流浪オヤジの探検日記

KOBEを拠点に各種イベントや名所・旧跡を見て歩き、紹介していきます。

伊藤公記念公園

2015-09-09 | 公園
伊藤公記念公園は、山口県光市束荷に位置する公園施設です。
日本の初代内閣総理大臣・伊藤博文(いとうひろふみ)公の功績などを紹介しています。


同園内は、伊藤公自身が設計した建物などがあります。


伊藤博文(いとうひろふみ)公は、武士(長州藩士)、政治家を経て日本の初代内閣総理大臣を務めました。


石碑「伊藤公の絶筆」
日露戦争後における自身のやり切れなさを伝えています。


石碑「悠然天地心」
伊藤公が明治天皇の行幸に随行し、山口県訪問の際に読まれた漢詩の一節です。
“第九十代 内閣総理大臣 安倍晋三”の筆により刻まれています。


伊藤公は、日本銀行券C千円券(千円紙幣)(昭和38年11月1日から昭和59年11月1日の間)の肖像として
採用されました。


○伊藤公生家


伊藤公誕150年にあたる平成3年(1991年)に復元されました。


伊藤公は天保12年(1841年)9月2日、周防国熊毛郡束荷村字野尻(現在:山口県光市束荷字野尻)の林十蔵
(後に重蔵)の長男として生まれました。


幼名は“林利助”といい、6歳まで当地にて育ちました。


「伊藤公産湯の井戸」


「産湯の水」


○伊藤公資料館
伊藤公の遺品展示や業績が紹介されています。
鎖国を解き、植民地にされそうな危機を回避しながら新政府を樹立して、明治末には欧米列強と肩を並べるまでに
なった日本の動きが学習できます。
残念ながら、館内は撮影禁止でした。(×_×)


○旧伊藤博文邸(県指定有形文化財)


同邸は明治43年(1910年)、伊藤公の遠祖・林淡路守通起の没後300年にあたり、林一族及び伊藤家を集めて
法要を行うために建てられた建物です。


建築には山口県知事・渡辺融(とおる)、貴族院議員・室田義文両氏が監督となり、施工は清水組(現在:清水建設)が
当時の2,291円38銭で請け負いました。


伊藤公自らが基本設計を行い完成を望んでいましたが、明治42年(1909年)10月、完成を目前に凶弾に倒れ、
故郷に戻ることなくその生涯を終えました。


本館は、洋館木造モルタル二階建て延床面積298平方メートルの建物です・


平成14年(2002年)7月から保存修理工事を着工し、軸部等の部分修理や屋根の葺き替え、車寄せ部分を
明治45年建築当初の姿に復し、平成16年(2004年)2月に竣工しました。


現在は、県指定有形文化財に指定されています。


伊藤公は大日本帝国憲法の起草の中心人物となるほか、初代・第5代・第7代・第10代の内閣総理大臣及び
初代枢密院議長、初代貴族院議長、初代韓国統監を歴任しました。

伊藤公を通じて、あらためて日本史を学習することができました。
ありがとうございました。
ヾ(*´∪`*)oc<【。゜・+:.・ァリガトゥゴザィマシタ・.:+・゜。】ヽ(*´∪`*)ノ"
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光市農業拠点施設「里の厨」

2015-09-08 | 道の駅など
光市農業拠点施設「里の厨(くりや)」は、山口県光市大字束荷に所在する地域振興の施設です。


当施設は、農業従事者の高齢化や担い手の減少及び耕作放棄地の増加など地域農業が抱える様々な課題や
問題点を解消し、本市の地域農業を振興していくための拠点施設です。


また、地産地消の推進や農地の荒廃化の防止、新たな地域産業の創出や農業に対する理解を深め、
地域食材を見つめ直すことによる食農教育の推進、生産者と消費者の交流促進による観光振興の強化
など広く公益につなげるための拠点施設として、光市の一次産業(農業)に活力を与えるとともに、
地域から元気を発信し市内全域に波及させていくための施設でもあります。


