流浪オヤジの探検日記

KOBEを拠点に各種イベントや名所・旧跡を見て歩き、紹介していきます。

青野原駐屯地創設47周年記念行事 観閲行進車両

2023-05-30 | 陸上自衛隊
5月28日(日曜日)、陸上自衛隊青野原駐屯地にて創設記念行事が開催されました。

当地は、兵庫県小野市桜台に所在する陸上自衛隊の駐屯地です。
駐屯地内では、観閲式における観閲行進に備える車両等が待機していました。
此処では、03式中距離地対空誘導弾(通称:中SAM)のシステムを構成する各種装備品を紹介します。

第8高射特科群

「対空戦闘指揮装置/指揮統制部」本部管理中隊




「対空戦闘指揮装置/状況監視部」本部管理中隊




「対空レーダ装置」(JTPS-P14)本部管理中隊




「射撃統制装置/射撃統制部」第338高射中隊




「射撃用レーダ装置/空中線部」第338高射中隊




「発射装置」第338高射中隊




「運搬装填装置」第338高射中隊




「射撃統制装置/通信部」第339高射中隊




「射撃統制装置/信号処理部」第339高射中隊




「幹線無線伝送装置Ⅰ」第308高射搬送通信中隊




「幹線無線中継装置/中継部」第308高射搬送通信中隊



中部方面後方支援隊

「野整備器材1号」第302高射直接支援中隊




「重装輪回収車」(HWR)第302高射直接支援中隊




03式中距離地対空誘導弾(通称:中SAM)は、地対空誘導弾「改良ホーク」の後継システムとして開発されました。
陸上自衛隊が運用する純国産の中距離防空用地対空ミサイル・システムです。
平成15年度(2003年)に制式採用され、陸上自衛隊・方面隊隷下における各高射特科群の高射中隊を中心として配備されています。


青野原駐屯地を訪問して、03式中距離地対空誘導弾のシステムを構成する各種装備品を見学出来たのが大きな成果でした。
本来ならば装備品展示において、各種装備品の展開状態を見学したかったですが、来場者が多くて・・・・(泣)

高射特科部隊の駐屯地を訪問できたことに感謝です。
青野原駐屯地の隊員皆様、ありがとうございました。
ヾ(*´∪`*)oc<【。゚・+:.・ァリガトゥゴザィマシタ・.:+・゚。】ヽ(*´∪`*)ノ"


<帰路/JR西日本・加古川駅>

「国鉄103系電車」(3550番台/クモハ103-3556)
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青野原駐屯地創設47周年記念行事 退役装備品展示

2023-05-29 | 陸上自衛隊
5月28日(日曜日)、陸上自衛隊青野原駐屯地にて創設記念行事が開催されました。

当地は、兵庫県小野市桜台に所在する陸上自衛隊の駐屯地です。
駐屯地内にて、陸上自衛隊の退役装備品が展示されていました。


「青野原広報館」
当日は開放されておらず、残念ながら見学できませんでした。
トイレをお借りしました。ありがとうございました。


「WELLCOME TO AONOGAHARA」(壁画)


防空任務を絵図により表現していました。


「青野原駐屯地資料館」
こちらも開放されていませんでした。残念ですね。


地対空誘導弾「改良ホーク」


正式名称:MIM-23ホーク(MIM-23 Hawk-Homing All the Way Killer)
愛称名 :ホーク
ホークは、レイセオン社(アメリカ)が開発した地対空ミサイルです。
1950年代末に開発され、現在でもNATO(北大西洋条約機構)各国で運用されています。


三菱電機及び東芝がライセンス生産を行い、陸上自衛隊に配備、今なお運用されています。


昭和52年度、基本型ホークから改良ホークへと換装
昭和57年度、改良ホークの改善Ⅰ型を配備
昭和62年度、ECCM能力(対電子対抗手段)等を改良した改善Ⅱ型を配備、
平成03年度、測距レーダー、情報調達中枢、中隊統制中枢を中隊指揮装置として集約した改善Ⅲ型を配備


