ランダム・メモランダム 3

バイエルン・ミュンヘンとマルク・ファン・ボメルを応援しています

6月22日(金)のつぶやき

2012-06-23 03:09:46 | EURO 2012

00:51 from Tweet Button
Oliver Kahn - "Zeitpunkt f�・r Deutschlands Kr�・nung ist gekommen" welt.de/sport/fussball… @weltonlineさんから

19:01 RT from Twitter for iPhone  [ 23 RT ]
昨日、チェコ対ポルトガル、ずっとCロナウドを目で追ってみたのですが、まあ、動かないこと。ただし、チャンスとなったときの決断の速さと動き出しの切れは圧巻。最も怠惰で、最も危険な選手でした。
木崎伸也さんのツイート

19:14 from Twitter for iPhone
Cロナがファウル食らった時、どんな体勢からでも必ず審判の方を見て倒れているのかどうか興味ある。準決勝で調べてみるか。

20:32 from HootSuite  [ 1 RT ]
オリバー・カーンは今日ギリシャが勝ったら海で泳いでみせると約束したもよう。

20:37 from HootSuite
ZDF「もちろんそんなこと(ドイツ負)はあっちゃあいけませんが、もしそうなったら、少なくともカーンが泳ぐところを楽しみにしましょうムフフ」カーン「泳がなくてもいいように頼んます」(←大幅意訳)

20:37 RT from HootSuite  [ 2 RT ]
Wir wollen ja nicht hoffen, dass es soweit kommt - aber sollte die DFB-Elf verlieren, wollen wir wenigstens Olli Kahn in der Ostsee sehen :)
ZDF Sportさんのツイート

20:37 RT from HootSuite  [ 80 RT ]
@dfb_team lasst mich bitte nicht baden gehen #ostsee #viertelfinale
Oliver Kahnさんのツイート

20:38 from HootSuite
いいなあドイツのTV。楽しそう~。

20:46 from Twitter for iPhone  [ 1 RT ]
ついに禁断のカーンのハダカが公開されるのなら、ドイツが負けても...ぶるぶる、何を考えてる自分。でもカーンのハダカの方が、EUROで優勝するより難しいミッションだと思うのよ。

20:49 from Twitter for iPhone
期待してたら、競泳用のスイムスーツで登場する気がする(^_^;)

20:51 from HootSuite
はっΣ(゜∀゜) 何をwktkしてるんだ自分。

21:16 from web
VdV「(代表チームは)たしかにいくつか問題はあったが、本当に、言われてるほどは悪くなかった」と、kickerに語ったというが…。サイト版には出てないみたい。

21:20 from Tweet Button
Kahn lobt Neuer: ?Macht einen soliden Job“ - Bild.de #BILD bild.de/newsticker-mel…

21:23 from Tweet Button
ショル監督がバイエルンIIのトレーニングに登場 Mehmet Scholl ? erstes Training bei Bayern M�・nchen II - FC Bayern - Bild.de bild.de/sport/fussball… @BILDさんから

21:23 from web
TVの仕事はどうしたのか、と思ったらかけもちみたいね。今晩はフランス対スペインの解説をするようで。お疲れさまです。

23:39 from web
立ち直りかけたところにまた落ち込み直す記事が… ⊃д`)もうダメポ

by Coriander_MVB on Twitter


僕たちの失敗

2012-06-23 01:39:42 | オランダ代表

(注※アノなつかし「純愛ドラマ」の主題歌になった、昭和のカリスマソングネタではありません)

東のハリコフ 変われない僕たちがいた
悪い夢のように 時がなぜていく…
ダメになった僕を見て 君もびっくりしただろう・・・

なんでこうなった?

今回のオランダの無残としか言いようのない敗退について分析しているレポは沢山あり、そのどれもが大体同じようなことを指摘しており、そしてそのどれもが、納得・共感できる内容でした。
それほどまでにわかりやすい構造だったということでしょう。
なのでワタシが付け加えることなど何もないのですが、せっかくなので、ドシロート目線的外れ恐縮ですが、思ったことを書いてみようと思います。

・ 変われない僕たち
W杯準優勝の栄光から、戦い方もメンバー構成も殆ど修正を加えませんでした。若手を試すチャンスの親善試合でさえ、基本はいつもの主力選手をそろえてのガチモード。
おかげでターンオーバー要員が育たず、選手層は薄くなりました。
今大会の最中に効果的な交代策が取れず、「いつものメンバー」を並び変えるだけでせっかく招集した若手たちを使えなかった所以です。

それでもその主力たちが元気で、チームが機能していた予選の期間中は楽しく勝ち続け、試合内容も攻撃的で華やかなものに。
不安材料に気付かないふりをしつつサクサクと本戦出場を決め、この時点では「優勝候補」と言われるのもむべなるかな、と、彼らも我々もいい気になっておりました…。

