乳白色とはこのことか。濃い霧は朝の新宮を覆っていた。母なる立花山はその麓から姿を消していた。まるで異郷の地を行く気分でM島さん宅へ。M島さんは来年のカレンダーの表紙を製作中だった。表紙に自作の短歌を入れるということだが、そのために作られた数編を読ませてもらった。いい歌を詠まれるなと思った。やはり長い人生の険路を歩んだ人のつくるものはどこか違う。40年生きたぐらいで及ぶ範囲ではない。
![](https://www.s-harvest.com/ese/diary2008/pics/0622/01.jpg)
午後から姫と前原へ。数軒取材した後、「浮岳茶寮」さんへ写真撮影にお邪魔した。昭和21年築の純日本家屋はどこを撮っても絵になる。いいもんだ。古い日本家屋の中にいるとどこか故郷に帰ったような思いになるのはワシだけだろうか?それとも日本人ならみなそうか?
帰りも数軒取材してから帰宅。霧と霧雨に包まれた一日は幻想的だったのでちょいと日記も文学的に書いてみた。
「まぼろし」
霧雨の
おおふましろき
野の末に
うかぶまぼろし
いにしえの怡土
蔵
![](https://www.s-harvest.com/ese/diary2008/pics/0622/01.jpg)
午後から姫と前原へ。数軒取材した後、「浮岳茶寮」さんへ写真撮影にお邪魔した。昭和21年築の純日本家屋はどこを撮っても絵になる。いいもんだ。古い日本家屋の中にいるとどこか故郷に帰ったような思いになるのはワシだけだろうか?それとも日本人ならみなそうか?
帰りも数軒取材してから帰宅。霧と霧雨に包まれた一日は幻想的だったのでちょいと日記も文学的に書いてみた。
「まぼろし」
霧雨の
おおふましろき
野の末に
うかぶまぼろし
いにしえの怡土
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