青野原駐屯地においてもホークが配備されていましたが、03式中距離地対空誘導弾(中SAM)への導入に伴い退役しています。


「61戦車」


昭和36年(1961年)4月に制式採用、戦後初の国産戦車として560両が生産されました。


「74式戦車」


61式戦車の後継として開発、配備された国産二代目の主力戦車です。


「93式近距離地対空誘導弾」(近SAM)


高機動車の荷台に誘導弾及び発射装置を搭載しています。


「81式短距離地対空誘導弾」(短SAM)


防衛庁技術研究本部と東芝が開発した短距離防空用地対空ミサイルシステムです。


「03式中距離地対空誘導弾/発射装置」(中SAM)


純国産の中距離防空用地対空ミサイル・システムです。
現在、巡航ミサイル(低空目標)や空対地ミサイル(高速目標)への対処能力を向上させ、ネットワーク交戦能力の向上により
防衛範囲を拡大させた『03式中距離地対空誘導弾(改)』(中SAM改)の更新を進めているそうです。

陸上自衛隊において、かって運用された往年の装備品との出会いに感激です。
ありがとうございました。

この後も、駐屯地内を見学します。・・・・・・続く。(^_^v
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青野原駐屯地創設47周年記念行事

2023-05-28 | 陸上自衛隊
5月28日(日曜日)、陸上自衛隊青野原駐屯地にて創設記念行事が開催されました。


当地は、兵庫県小野市桜台に所在する陸上自衛隊の駐屯地です。


同駐屯地には次の部隊が駐屯しています。
・第8高射特科群
・中部方面後方支援隊第302高射直接支援中隊
・中部方面会計隊第352会計隊青野原派遣隊
・中部方面システム通信群第318基地通信中隊青野原派遣隊
・青野原駐屯地業務隊
・中部方面警務隊第131地区警務隊青野原派遣隊


「本部隊舎」
第8高射特科群は、中部方面隊直轄の高射特科部隊です。
03式中距離地対空誘導弾(通称:中SAM)を運用し、京阪神地区を中心とする中部方面隊担任地域の防空を主任務としています。


<沿革>
昭和51年(1976年)08月20日、陸上自衛隊青野原駐屯地を新設
                   第4次防衛力整備計画の最後となる8番目の地対空ミサイル部隊として第8高射特科群が新編
                   地対空誘導弾「ホーク」を配備
昭和60年(1985年)      、改良ホークに換装
平成05年(1993年)      、改良ホーク改善Ⅰ型に換装
平成08年(1996年)      、改良ホーク改善Ⅱ型に換装
平成21年(2009年)07月31日、「03式中距離地対空誘導弾」(通称:中SAM)の配備を開始


木柱「我ら励みて国安らかなり」


石碑「桜台有志の魂」


「73式小型トラック」(警務隊仕様)第131地区警務隊青野原派遣隊


「業務トラック」青野原駐屯地業務隊 管理科


「救急車」青野原駐屯地業務隊 衛生科


「消防車」青野原駐屯地業務隊 管理科 消防ポンプ班


「業務車1号」第3音楽隊/千僧駐屯地(兵庫県伊丹市)


「人員輸送車1号」第3音楽隊/千僧駐屯地(兵庫県伊丹市)


「楽器運搬車」第3音楽隊/千僧駐屯地(兵庫県伊丹市)


「幹部食堂・隊員食堂」


「幹部浴場・隊員浴場」


厚生センター「オアシス」


厚生センター内では、ヤマザキショップが営業していました。
ヤマザキショップは従来のコンビニエンスストアと違い、主に個人経営の商店や雑貨店、医療機関や教育機関などの購買部が転換するための業態との事。
山崎製パンという共通仕入れ先を持ついわゆるボランタリーチェーン方式の小売店だそうです。


