えしぇ蔵日記

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五月の京都 その3

2008年05月25日 | Weblog
「あずき屋」の朝は大正浪漫風の部屋で洋食。それもまたよしか。
 

 
チェックアウトの時間まで近くの「南禅寺」を見に行った。ここの山門から石川五衛門が「絶景かな」と言ったそうだが、そびえ立つその偉容を見ればそう言いたくなるのもわかる。ならばワシもと山門に登ろうとしたが、「500円也」。全く京都の寺の経済観念には感心する。あれ見るも銭、これ見るも銭。
 

 
純和風の世界の中にいきなり出現する煉瓦造りの水路。せっかくの景観を壊すかと思いきや、ローマの水道橋を模したという赤煉瓦の古びた造りが意外にマッチして不思議な雰囲気を出していた。これはこれでいいかもしれない。
 

 
ここのメインはなんと言っても「方丈。静かなる美は多くを語る。しばし時間を忘れて縁側に膝を抱えて無の境地。
 

 

 
宿をチェックアウトし、京都駅に荷物を預けた後、北野天満宮へ。ここで開催される骨董市は今回の重要な目的の一つ。姫は目を輝かせていた。ある人にはがらくたに過ぎないものが、ある人にはこの上ない宝物になる。がらくたの山から自分だけの宝物を探すのが骨董市の醍醐味。見比べて、値切って、楽しいやね。
 

 
お昼は「鳥岩楼」で親子丼。思ったより濃いめの味だったがさすがにレベルが高い。量も適度でご満悦。
 

 
午後の最初はパン屋「ハチハチ」へ。しかしまたなんでこんなところで?と思わせるような住宅街の奥の古い民家を改装して営業していた。いい仕事をしていればどんな場所だろうが関係ないということを実証していた。たいしたもんだ。
 

 
次は唐紙の「唐長」で時代に左右されないセンスを、お香の「リスン」でバラエティ豊かな香りの世界を見た。
 

 
最後は「錦市場」で買い物、「ソワレ」でお茶してから京都駅へ。
こうして二回目の京都探訪は終了。今回でだいぶ土地勘も掴んだ。あぁ早くこの街を最も多く旅した街にしたい。
 
「京の街」
 
知り尽くし
食い尽くしたし
京の街
 
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