酒のさかな

平凡な笑市民が日ごろの暮らしの中で出会ったこと
【縦横無尽探険隊別館】

【キー・オフディレイ・パワーウインドウ】1

2006-05-28 22:10:05 | 技術系
私の車に子供を乗せて出かけると・・・
『あ、窓閉めてない~。エンジンかけて!』
そう、トヨタの世界戦略車VITZには、運転席だけにしかオフディレイウインドウが装備されていないのである。
ちなみに嫁さんのシエンタは前席だけ・・・なんと中途半端な。
過去2台のレガシィには全席ちゃんと付いていたのに、さすがにこれは改善の余地がある。

実は、ある計画の実現に向け「組込型マイコン(PIC)」のプログラムでも勉強しようかと思っていたところだった。
  ある計画=暗証番号ドアロック(これも初代レガシィには付いていた)
最後は玄関ドアのワンボタン暗証番号ロック化をたくらんでいるのである。
まぁPIC工作の手始めにオフディレイタイマー程度ならちょうどいい。
そう思った矢先、ネット上ですごいものを見つけた。
『使わなくなったターボタイマーをディレイウインドウに有効利用する』
目が点になった。PICなんかより簡単安全確実な方法。
ターボタイマーはまさにキー・オフ・ディレイ動作そのものではないか。
それに、今時ターボタイマーなんかゴミ値段に違いない。

早速「動作確認していませんジャンク」のあやしい出品者を見つけ、出品してあった4個のターボタイマーを各100円(購入時はたぶん1万円はしたろうに^^;)で全部落札してやったのである。
(4個あれば1個ぐらいはちゃんと動くだろう)

その後は画像のとおりに有意義な休日が過ごされる事になる。

【キー・オフディレイ・パワーウインドウ】2

2006-05-28 22:09:56 | 技術系
残念ながらターボタイマーは4個とも『動いて』しまった。^^;
こうなれば、選り取り見取りである。
一番小さいものを使うことに決め、いらない配線を惜しげもなく削除。
赤、緑、黒の3本だけを残す。
工具箱に常備(何で?)してあるミニヒューズをカッターで削り、金属端子を露出する。
さてハンダ付けだが、ターボタイマーは大電流に耐えるように太い電線が出ている。
しか~し、太いものを小さい場所にハンダ付けすることこそ私の最も得意とするテクニックなのであるからして・・・簡単に片付いた。
なんだ、手ごたえのないヤツ。
さて、ヴィッツはヒューズがグローブBOXの下面だから作業しにくいな・・と!
『え゛?折れた?まさか。ガーン!』
はずすのに手間取ったのでヒューズは先端部分をコネクタに残し、金属部が折れていた。(実はこれが第一の"想定外"だった)

その後、懐中電灯片手に鏡を使い、金属片を取り除く作業が約30分は続けられた。

【キー・オフディレイ・パワーウインドウ】3

2006-05-28 22:08:32 | 技術系
あー、どうしよう。ヒューズが差せなくなった。(T_T)
とうとうヒューズBOXをバラさないといけないようだ、と復旧作業に不安を感じ始めた時、最後のチャレンジをやってみた。
作業にジャマな隣のヒューズを抜こう。(また折らないように慎重に^^;)

アリ??また折れた?なワケない。
な~んだ。このヒューズ一般的な型じゃなく、元々こんな形だったんだぁ。
ということは・・・な~んだ、金属片も挟まってないから取れる訳ないじゃん。

結局、トヨタが最近良く使う特殊形状のヒューズを「先が折れた」と勘違いしただけでした。
それにしても肝が冷えたぜ。

引き抜いたヒューズに配線加工し直すと、たった10分で取り付け作業が終わり、無事キーを抜いても設定した時間だけ窓の開閉ができるようになりましたとさ。

ちなみに、ターボタイマーあと3個余ってます。^^;
作業込み2000円でいかがでしょ(爆)