厚生センター内の食堂で食事しました。


青野原限定『アオノカレー」を頂きました。


式典等会場において、観閲式、音楽演奏、格闘展示、訓練展示及び装備品展示が実施されました。
多数の来場者により大渋滞でした。

残念ながら式典等会場での見学は断念しました。
この後は、駐屯地内の他施設を見学します。・・・・・・続く。(^_^v
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ラー麺 ずんどう屋 三宮センタープラザ店

2023-05-18 | 神戸サンセンタープラザ
神戸市中央区三宮町にある「ラー麺ずんどう屋」で食事しました。


ラー麺ずんどう屋は、姫路市野里に本社を置く株式会社ZUNDが運営・管理しているラーメン店です。
平成14年(2002年)4月4日、創業者・橋本龍八(現在:代表取締役)が23歳の時に姫路市船丘町にて本店(姫路市船丘町)をオープンしました。


その後、近畿圏を中心としたラーメン店を展開しています。
当店は、複合商業施設であるセンタープラザ地下1階にあります。


「チャーハン」(小)


「味玉らーめん」

濃厚豚骨ラーメンを堪能しました。
美味しくいただきました。
(。・`ω´・。)ゝごっちゃんです.:゚+。★
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松屋 阪神西宮店

2023-05-13 | 松屋
西宮市田中町にある「松屋」で食事しました。

同店は、東京都武蔵野市中町に本社を置く株式会社松屋フーズが運営する牛丼(牛めし)・カレー・定食などの飲食チェーン店です。
松屋では、一般的な店で言うところの牛丼を牛めしと称しているのが特徴です。
他にも豚丼を『豚めし』、あいがけを『カレギュウ』、サラダを『生野菜』と呼んでいます。


「ネギたま牛めしランチセット」(生野菜、みそ汁のセット)


ネギと半熟玉子の組み合わせが良いですね。

美味しくいただきました。
ごちそうさまでした。
ヽ(▽`)ノワーイ♪ヽ(´▽`)ノワーイ♪ヽ( ´▽)ノ
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新幹線公園

2023-05-07 | 公園
大阪府摂津市安威川南町に「新幹線公園」があります。

同園は、安威川(あいがわ)とJR貨物・大阪貨物ターミナル駅との間の安威川堤防上に位置しています。
園内には新幹線車両と電気機関車が展示されています。

当地は昭和58年(1983年)に『新在家緑地』として整備され、電気機関車が展示されました。
昭和60年(1985年)には新幹線車両を展示し、『新幹線公園』と名付けれました。


「国鉄EF15形電気機関車」(120号機)


日本国有鉄道(国鉄)とその前身である運輸省(現在:国土交通省)が、製造した貨物列車牽引用の直流電気機関車です。


昭和22年(1947年)から昭和33年(1958年)の間、日立製作所、川崎車輛、三菱重工業、東京芝浦電気、汽車製造、日本車輌製造により202両が製造されました。


直流電化の主要線区(東海道本線、山陽本線、東北本線、高崎線、上越線など)にて貨物列車牽引用として運行しました。


展示車両は昭和45年(1970年)から昭和58年(1983年)1月に廃車されるまでの間、阪和線・紀勢線において紀州特産みかんの輸送で運行していました。


「新幹線0系電車」(21-73)


日本国有鉄道(国鉄)が昭和39年(1964年)の東海道新幹線開業用に開発した初代の営業用新幹線電車です。


昭和39年(1964年)から昭和61年(1986年)まで38次にわたり、総計3,216両が製造されました。


世界初の200km/hを超える営業運転を達成し、航空機に範をとった丸みを帯びた先頭形状と青と白に塗り分けられた流線形の外観で初期の新幹線のイメージを確立しました。


昭和39年(1964年)の開業から東海道・山陽新幹線用として44年にわたって運用されました。
平成20年(2008年)11月30日、定期営業運転を終了し、同年12月14日のさよなら運転をもって営業運転を終えました。


