興奮した!
12年6月24日 EURO2012 準々決勝 イングランド 0-0(PK2-4) イタリア
なんとまさか!このワタシがイタリア代表を応援する日が来ようとは!
ワタシが「ファンボメルのミラノの舎弟」と勝手に思っているアバーテが先発だから、というのもありましたが、この大会ですっかり攻撃的になったイタリアのことが気になっていたのです。
はたして、期待にたがわぬ、美しく華やかな、そして気持ちのこもった超攻撃的サッカーを展開!とても魅力的で、次にドイツと対戦するのは、是が非にでもこのイタリアであって欲しい、と思いました。
頼もしい中盤3人衆。
とにかくピルロが素晴らしかったです。まさにアッズーリの心臓。イタリアの至宝。天才だよアンタ!(←今さらすぐる)
…もうミランを辞めたのでヤキモチを妬く必要もなくなったので、その凄さ上手さに素直に感心しましたよ。
まあとにもかくにも、後世語り継がれるであろう、PK戦での意表を突いたチップキック!
あんな緊迫した状況であんな飄々としたプレーを選択するとは、どんだけ肝が太いのか。6年前のW杯決勝のPK戦でカンナバロにしがみつき、4年前のEUROで敗退が決まってびーびー泣いていた姿が嘘みたいです。
そしてモントリーヴォもいいですねえ(^ー^)。ピルロと共に、よいアクセントになっていました。センスもあるし(華麗なおしゃれループパスとか!)、すごい運動量でハードワークするし。今まで何度も対戦しているのですが味方目線で見るのは初めてでした。こんなにいい選手だったんだー?(←だから今さら)
いやー、彼が来るならミラン大丈夫じゃん?とか思いましたよ。
ただアッレグリはこのモントリーヴォをどういう風に使う気なのだろう、というのが気になるところ。献身的によく動いてくれるのですが守備面ではちょっと軽めの感じがするし、ファンボメルのようにチームを安定させる重しとしては向かない気が。来シーズンこそはちんたらずっしりサッカーから脱却するつもりなら、それでもいいけど…。
って、
ついミラニスタ目線になってしもうた。もう俺のチームじゃないのに(´・ω・`)
そんなこんなで、殆どの時間帯でイタリアが優勢だったのですが、イングランドも辛抱強く守り抜き、堅実な試合運び。
もちろんそんなイングランドにもチャンスは沢山あったし見どころ満載、主審のコントロールも良く比較的クリーンでしたし、WOWOW野口さんの神解説(※感想には個人差があります)のおかげもあり、古豪対決にふさわしくとてもハイレベルでエキサイティングで、今大会ベストゲーム最有力候補となるであろう、素晴らしい試合を堪能しました。
もう1回見るかどうかはさておいて、すぐにHDDから消してしまうのはもったいないわ~。
しかしこんなに押せ押せで圧倒していたのだから、やはりイタリアに報われて欲しい。PK戦はくじ引きみたいなもんだから恨みっこなしとはいえ、負けるのはやっぱり理不尽だお~(>_<)と思っていたのですが
さすが場数の違いか、数々のピンチにも終始落ち着いていたジジ神様。
そのブッフォンがイングランド最後のキッカーになったA・コールのシュートを1本止めたのも含め、イングランドは2人失敗。モントリーヴォが外しただけのイタリアが、PK戦を制して勝ち抜け決定!!わあよかった~(T∀T)報われた!
試合が終わった後、ノーサイド状態でお互いが健闘を称え合う姿が自然な感じで、とても良かったです。感激しました。
というわけで、準決勝でドイツはイタリアと対戦することになりました。強敵ですが、それだけにすごく楽しみです!
試合日程の都合でドイツの方が有利らしいですが、フェアなゲームにしたい。イタリアにはなんとか疲労回復してもらって、ベストの状態で臨んで欲しいです。もちろんドイツも。
おまけいろいろ
芸術的な座り姿
参照資料
PK戦の前。ブッフォンどこへ行く。トイレか?
そのPK戦、緊張のあまり?どんどん変化して行くハートの表情…
第1キッカー、バロッテリの時。まだちょっと余裕
シコ踏んで気合い入れる
第4キッカー、ノチェリーノの時。なんとなく余裕なくなってる感じ…
最終キッカーとなったディアマンティの時。ベロ出して目見開いて、もうなんだか、壊れかかってるように見えて、こっちにまで緊張が伝わるよ~(汗)
本日のヒマつぶし
この写真の中に、ドイツの某サッカーチームのTシャツ(ユニフォームではない)を着ているサポがいますので、探してみよー。
さすがにTV画面フォトだとボヤッとしちゃってわかりにくいのですが(^^ゞ、ポチするといちおう大きくなります。