ巻きの大型掛時計。待合室や駅長室に掛けられていました。
「方向幕(行先表示器)220形」
行先、運行区間及び路線名などを表示するための車両に設置されていた装置


「方向幕(行先表示器)」
行先、出発時刻などを表示するための駅構内に設置されていた装置
ハンドル操作(手動)で行先等を表示していたようです。


「通票(タブレット)閉塞機」
赤い機械から通票(タブレット)を取り出し、駅長が運転士に渡します。
列車の正面衝突の心配がなく、安全に運行できるシステムです。


「駅名、案内表示板」など


「行き先表示板」など


「銘板」など


「通票(タブレット)、乗車券日付刻印機、乗車券収納箱」など


「運転席BOX」


実物と同じ運転台にて運転士気分を楽しむことが出来ます。


「トイトレイン運転台」(訪問当日は休止中)
近江鉄道車両のプラレールをリモコン操作することができます。


「近江鉄道5号機関車」(模型/縮尺不明)


「姉妹駅協定締結ポスター」
台湾鉄路との姉妹駅協定の締結を記念した宣伝ポスターです。
双方で宣伝ポスターを作成・交換し、掲出しています。
本ポスターは、台湾側製作であることから繁体字でデザインされています。
《近江鉄道キャラクター》
(左側)駅務掛「豊郷 あかね」(とよさと あかね)
(右側)駅務掛「日野 せりか」(ひの せりか)

見学を通じて、近江鉄道をしっかり体感できました。
ありがとうございました。
゚・:,。★\(^-^ )♪ありがと♪( ^-^)/★,。・

この後は、八日市線に乗車します。・・・・・・つづく(^_^v

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