展示車両は昭和44年(1969年)に製造され、16両編成の先頭車両1号車として昭和59年(1984年)10月27日まで約532万キロを運行しました。

同公園にて、かって活躍していた車両に出会えた事に感激です。
ありがとうございました。
ヽ(●´∀`●)ノ【゚。*。+ ワ━イ +。*。゚】ヽ(○´∀`○)ノ


<最寄り駅/大阪モノレール・摂津駅>

「大阪高速鉄道1000系電車」(輸送人員累計10億人達成ヘッドマーク付き列車)
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高校野球発祥の地記念公園

2023-05-06 | 公園
大阪府豊中市玉井町に「高校野球発祥の地記念公園」があります。


大正2年(1913年)5月、箕面有馬電気軌道(現在:阪急電鉄)が大阪府豊能郡豊中村(現在:豊中市玉井町)に運動場を建設しました。
多目的グランドとしての「豊中グラウンド」が完成しました。


当時の広さは2万平方メートル、陸上競技場としても使用されました。
また、日本フットボール優勝大会(現在:全国高等学校サッカー選手権大会及び全国高等学校ラグビーフットボール大会)の会場にもなりました。


野球での使用時には、「豊中球場」とも呼ばれたようです。


豊中グラウンドは、高さ約1メートルの赤いレンガ塀で外周を囲まれていました。
このレンガ塀は、土を持って造られたとされる観覧席の土砂が崩れるのを防ぐ役割として使われていました。


豊中グランドが無くなった現在でも個人宅の塀として一部残されています。


大正4年(1915年)8月18日、第1回全国中等学校優勝野球大会(現在:全国高等学校野球選手権大会)が開幕しました。


開幕戦となった広島中(現在:広島国泰寺高校)-鳥取中(現在:鳥取西高校)での始球式


同大会は、翌年の第2回大会まで当地において開催されました。
観客数増加により第3回大会からは、兵庫県武庫郡鳴尾村(現在:西宮市鳴尾町)にある鳴尾球場へ移されました。
大正末期、豊中グラウンドは再造成されて住宅地になりました。


昭和63年(1988年)、第70回全国高等学校野球選手権大会を記念し、グラウンド跡地北側に「高校野球メモリアルパーク」を開設。
平成29年(2017年)4月6日、豊中市により再整備され「高校野球発祥の地記念公園」となりました。

高校野球の聖地といえば阪神甲子園球場ですが、発祥地は豊中であることを改めて知る事ができました。
当地における出会いに感謝したいです。
ヾ(*´∪`*)oc<【。゚・+:.・ァリガトゥゴザィマシタ・.:+・゚。】ヽ(*´∪`*)ノ"
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らーめん 彦

2023-05-05 | 飲食系など
大阪府豊中市玉井町にある「らーめん彦」で食事しました。


一味唐辛子の味を主体とした赤辛ラーメン店です。
同店は、阪急電鉄・豊中駅前に位置する豊中駅前ビルディング1階にあります。


「ぎょうざ」


「彦らーめん」

全部入り(チャーシュー、ネギ 煮玉子、白菜)を頂きました。
細麺とスープが上手く絡んでいて美味しかったです。
赤辛ラーメンを避けて、オーソドックスな醤油系ラーメンが良いですね。。
ワーイワーイへ(ゝд・三≧Д≦)ノワーイワーイ
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道の駅「東浦ターミナルパーク」

2023-05-04 | 道の駅など
道の駅「東浦ターミナルパーク」は、淡路市浦の国道28号沿いにある道の駅です。


淡路島北部の東海岸沿い・大阪湾に面した浦県民サンビーチの近くに位置しています。
島内バスや神戸方面からの高速バスが発着する東浦バスターミナルを囲むように様々な施設があります。