・ 予感はあった
ですが、予選最終戦のスウェーデン戦に負けたあたりから、様子がおかしくなって来ました。と、ワタシ個人は思っています。
どうしてもこの試合に勝って本戦出場を決めたかったスウェーデンとはモチベーションが違い過ぎた、とはいえ、あの敗戦をもっと真剣に受け止めて欲しかったです。
そして忘れもしない11年11月15日、親善試合で、1.5軍のドイツに悪夢の完敗。
さすがにこれには思うところがあったようなのですが、しかし、それから彼らは、せっかく与えられた宿題をこなさなかったのでしょうか。2月に行われたイングランド戦でも、さほど修正されたとは思えないびみょうな内容で、ロッベンの個人技でぎりぎり勝った感じでした。勝ったからよし、という試合ではないのに、勝ったからよし、になってしまったようです。
そしていよいよ本戦出場に向けてのキャンプイン。登録メンバーの発表。
この時点で「大丈夫か?(汗)」と思ったオランダファンの方も多かったのでは…。
ミランで大躍進したエマヌエルソン、エールディヴィジ得点王ドスト、オランダのシーズン優秀選手(2位だったか3位だったか)のクラシーを予備登録メンバーの時点から招集外。ヴィレムスを呼ぶのなら、彼らだって候補ぐらいには入っても…。特にエマヌエルソンは中盤も(最懸念事項だった)左SBも出来る貴重な人材でした。
最終的に発表された23名も、攻撃陣はともかく、守備陣が…EUROレベルで使える選手がいないというのが一番の理由でしょうが、それにしても。
本職ではないスハールスが初招集最年少ヴィレムスのバックアッパー…。(結果的にヴィレムスがまずまずのプレーをしたので問題にはなりませんでしたが、あくまで後から言うことです)

・ 不協和音
「内部分裂」「監督と確執」「造反」は、スキャンダラスな言葉を使いたがるマスコミの煽りも多分に含まれていると思うので、注意する必要はあります。誰誰が誰誰と、と適当な組み合わせを捏造した記事もあったのではないでしょうか(知らんけど)。
ただ、雰囲気が良くなかったのは確かだろうと思います。
もともと気の強いエゴイスト集団のオランダ代表、仲が悪くて当たり前、と言われてますし…。それでもファンマルヴァイク監督が就任してからはだいぶ改善されたと聞いていたのですが…

そもそも確執だとか内部分裂だとか言われるようになったのは、今大会の控えが決定したフンテラール、カイト、ファンデルファールトが相次いで不満を漏らすようになったからです。
ファンボメルは「2010年W杯の時はフンテラールはミランでうまく行っておらず、ファンデルファールトもレアルで出番がなかった」と言っていました。しかし今回は両者は移籍に成功しクラブでも活躍、特にフンテラールはブンデスリーガ得点王&予選でゴールを量産し、本戦出場に大きく貢献したというプライドがあったはずです。文句を言うだけのことはある、大選手に成長してしまったのでした。
それにしてもカイトまでもが不満を口にしたのは少々しょっくでしたが…。
そしてロッベンは、ドイツ戦で、交代を告げられた際、ふてくされた態度で、ベンチではなくバックスタンド側からさっさとピッチを出て行くという(その行為は違反ではないのね。あっちから選手が出て行くところ初めて見たかも(^_^;))。

今までのファンマルヴァイクなら、こういった態度をとった選手とはすかさず話し合って解決してきたはずなのに、今回は何もしなかったのでしょうか。そして主将のファンボメルは…
控えとレギュラー選手との間に格差感があるから、こういうことになるのでしょう。
ファンボメルは「我々には23人全員が必要だ」と何度も力説してきましたが、プライドばかりムダに高いエゴイストどもにとっては、所詮きれいごとだったのかも知れません。(ファンボメルのコメントばかりですみません、何しろそれしか拾ってないので(^^ゞ)

・ ファンマルヴァイクは耄碌したのか、それとも世論に負けたのか
大会前の強化試合3連戦である程度、基本的な布陣は見えたはずでした。
それが時代遅れであっても一部の選手の反感を買うことになってもオランダ国民やイジワルなお偉方がなんと言おうとも、ファンマルヴァイク監督とコーチングスタッフは頑として貫き通すべきでしょう。W杯ではそうしてきたはず。
しかし大会が始まって急に、何か、ブレてしまった感じがあります。
大会前から、「1トップにはファンペルシーではなくフンテラールを」という声はかなり大きかったようですし、サッカー解説者たちからはファンボメル不要論なども出ていました。
それでもファンマルヴァイクはファンペルシーのエース起用を続けたのですが…。
どうしても勝たなければならなかったポルトガル戦で、まるで世間の声に負けるかのように、いったん断念したはずのフンテラールとファンペルシーの併用プランを採用&ファンボメル、ハイティンハを外しました。
更にアフェライもベンチ、そしてスナイデルをウイング起用という、今までどの試合でもやったことのない珍采配を、よりによってこの大一番で敢行してしまったのです。
…結果はご存じの通り。
柔軟な対応、ではなく、単にブレてるようにしか、ワタシの目には見えませんでした。この2年間の頑固一徹の采配と比べても・・・

