流浪オヤジの探検日記

KOBEを拠点に各種イベントや名所・旧跡を見て歩き、紹介していきます。

旧海軍兵学校

2009-12-12 | 史跡・旧跡
広島県江田島市に所在する「旧海軍兵学校」へ行ってきました。

現在、NHKスペシャルドラマで放映している「坂の上の雲」の舞台となっている所です。
その影響を受けた知人の誘いを受け、今回に至りました。
現地は、海上自衛隊の幹部候補生学校や第1術科学校などの教育機関が所在しています。
画像は、ドラマのロケ地になった「大講堂」です。


大講堂の正面です。
旧海軍兵学校では、海軍将校となる士官候補生の始業式や卒業式などの儀式が行われた場所とのことです。
現在も海上自衛隊へ入隊した幹部候補生の入校式や終了式がここで行われるそうです。


大講堂の内部です。
旧海軍の雰囲気が十分に感じられます。
この様な場所で儀式が行われることに伝統の重さを感じます。


海軍兵学校の頃、生徒館と呼ばれた赤煉瓦の建物です。
現在は、海上自衛隊幹部候補生学校の建物として使用されています。


今なお、カッター訓練と呼ばれている短艇の置かれている場所です。
海上自衛隊の護衛艦に装備されているボートは全て機械化されており、手ごきのボートは存在しないそうです。
しかし、船外機が故障したことを考えると人力は今でも必要との事


海軍兵学校を卒業した士官候補生が配属先の艦艇に乗り込む際の連絡船に乗船する場所です。
江田島では、この場所が正門とのことです。
現在地は、幹部候補生の卒業時と国賓級のVIPの訪問時でしか使用されないそうです。


画像にある「教育参考館」は、日露戦争で武勲を立てた東郷平八郎元帥の遺髪をはじめ、旧海軍関係の資料など約1,300点が保存されています。
特に神風特攻隊員の方々による遺書や遺品が見る人の胸を強く打ちます。
館内は撮影厳禁でしたので、外観の紹介のみとさせていただきます。


像は、教育参考館の側に展示されている「特殊潜航艇」です。
特殊潜航艇は、海軍独特の着想と技術により生まれた秘密兵器として開発されました。


今回訪れた旧海軍兵学校は、海軍の兵科将校を養成する機関として、初級士官を養成する教育機関です。
4年の期間を要し、海軍将校として必要な各種の知識・技術・教養などを教育していたとのことです。

当地における考えに賛否はあると思いますが、一度ぐらいは見に行くのも良いかもしれません。
ありがとうございました。
(★´ё`)ノ.+゚*。:゚+ォッヵレェ.+゚*。:゚+ヽ(´ё`☆)
コメント
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