東浦物産館2階にある「CafeT」でお茶しました。


・アイスコーヒー


・淡路玉ねぎバーガー

淡路島産の玉ねぎを美味しく堪能しました。
ごちそうさまでした。
((*´゚艸゚`*))まぃぅ~♪

今回も淡路島のごく一部ですが、北部エリアを楽しく巡りました。
また来ようと思います。ありがとうございました。
ヾ(*´∪`*)oc<【。゚・+:.・ァリガトゥゴザィマシタ・.:+・゚。】ヽ(*´∪`*)ノ"

<帰路/淡路ジェノバライン・岩屋のりば>

旅客船「まりん・あわじ」【明石行き】
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ミツ精機 「翼の広場 / 屋外展示」

2023-05-03 | お出かけ
ミツ精機は、淡路市下河合に所在する企業です。

ミツ精機株式会社は、旅客機や自衛隊機のエンジン、着陸装置ほか、人工衛星を構成する精密部品の加工を手掛ける企業です。
同社は創業以来、5軸MC機・複合加工機等の機械を揃え、精密加工を得意としています。
超軽量部品から重量級の部品まで幅広く対応しています。

社屋内において、『航空機部品製作における品質の向上』『航空科学教育の普及』『航空思想の向上』を目的に自衛隊航空機を展示し、一般にも公開しています。
当地については、通称翼の広場と呼ばれています。
屋外敷地内では、5機種5機の自衛隊航空機が展示されています。


陸上自衛隊・多用途ヘリコプター「UH-1H」(41669)


同機は、ベル・エアクラフト社(アメリカ)が開発したモデル204/205/212ヘリコプターです。
日本では富士重工業が昭和37年からライセンス生産を行い、陸上自衛隊へ配備されました。


航空自衛隊・中等練習機「T-1B」(35-5862)


航空自衛隊では、操縦士養成の中等練習機として運用しました。


増槽(ドロップタンク/増加燃料タンク)には、第1術科学校(浜松基地/静岡県浜松市西区)の部隊マークが記されています。
同校では、実機を実習用教材として整備教育を行っています。


垂直尾翼には、第5術科学校(小牧基地/愛知県小牧市春日寺)の部隊マークが記されています。
同校飛行課(平成18年3月27日廃止)が、要撃管制幹部課程の実機管制における教育支援を行っていました。


同機は戦後における初の実用国産飛行機であり、日本初の実用ジェット機でした。


航空自衛隊・支援戦闘機「F-1」(70-8207)


三菱重工業が製造した高等練習機T-2を基に、戦後に日本が初めて独自開発した超音速飛行を可能とした戦闘機です。


航空自衛隊では、対艦攻撃、対地攻撃及び近接航空支援、さらに状況に応じての航空脅威の対処を任務とする支援戦闘機として運用しました。


垂直尾翼には、第8航空団第6飛行隊(築城基地/福岡県築上郡築上町)の部隊マークが記されています。


平成18年(2006年)3月9日、第6飛行隊に配備されていた最後の機体が退役し、全ての運用が終了しました。


陸上自衛隊・連絡偵察機「LRー1」(22004)


陸上自衛隊は、三菱重工業が製造したMU-2Cを連絡偵察機LR-1として採用しました。


乗員:2名(操縦士)、乗客:5名


カメラ窓:偵察任務時には、カメラ・JKA-30A×2基を装備します。


平成28年(2016年)2月15日、連絡偵察飛行隊(木更津駐屯地/千葉県木更津市)に配備されていた最後の機体により運用が終了しました。


陸上自衛隊・輸送ヘリコプター「KVー107ⅡAー4」(51816)


同機は、バートル社(アメリカ)が開発したタンデムローター式・ターボシャフト双発のヘリコプターです。


機体側面にある『WH』は、西部方面ヘリコプター隊(高遊原駐屯地/熊本県上益城郡益城町)との事。
同機は、同隊の第3飛行隊に所属していました。


陸上自衛隊は人員及び物資の輸送用として導入し、昭和41年(1966年)から運用を開始しています。


川崎航空機(現在:川崎重工業)がライセンス生産した機体(KV-107)は、海上自衛隊及び航空自衛隊でも導入されました。
同機種は輸出にも供され、国内外において民間機としても採用されたヘリコプターでした。


