えしぇ蔵日記

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志賀島で風になる

2009年10月18日 | Weblog
今日は「志賀島マラソン大会」。あぁなぜにかくも慌しきや我が人生・・・天は我に暇を与えず。
 
今朝は5時半起き。志賀島へ行くバスの本数が少ないので遅れては大変と早めのバスに乗ろうと二人でバス停までてくてく・・・。すると車で通りがかったおじさんが、「あんたたちもマラソン大会やろ?一緒行きましょう」と乗せて下さった。なんと親切な!おかげで楽した上にタダで志賀島へ。やっぱ日頃の行いかなぁ。うん。
 
チームハコベジの他のメンバーとゴトー先生とマネージャーさんは船で来て会場で合流。
開会式の後、いよいよスタートラインへ。40代以上のマラソン大会だが、どうも見た感じ日に焼けて脂肪もそぎ落とされたツワモノぞろい。走り慣れているのは一目瞭然。こりゃワシはかなり遅いほうだろうと思い、少しでも稼いでおこうと一番前のほうにスタンバイ。
号砲とともに一斉にスタート!みんな怒涛の勢いでワシを追い抜いていく。それもものすごい数に。スタートして最初の500mまでに40代・50代の男性のほとんどに抜かれた。そこでワシは思った。「あぁこりゃワシの出る大会じゃなかったんだな」と。まさにセミプロ級の走りの人ばかり。おったまげた。
それでもなんとか自分のペースを探そうとするが、舞い上がってしまってうまくいかない。ようやく4キロ地点くらいからマラソンらしくなってきた。心中混乱、ペースはつかめず、息はあがる。こりゃゴールできれば上等だという状態でなんとか身体をひきずってゴールを目指した。
地元の人たちの応援に大いに励まされた。実際に力も湧く。優しい言葉一つで冬中暖かいということわざがあるが、まさに応援の声一つでスタミナ充電という感じか。
天気はよかったが風は強かった。前半は向かい風。海は秋陽はじいてまぶしいほど輝いていたがじっくり楽しむ余裕などあるわけない。
ゴールが近づいて来てもラストスパートする力は残ってなかった。ほぼ全体力使い果たしてゴールした時には本当にホッとした。タイムは58分49秒。まさにギリギリで1時間を切った。成績表を見てみるとほとんどの人が50分かかっていない。恐ろしい大会に出てしまったもんだ。
 
ゴールした後はゴトー先生とマネージャーさんの手回しのよさで砂浜で弁当やらサザエのつぼ焼きやら食べながら昼間からビールで祝宴。走った後の海の幸はまたこたえられんな。
 
なにはともあれ今回の経験は、もっと速くなりたいという欲求に火をつけてくれた。来年はもっといいタイムでゴールしてやる!めらめら~!(また出るのか?)
 
「島の風」
 
つわものが つどいて島の 風となり
我を残して 過ぎ行きにけり
 

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (ハコベジ)
2009-10-20 00:24:19
お疲れさまでした!
あのあと地引網も必死でやったのですが、かかった魚をもらえたのは子供たちだけでした(涙)また来年もサザエ宴会しましょう!
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是非 (えしぇ蔵)
2009-10-20 06:35:38
サザエ宴会しましょー!
そして来年はセンセーも走りましょー!
返信する

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