オランダ応援なので、こういうタイトルになってます。
日本代表礼賛記事を期待していらした方は、回れ右してください。
もちろん、いち日本人としては日本代表が勝ったら嬉しく思いますが、サッカーファンとしてはドイツ・ベルギー・オランダを優先して応援しておりますもので、御理解よろしくお願いします。
獅子君臨!ニホンなんか毛糸玉みたくオモチャにしちゃうもんね!と、勇ましかったのですが。。。
13年11月16日 国際親善試合 日本 2-2 オランダ
交代:ヴィレムス(46N・デ・ヨンク)、デパイ(69S・デ・ヨンク)、デ・グズマン(78ファン・デル・ファールト)
サブ:ステケレンブルフ、クルル、ファン・デル・ヴィール、フェルトマン、プロッペル、フェル、スハールス、ナルシング
得点:ファン・デル・ファールト(12)、ロッベン(39)、大迫(44)、本田(60)
カード:■ 今野(81)、フラール(87)
逆に「おもてなし」されちゃいましたことよ(´Д`)
下馬評に関係なく、ワタシ個人は「どーせスコアレスドローとかじゃねぇーの?」と思ってました。
どこか気を抜いたオランダとそんなオランダを崩せない日本、という展開を想像してました。
しかしなかなかどうして。白熱の展開になりましたね。
ご存じの通り、前半はオランダ、後半は日本、という、まったく真逆の試合展開になりました。
(向かって左側に座ってたお客さんたちは、ずっとこっち側で試合が行われてきっと楽しかったことでしょうね~)
オランダは負傷者が続出したため人員配置がイレギュラーなことに。
ワントップにシーム・デヨンク、後半からは左SBのブリントがアンカーに。
2人とも、アヤックスでは何度もプレーしているらしいのですが、代表では初めての試み。
そして残念ながら2人ともゲームに入れず、特にボランチでのブリントはダメダメすぎて痛々しいばかり(涙)。
両チームとも勝敗を分けたのは(結果はドローですが、実質的に日本の逆転勝ちとワタシはみなしております)、後半開始時点の交代采配だったかも知れません。
殆どの試合レポにて、オランダはゲームをコントロールしていたナイジェル・デヨンクが下がったせいで崩れた、とありまして、ふむむ、なるほどそうなのか~、と。
ミランでも頼りにされてるようですし、ここにきてデヨンクの評価が高まってるのは喜ばしいです。
もう彼を語る時に、あのカンフーキックを引き合いに出されることはありません。
そして日本は。やっぱり香川は凄かった!ということを思い知らされました。まいったまいった(^^ゞ
結局本田・香川・遠藤は鉄板トリオなのか~。
それが良いのか悪いのとかいう議論はワタシのあずかり知るところではありません。
ただ、絶対的すぎる選手が君臨しているのは、いざという時を思うと、いいことばかりじゃないんでは、と思います。
オランダの交代選手の中で、デパイがまずまずフレッシュだったのは、PSVファンとしてほっとしました。
90分プレーさせたらどうなのか怪しいですが、ジョーカーとしては効きそう。
ロッベンのスーパーゴーール!!
ファンデルファールトのサイドチェンジのクロスがぁー!と言われてましたが、シュート自体も素晴らしかったー!
いつの間にか副キャプテンに昇格していたロッベン。最初からキャプテンとして出場するのは今回が初めて。
嬉しそうに意気込みを語る。
しかし記念すべき試合はがっかりなことに…。
正直キャプテンの器かどーか疑問を感じないでもありませんが、形が器を作って行く、ということはよくあることです。がんばりや~。
余談ですが
隣国での試合だったのに、オランイェサポの異常な少なさが気になっています。スタンドもガランとしてるし、観客の7割?8割?が日本サポだったとか。
何かあれですか、ベルギーとすごく仲悪くて、そんなとこへわざわざ行くか!とか、我が国の試合なのに、なんでウチでやらんのか?しかもアウェー扱い?ということに対する反対行動か何かだったのでしょうか?全然知りませんけど。
[追記]
ちょっと日本での言われ方が偏ってる風に見受けられますので、いちおう釈明します。
オランダのスタメンや交代策が日本をナメてたんじゃないのか、とか言われてますが、すべて選手の故障によるものです。
ザルザルだった4バックはフラールを除いていつものスタメンです。フラールはレギュラーのマルティンス=インディが怪我をしたため起用されたもの。
ナイジェル・デヨンクが下がったのは前半に左脚を痛めたため。そこに本来ならスハールスが入るところですが、そのスハールスも試合前のウォーミングアップで足首を捻挫、プレーできない状態でした。そこでブリントがボランチに入ったというわけです。
(ストロートマンやファンデルファールトを一列下げるという手もあったと思いますが、そこはファンハールの考えです…)
結果的にこれらの策が失敗しただけのこと。
ファンハールとしては、現状で考えられる中でベストの布陣でこの日本戦に臨んでいたはずです。
それだけでなく、むしろ、日本の都合に合わせて、ベルギーまで来てくれたこと、試合開始時間を設定してくれたことに、日本側は感謝するべきではないでしょうか。