平成21年(2009年)11月3日、航空自衛隊の機体が最終飛行を行い、陸海空自衛隊におけるKV-107の運用が全て終了しました。


屋外展示の機体も屋内と同じく綺麗に整備されていました。
日頃の手入れが行き届いていると感じました。

淡路島の地において、自衛隊航空機を堪能する事が出来ました。
「翼の広場」を管理されているミツ精機の皆様、ありがとうございました。
゚・:,。★\(^-^ )♪ありがと♪( ^-^)/★,。・

この後も島内を巡ります。・・・・・つづく(^_^v
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ミツ精機 「翼の広場 / 屋内展示」

2023-05-02 | お出かけ
ミツ精機は、淡路市下河合に所在する企業です。

ミツ精機株式会社は、旅客機や自衛隊機のエンジン、着陸装置ほか、人工衛星を構成する精密部品の加工を手掛ける企業です。
同社は創業以来、5軸MC機・複合加工機等の機械を揃え、精密加工を得意としています。
超軽量部品から重量級の部品まで幅広く対応しています。

社屋内において、『航空機部品製作における品質の向上』『航空科学教育の普及』『航空思想の向上』を目的に自衛隊航空機を展示し、一般にも公開しています。
当地については、通称翼の広場と呼ばれています。
屋内では、2機種2機の自衛隊航空機が展示されています。


航空自衛隊・初等練習機「T-3」(01-5533)


航空自衛隊において、操縦学生が最初に操縦する初等練習機として運用されました。


エンジン:IGSOー480/アブコ・ライカミング社(アメリカ)
本機は、レシプロエンジン単発を採用しています。


乗員:2名


展示機は、航空自衛隊岐阜基地(岐阜県各務原市)に所在する飛行開発実験団で運用されました


本機は、航空自衛隊が導入した航空機及び装備品の試験・評価、テストパイロットの養成を主任務とする機体として使用されました。


操縦席(前席)
操縦教育課程では、学生が前席に搭乗します。


操縦席(後席)
操縦教育課程では、教官操縦士が後席に搭乗します。


後席から見える前方の情景です。


富士重工業により50機が生産され、平成19年(2007年)4月23日に退役するまで、操縦士養成に運用されました。


陸上自衛隊・観測ヘリコプター「OH-6D」(31122)


同機は、ヒューズ・ヘリコプターズ社(アメリカ)が開発した500型ヘリコプターです。


日本では、川崎重工業が昭和44年からライセンス生産を行い、陸上自衛隊に配備されました。


操縦室内


乗員:1名(操縦士)、乗客:3名


海上自衛隊にも練習機として導入されました。


ターボシャフトエンジン「250C20B」アリソン・エンジン社(アメリカ)


同機は導入時の OH-6J から → OH-6D へと機種更新されました。


令和2年(2020年)3月26日、最後の1機である東部方面航空隊所属の31311号機が用途廃止のため、立川駐屯地から霞ヶ浦駐屯地へ最終飛行が実施され全機退役となりました。

同社による日頃の手入れが行き届いており、保存状態が素晴らしいです。
お陰様で操縦席に着座出来た事に感激です。
ありがとうございます。

翼の広場での見学は、この後も続きます。・・・・・(^_^v
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ミツ精機 「翼の広場」

2023-05-01 | お出かけ
ミツ精機は、淡路市下河合に所在する企業です。

ミツ精機株式会社は、旅客機や自衛隊機のエンジン、着陸装置ほか、人工衛星を構成する精密部品の加工を手掛ける企業です。
同社は創業以来、5軸MC機・複合加工機等の機械を揃え、精密加工を得意としています。
超軽量部品から重量級の部品まで幅広く対応しています。