施設内には直売所があり、新鮮で安心・安全な地場産業農林水産物を提供しています。


光市おみやげ「手焼き 周防藤公煎餅」
山口県光市出身である初代総理大臣・伊藤博文(いとうひろふみ)公千円札をモチーフにした煎餅です。


「瀬戸の花嫁 たい焼き」


たい焼きの移動販売車です。


小倉あん”のたい焼きをオーダー。
羽が大きくて、かなり戸惑いますが、美味しくいただきました。
ごちそうさまでした。( ̄~; ̄) ムシャムシャ

道の駅とは、ひと味違った施設でした。ありがとうございました。
ヾ(●´□`●)ノ【゜+。・oアリガトウo・。+゜】ヾ(○´□`○)ノ
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阿多田交流館

2015-09-07 | 博物館・資料館等
阿多田交流館は、山口県熊毛郡平生町に所在する史料館です。
当地は太平洋戦争中において、旧海軍の潜水学校さらに水中特別攻撃隊の訓練・出撃基地が所在していました。


「展示室」
館内には、当時の貴重な資料約300点などが展示されています。


同館が所在する平生(ひらお)町阿多田(あただ)地区は、山口県東部に位置しています。
江戸時代から製塩が盛んな土地でした。


昭和19年4月、当地において『海軍潜水学校柳井分校』を開校
昭和20年3月1日、『平生基地』(回天訓練基地)が開隊
昭和20年4月17日、回天の訓練を開始


当基地において、旧海軍が開発した人間魚雷「回天(かいてん)」の訓練が行われました。
さらに特殊潜航艇「蛟龍(こうりゅう)」及び「海龍(かいりゅう)」の訓練も当基地で行われました。


「整備工場」(昭和20年撮影)


「訓練に向かう搭乗員」(昭和20年撮影)


「回天」という名称は、旧海軍・大森仙太郎少将が幕末期の軍艦「回天丸」から命名されました。


人間魚雷『回天』/イ370潜水艦解剖図


甲標的丁型『蛟龍』


特殊潜航艇『海龍』


『蛟龍』一般擬装面


昭和19年8月1日、人間魚雷「回天」が兵器として採用され、搭乗員の募集開始
昭和20年3月1日、回天基地平生突撃隊が開隊
昭和20年4月17日、平生湾において訓練が開始


「水防眼鏡二型改六」(回天一、二、四型に装備された長型の眼鏡)(上部)
「水防眼鏡二型改七」(下部)


昭和63年4月4日、熊毛郡上関町祝島の南約20キロ沖で引き揚げられた魚雷の一部です。
排気筒の長さやギヤなどから「九二式魚雷」と推測されているそうです。


「伊58号潜水艦」艦内写真


同館の敷地内には、映画「出口のない海」の撮影に使われた「回天」のレプリカ(模型)が展示されています。


海中にて潜水艦から直接「回天」内部へ入る搭乗口(交通筒)を忠実に再現しています。


「回天一型断面図」


搭乗員:1名、全長:14.75メートル、直径:1.00メートル、全重量:8.30トン、
機関:93式酸素魚雷、燃料:酸素及び灯油、炸薬:1.55トン


「台座」(回天用)


戦後、当地に法務省・矯正施設「新光学院」が開院し、平成11年に廃院、平成13年には施設解体となり、
その後、跡地一角に地域の文化や歴史とふれあう場所として阿多田交流館が建設されました。

当地において戦史を知る機会を得たことに感謝します。
あらためて平和の大事さを感じました。ありがとうございました。 <(_ _)>
コメント (4)
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2015 空の日&防災フェスタ

2015-09-06 | 空港・飛行場
9月5日(土曜日)、岩国錦帯橋空港にて「2015 空の日&防災フェスタ」が催しされました。
空の日(9月20日)を記念したイベントの他、9月は防災月間でもあることから防災キャンペーンも併催されていました。

