流浪オヤジの探検日記

KOBEを拠点に各種イベントや名所・旧跡を見て歩き、紹介していきます。

坊っちゃん列車ミュージアム

2023-03-03 | 博物館・資料館等
愛媛県松山市湊町に「坊っちゃん列車ミュージアム」があります。

坊っちゃん列車ミュージアムは、地元市民の足である伊予鉄道の歴史等を紹介しています。
当地は、伊予鉄グループ本社ビル1階にあります。

伊予鉄道は愛媛県松山市に本社を置く、鉄道及び軌道事業会社です。
一般的には略して、伊予鉄(いよてつ)と呼ばれています。


ミュージアム内は、伊予鉄道の歩んだ歴史を紹介しています。
同社は明治20年(1887年)創立され、民営鉄道としては日本で2番目の歴史を持つ企業です。


明治20年(1887年)09月14日、実業家・小林信近(創業者)により伊予鉄道会社を設立
明治21年(1888年)10月28日、松山駅(現在:松山市駅)-三津駅の間で鉄道開業


松山での開業は、日本で初めての軽便鉄道及び中四国地方で初めての鉄道となります。


「9kgレールと60ポンドレールの比較」、「各レールの寸法/9kg~50kgNレール」


壁面写真「伊予鉄道電気(現在:伊予鉄グループ)本社・松山駅(現在:松山市駅)」


「伊豫鉄道甲1形蒸気機関車」(原寸模型)


同機関車はドイツから輸入し、明治21年(1888年)10月28日に営業運転を開始しました。
日本最初の軽便鉄道機関車となります。


全長 :4.76m、全高:2,81m、全幅:1.65m


運転整備重量 :7.80トン、最大軸重:3.9トン、動輪周馬力:40PS(公称)


燃料種類:石炭、動輪周馬力:40PS(公称)


軌間 ::762mm(創業当時)⇒1,067mm(狭軌)


伊豫鉄道の主力機関車として、昭和29年(1954年)の蒸気機関車全廃間際までの間、横河原・森松線を中心に運行しました。


日本最初の軽便鉄道機関車となります。


夏目漱石による小説『坊つちやん』の作中に登場する列車(坊っちゃん列車)のモデルとなった車両であったことから、本形式の知名度及び人気共に高いようです。

松山市とともに歩んできた伊予鉄道の歴史と変遷を知ることが出来ました。
ありがとうございました。
ヾ(●´□`●)ノ【゚+。・oアリガトウo・。+゚】ヾ(○´□`○)ノ

この後は、松山市内にて泊まります。・・・・・つづく(^_^v


<伊予鉄道>

「伊予鉄道モハ5000形電車」
平成29年(2017年)9月21日より営業運転を開始した軌道線用電車


「伊予鉄道700系電車」
京王帝都電鉄5000系電車を京王重機整備にて改造し導入した鉄道線用電車

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