えしぇ蔵日記

えしぇ蔵日記のブログ版です。

隕石と周恩来

2008年05月26日 | えしぇ蔵的歴史探訪
旅の疲れをとるために「中国鍼灸院」さんにお邪魔した。呉先生がパソコンでプリントアウトしたものを見せるので何かと思えば、なんと!呉先生が書いた「えしぇ蔵日記」だった。
 
呉先生: 「はい。今日の日記」
ワシ: 「すごい(笑)。書き方までちゃんと真似してるし」
呉先生: 「今日は日記書かなくてもいいネ」
ワシ: 「はい。楽です」
 
その呉先生が書いた「えしぇ蔵日記」を以下に公開。


「隕石と周恩来」
 
健康のため、まずは「中国鍼灸院」で充電。今日も不思議な話を聞いた。
 
呉先生: 「今日は隕石と周恩来の話ネ」
ワシ: 「はい」
呉先生: 「1976年、看護婦が毛沢東に新聞を読んであげたことがあったヨ。『1976年3月8日、隕石が中国東北部吉林に落下。最大のものは1770kgで石質隕石では世界最大。100kg以上のものが3個、0.5kg以上のものは100個を越え、範囲500kmにわたって落下』。ここで毛沢東は、『星隕人死』と言ったネ。看護婦は誰か死ぬと星が落ちるものなのか?と訊いたネ。毛沢東は、『天人合一。偉い人が生まれると地震があり、死ぬと隕石が落ちる』と答えたよ。中国の歴史には偉人と隕石の記録はたくさんあるヨ。三国志の孔明が死んだ時も五丈原に星が落ちたヨ。毛沢東は窓から星を見て亡くなったばかりの周恩来のことを考えたヨ。そして自分のことも・・・」
ワシ: 「へー」
呉先生: 「1976年に周恩来、朱徳、毛沢東の三人が逝世したヨ」
ワシ: 「そうなんですか」
呉先生: 「1976年7月28日に中国唐山大地震(マグニチュード7.8)があったのは、小平の改革解放や富民強国の案が誕生した年ネ」
ワシ: 「今回の四川大地震もなにかあるんですかね?」
呉先生: 「13億中華巨龍が起きて飛ぶ時は凄い地響きを伴うかもネ。この話を小説家神宮先生にお願いしましょうネ」
ワシ: 「えー!」

いわゆる隕石と偉人の伝説だな。おもしろいなぁ。
 
「周総理」
 
蜀相諸葛孔明死、(蜀の諸葛孔明死して)
人悲星落五丈原。(五丈原に星落ちて人悲しむ)
周恩来総理逝世、(周恩来総理死して)
隕石如雨涙若泉。(隕石は雨のごとし、人の涙は泉のごとし)


・・・先生すごすぎ。言い回しとかワシのリアクションとか、そっくりやん。でもワシならこんなすごい漢詩は書けない・・・。
 
コスモ不動産」さんの後、「福岡大手門」さんへ。幸恵さんのピアノ&声楽教室のブログが出来たので日記の書き方の説明をした。幸恵さんはなんと武蔵野音大でピアノと声楽を学んだというからすごい。華奢なのにどうしてオペラみたいな声が出せるのか不思議で訊いてみると、別に太ってなくてもトレーニング次第で出せるようになるらしい。いつか聞いてみたいやねぇ。
Tanaka Music School
 
「粕屋のお客さん」、「藤田」さんと訪問して今日はおしまい。まだ旅行の疲れが足に残ってる。
 
「残心」
 
身は勤め
心は京に
残しけり
 
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2 コメント

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Unknown (NAO)
2008-05-31 00:41:33
お久しぶりです。呉先生バージョンの日記は
本当によく書けていますねぇ。
上手すぎて大笑いしてしまいました!!

先生は本当に多才な方ですよね。
最近は手作りパンに凝ってるみたいですので、
そのうちパンのネタを提供されるでしょう(笑)
返信する
パン? (えしぇ蔵さん)
2008-06-01 09:23:56
へー、先生パンも焼くんですか。どんなかなぁ?食べてみたいすね。
返信する

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