<沿革(抜粋)>
昭和08年(1933年)、大阪市生野区において三津鉄工所を創業。海軍艦艇の部品を製作
昭和21年(1946年)、兵庫県津名郡一宮町郡家(現在:淡路市郡家)に移転。船舶エンジンの製作・修理を開始
昭和29年(1954年)、自動車エンジンを中心とした内燃機関のシリンダー加工を開始
昭和34年(1959年)、ニット編機用付属装置及び同部品の生産を開始
昭和38年(1963年)、拡張の為、郡家工場を建設、移転
昭和61年(1986年)、社名をミツ精機株式会社に変更
平成04年(1992年)、業務拡張の為、多賀工場を建設
平成07年(1995年)、本社を多賀工場に移転(現在地)


社屋内において、『航空機部品製作における品質の向上』『航空科学教育の普及』『航空思想の向上』を目的に自衛隊航空機を展示し、一般にも公開しています。
当地については、通称翼の広場と呼ばれています。


「ニット丸編機」福原精機製作所(神戸市西区井吹台東町)
展示機は、平成19年(2007年)9月、福原精機製作所から取引開始50年及び完成品1000台達成を記念して贈呈されました。


福原精機製作所は、神戸市西区井吹台東町に本社を置く丸編機メーカーです。
丸編機(まるあみき)は、Tシャツやポロシャツの生地(編地)を作る機械です。


人工衛星搭載部品「赤外線天文衛星ASTORO-F 液体Heタンク上部」
170kgのアルミの塊を10kgにまで5軸加工機で削り出したとのこと。
機械加工の後、手仕上げて鏡面に磨きあげています。
航空・宇宙機器部品の事業については、『空における厳しい基準をクリアすれば地上のあらゆるニーズに応えられる自信になる』との事。


ターボシャフトエンジン「LTS101-750B-1」ハナウェル社(アメリカ)


搭載機:川崎市消防局警防部航空隊・消防ヘリコプター「BK117B-1/2」


ターボジェットエンジン「オリフューズJ80506」ブリストル・シドレー社(イギリス)


搭載機:航空自衛隊・中等練習機「T-1A」


ターボジェットエンジン「T58-IHI-140」ゼネラル・エレクトリック社(アメリカ)


搭載機:陸海空自衛隊・ヘリコプター「KV-107ⅡA」


ターボファンエンジン「TF40-IHI-801A」ロールスロイス社(イギリス)、ターボメカ社(フランス)の共同開発


搭載機:航空自衛隊・高等練習機「T-2」


搭載機:航空自衛隊・支援戦闘機「F-1」


ターボジェットエンジン「J33-A-35」川崎航空機工業(現在:川崎重工業)


搭載機:航空自衛隊・練習機「T-33A」


ターボシャフトエンジン「T53-K-11A」アブコ・ライカミング社(アメリカ)


搭載機:陸上自衛隊・多用途ヘリコプター「UH-1B」


ガスタービンエンジン「TF25-55AIA」アブコ・ライカミング社(アメリカ)


ターボシャフトエンジン「J79-IHI-11A」ジェネラル・エレクトリック社(アメリカ)


搭載機:航空自衛隊・要撃戦闘機「F-104J/DJ」


プロペラ「T10178NBー11R」(細部不明)


プロペラ「63E60型」ハミルトン・スタンダート社(アメリカ)からの技術提携により住友精機工業が製作


装着機:海上自衛隊・救難機「US-1A」


プロペラ「54H60型」ハミルトン・スタンダート社(アメリカ)からの技術提携により住友精機工業が製作


装着機:海上自衛隊・哨戒機「P-3C」


装着機:航空自衛隊・早期警戒機「E-2C」


「翼端増槽」(チップタンク)


主翼下面に予備の燃料タンクとして装着


「陸海空自衛隊制帽、略帽」

御社の事業に対する取り組みについて知ることが出来ました。
ありがとうございます。

翼の広場での見学は、さらに続きます。・・・・・(^_^v
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