そうでなくても、この大会中、ファンマルヴァイクの采配に戦術らしい戦術は感じられませんでした。
いや戦術眼のないワタシが言うのもアレですが、少なくとも、チームが組織として全く機能していなかったのはワタシにもわかりました。
それは、先に言ったようなチーム内の不和、と共に、ファンマルヴァイクの判断が大会に入ってからおかしくなったせいなのではないでしょうか。
そういえば、初戦のデンマーク戦では、クライフが言っていたカイトの右SB起用なんてのもありました。本気でクライフの言う通りにしたとは思いませんが、しかし何かに流されたんじゃないかと、つい感じてしまいました。

ファンボメルは主将で、かつ監督は肉親なので、何も言いませんが、そうでなかったら、相当言いたいことはあるんじゃないのかなとか思っています。戦術のない猫の目采配を嫌ってるはずだから…

・ クラクフとハリコフは1300km
我らのナカタさんが、スポナビにこんなコラムを書いていました(「オランダ最大の敵は移動距離だった?」)。
オランダ代表がキャンプを張ったクラクフと、グループリーグの試合が行われたハリコフの移動距離は実に1,300kmと。これを2日おきに行ったり来たり、加えて気温差も激しい、自分でさえ疲れたのに、選手の疲労いかばかりか、という内容で、非常に興味深かったです。
自分も、「明け方にホテルに到着」等の記事を見て、大変だなぁ…と心配していました。
サッカーには直接関係ないと言ってしまえばそれまでですが、選手や関係者だって普通の人間、こういう生理的な要因は案外大きいんじゃないかと思った次第です。
そのつもりでつらつら考えると、チーム内での不協和音も、試合の途中で急にパフォーマンスが落ちてしまうコンディションの悪さも、ファンマルヴァイクはじめコーチングスタッフの判断のブレも、すべて説明がつきます。
彼らは常に疲れていて、常にイライラしていたのではないでしょうか。

・ 選手たちのコンディション
ファンボメルの不調(もっとも、デンマーク戦はそう悪いばかりでもなかったと思うのですが…←エコヒイキ)。
強化試合では良かったアフェライ、フラールも大会が始まるといまいちでした。
ロッベンも、ドリブルやカットイン、シュートのキレがいまいちの、「今シーズンのバイエルンのロッベン」のままでした。
フィニッシャーたちの精度の悪さ。デンマーク戦で肝心なところでずっこけたファンペルシーは言うに及ばず…。
だけど、戦犯として祀り上げられるほど、誰か特定の個人が突出して悪かったわけではないと思います。スナイデルとステケレンブルフを除く全員がひどいものでした。
それぞれはワールドクラスの能力を持っています。
だけどチームがチームとして機能しなかったら、ダメだということ。
それが出来なかったのは、やはり、選手ではなく、指導者の責任だと思うのです。

他にも、メタリスト・スタジアムの芝の長さがなんとやらとか、水をまいたので云々、という点もありますが…。

・ せめてものよかった探し
スナイデルの復調。
マタイセンがなんとか間に合ってよかった。ドイツ戦では失点にからんでしまった感じでしたが、それでも他の選手と比べると安心感がありました。
ヴィレムスが予想外の好パフォーマンス。すごく良かったというほどではありませんが、大会最年少・初招集・初出場ということを考えれば、及第点の出来でした。
ファンボメルがダメな分、ナニゲにN・デヨンクが安定していた。

・・・・・・だらだらと書いてきましたが、大体そんな感じです。

この無残な敗北を受け、オランダ代表は大きく生まれ変わらなければならないのでしょう。待ったなしの改革の時が来たと思います。
時間はかかっても、ドイツのように、10年規模で建て直す覚悟を持って取り組んで欲しいです。特に守備の人材を育てなければ。よその国の選手を帰化させる、という手に甘んじてはいけませんよ。

…まず犠牲になったのは、他でもない、ファンボメルでした。
彼だけが特に酷かったとは思いませんが、主将としてチームをまとめられなかった責任を取らされたのか、単に年齢(チーム最年長35歳)という物理的な要因でふるい落とされたのか、今はまだわかりません。
ですが、代表引退は本人が積極的に希望したものではないと、それだけは確信しています。「やめたくない」という言葉が物語っています。
粛清されるのは彼で終わりなのか、これからまだ続くのかは、ワタシにはわかりません。
ともあれ、ファンボメル代表引退の件については、また別logで…

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・・・文章を修正したつもりですが、結局あんまり変わってない(汗)