「東部ハウジング」のOさんが中国に帰ることになった。ワシと会うのも今日が最後。なんとも残念な別れだ。
Oさんは日本語が全くわからない状態で単身中国から渡ってきた。そしてバイトをしながら大学に通い、「東部ハウジング」さんに就職して宅建免許も取得した。全くたいしたもんだ。ワシなんて言葉もわからない外国に行ってその国の資格を一つとれと言われたら即座にギブアップだ。実にバイタリティにあふれた人だと思う。きっと中国でも成功されるだろうと思う。
Oさん、中国に戻っても頑張って下さい!
ワシ: | 「どうして日本に来ようと思ったんですか? |
Oさん: | 「無理矢理です」 |
ワシ: | 「無理矢理?(笑)」 |
Oさん: | 「そうです。親に言われて」 |
ワシ: | 「お前、日本に行って来い!みたいな感じで?」 |
Oさん: | 「日本かブラジル、どっちか選べって言われて」 |
ワシ: | 「へー!」 |
Oさん: | 「中国にいたら駄目って言われて」 |
ワシ: | 「そうなんですか!」 |
Oさん: | 「それで日本を選びました」 |
ワシ: | 「すごいですね」 |
まさにかわいい子には旅を、だな。素晴しいご両親だ。つらかったろうけど、それでOさんは大きく飛躍したわけだからご両親の決断は見事に実ったわけだ。
親っていう仕事はそれぐらい厳しい面もないといかんのやろうなぁ。
「親」
安穏を 許さぬ親の 厳しさに
潜むは愛と 別離の涙
蔵
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