画像にある着ぐるみは、岩国錦帯橋空港PRキャラクター「ソラッピー」です。
飛行機をモチーフに、頭に岩国錦帯橋空港のマークを付けて平成24年に誕生しました。


空港ターミナルビル内では、子供向けのイベントが行われていました。


「ボーイング787 操縦室模型」
実物大操縦室模型です。
全日本空輸は、ボーイング787の世界最初となる商業飛行を行った航空会社とのこと。


空港ターミナルビル入口にて警察車両が展示されていました。


山口県警察「パトカー」(トヨタ・クラウン)


山口県警察「白バイ」(ホンダ・CB1300)


山口県警察「指揮用車」(トヨタ・ランドクルーザー)


空港敷地内にある業務用駐車場では、地上作業車両などが展示されていました。


「ボーイング767主脚用タイヤ」


諸元:直径117センチ、幅46センチ、重さ186キログラム


「パッセンジャーステップ車」(タラップ車)


搭乗橋(ボーディングブリッジ)のない駐機場において、航空機乗客の乗り降りに使用されます。


航空機の乗降口の位置(高低)に合わせて階段部分が伸縮します。


製造社:Tips(スロベニア)、平成19年製


長さ8メートル、幅3.3メートル、高さ5.4メートル


パッセンジャーステップ車の運転室内


「除雪車」(スノーパー)


航空機に付着した雪や氷にお湯を散水して取り除く車両です。


車両にボイラー(熱源機器)を搭載しており、沸かしたお湯に防氷剤を混ぜ、ゴンドラの放水装置により
航空機へ向けて放水して雪や氷を溶かします。


製造社:ボルボ(スウェーデン)、平成24年製
長さ9.2メートル、幅2.5メートル、高さ3.8メートル

航空関連の行事に関わらず、のんびりムード満載のイベントでした。
関係者みなさま、ありがとうございました。
★あ(^-^) り(-^ ) が( ) と( ^-) う\(^0^)/★
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岩国錦帯橋空港

2015-09-05 | 空港・飛行場
山口県岩国市三角町にアメリカ海兵隊が管理する岩国飛行場を利用している愛称“岩国錦帯橋空港”があります。
同空港は、アメリカ軍基地に民間機の定期便が就航するのは三沢飛行場(アメリカ空軍三沢基地)に次いで2例目です。


「岩国錦帯橋空港開港記念 -未来へ- 」(小川幸造 作)
岩国飛行場は、昭和27年から昭和39年までの間、国際便を含めた民間機の定期便が就航していましたが、
平成24年12月13日、『岩国錦帯橋空港』として開港されました。


空港連絡バス「いわくにバス」


空港とJR岩国駅の間を運行しています。


現在、同空港には全日本空輸が就航しています。


空港ターミナルビルは、鉄骨2階建、延べ床面積約4,000平方メートル規模の施設です。


「岩国錦帯橋空港警備派出所」


空港ターミナルビル2階・展望デッキにある「方位看板」


「空港監視レーダー」(ASR:Airport Surveillance Radar)
航空機の位置を探知し、出発機や進入機の誘導、航空機の管制間隔の設定など、ターミナルレーダー管制
に使用される航空保安施設です。
岩国飛行場での航空管制は、アメリカ海兵隊が行っています。


トーイングトラクター、コンテナドーリー、ハイリフトローダー


ベルトローダー


車名不明、高所整備を行うための車両と推測されます。


トーイングトラクター、ベルトローダー車、ハイリフトローダー


トーイングカー(トーバー式)


航空機にトーイングカーが接続されました。


全日本空輸・エアバスA320-200(JA8313)


パイロットが手を振っているのが見えます。(^_^)


航空機が自走できる位置まで“プッシュバック”されます。


航空機はグランドスタッフからお見送り(お手振り)を受けて、滑走路へ向けて自走します。


同空港ではエプロンから滑走路まで非常に遠くて、航空機の離陸シーンを見る事ができません。(;_;)
当然ながら、当地から米軍基地は見えません。(×_×)

この後は、同空港内で行われているイベントを見学します。つづく・・・・(^_^¥
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